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ハヤカワ文庫SFリスト
1977年(SF0221〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2017年(SF2110〜)2016年(SF2046〜)2015年(SF1985〜)2014年(SF1935〜)
2013年(SF1885〜)2012年(SF1836〜)2011年(SF1791〜)2010年(SF1739〜)
2009年(SF1695〜)2008年(SF1647〜)2007年(SF1595〜)2006年(SF1543〜)
2005年(SF1496〜)2004年(SF1466〜)2003年(SF1429〜)2002年(SF1385〜)
2001年(SF1340〜)2000年(SF1296〜)1999年(SF1256〜)1998年(SF1217〜)
1997年(SF1175〜)1996年(SF1128〜)1995年(SF1089〜)1994年(SF1045〜)
1993年(SF0997〜)1992年(SF0958〜)1991年(SF0909〜)1990年(SF0852〜)
1989年(SF0803〜)1988年(SF0752〜)1987年(SF0699〜)1986年(SF0646〜)
1985年(SF0593〜)1984年(SF0541〜)1983年(SF0501〜)1982年(SF0460〜)
1981年(SF0420〜)1980年(SF0374〜)1979年(SF0326〜)1978年(SF0274〜)
1977年(SF0221〜)・1976年(SF0181〜)1975年(SF0155〜)1974年(SF0134〜)
1973年(SF0078〜)1972年(SF0047〜)1971年(SF0014〜)1970年(SF0001〜)
 


 
 
SF221『オッド・ジョン』オラフ・ステープルドン
 歩くことも這うこともできない発育不全の赤ん坊が、実は五歳だった。彼の名はオッド・ジョン……だが、その子供は高等幾何学を解し、一般相対性原理を論じる恐るべき神童であり、テレパシー、催眠術などのさまざまな超能力を持つミュータントだったのだ! 人間を劣等種族とみなす彼は愚かなる人類により呪詛、疎外されている〈超人類〉を結集し、新世界を建設すべく崇高かつ遠大な計画を胸に立ちあがった。ホモ・サピエンスにとって代る、新しい人類によってこの地球を引き継ぐために! 宇宙的広がりの理想主義と、深遠な哲学的洞察を導入した、SFの古典的名作登場!
(引用:早川書房)
 
SF222発狂した宇宙』フレドリック・ブラウン(2001/4)
 月ロケットが地球に墜落し、キースはべつの地球にとばされてしまった。地球人たちはアルクトゥールス星と戦争を繰り広げており、キースはスパイと間違えられてしまう。
 
SF223『宇宙軍団』ジャック・ウィリアムスン
 太陽系の平和と秩序を守るガーディアン、それこそわが宇宙軍団! 選びぬかれ、鍛えぬかれたかれら精鋭スペースマンこそ、太陽系文明の存続を狙っていたのだ。だがいま、人類の住むすべての惑星が滅亡の不吉な影に怯えていた……。はるかな宇宙、バーナード遁走星雲から、恐るべき怪物メドウサが突如襲来したのだ。千フィートを越える球体宇宙船瞬時にしてなにものをも焼きつくさずにはおかぬ得体の知れぬ赤ガス——いまこそ、宇宙軍団の真価が問われるべき時だった! E・E・スミスの〈レンズマン・シリーズ〉に匹敵する、本格スペースオペラの古典的名作!
(引用:早川書房)
 
SF224地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス(2000/2)
 ヒューゴー賞受賞
 自転をやめた地球は、太陽に片面を向けてまわっていた。そのため昼の面は熱帯化。巨大な樹木に支配され、文明は失われていった。人類の末裔・少年グレンは部族を追放され旅にでるが……。
 
SF225『海底牧場』アーサー・C・クラーク
     新装版『海底牧場(2006/10)
 世界連邦食糧機構は食用鯨を放牧し、人類の食糧に当てるようになっていた。牧鯨局の一等監視員バーリーは監視業務から外され、謎めいた新人を教育することになるが……。

 

 
 
SF226月は地獄だ!』ジョン・W・キャンベル・ジュニア(2009/4)
 月で2年に渡る調査を終えつつある探検隊は、地球に帰る船を待ちわびていた。ところが、事故が起こり船は大破。残り少ない物資で救助を待つこととなるが……。
 
SF227『時の牢獄』クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ32》
  町を襲い全生命体を抹消する姿なき敵・・いまや、全銀河系はかれら異時間平面によって呑みこまれようとしていた。だが、交錯する二つの次元の接触面に、敵の時間平面への入り口を見付けたローダンは、レンズ=フィールド=ジェネレータなる装置を開発して敵地へ侵入することを考えた。帰還の保証もない、危険なこの冒険はローダンにとって一つの賭だった。輝く光の窓がジェネレータから生じ、遠征隊は出発したが、その行く手には、異常に時の流れののろい世界が彼らを待っていたのだ。銀河系の運命をになって……!
(引用:早川書房)
 
SF228タイム・パトロール』ポール・アンダースン(2001/6)
 西暦19352年、時間航行の方法が発見された。人類の末裔デイネリア人は時間航行を規制し、時間管理局を設立する。エヴァラードは、時間管理局で無任所職に就き、さまざまな問題を解決していく。
 
SF229アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック(2000/3)
SF229アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック(2003/12)
 火星から、新型アンドロイド8人が地球に逃げ込んできた。逃亡アンドロイドを狩るのはバウンティ・ハンターたち。主任のホールデンが捜査に当たるが、撃たれてしまう。仕事を引き継いだデッカードだったが……。
   
SF230宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン(2007/3)
 ヒューゴー賞受賞
 18歳になったジョニーは、地球連邦軍に入隊。そこで2年間がんばれば市民権を獲得することができるのだ。ジョニーは機動歩兵部隊に配属され、訓練に励む。その最中、戦争が勃発してしまった。地球連邦軍は、敵の本拠地惑星クレンダツウへと攻撃を仕掛けるが……。

 

 
 
SF231『時空大脱出!』クラーク・ダールトン&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ33》
 異時間平面へ侵入したまま遠征隊は脱出不可能となった。かれらの帰りを今や遅しと待ち受けるローダンも、その生還をほぼ絶望視しかけていた。と、電子物理学者からの報告。遠征隊を送り込み、二つの異平面の移動を可能としたLFG装置の欠陥が明らかになったのだ。すぐさま新たなジェネレータの製造が急がれ、しかも今度は船ごと移行できるように改良された。二つの次元の接触面をなす光の窓からローダンみずから未知の次元へ乗り込んでゆく。遠征隊の救出は成るか? 依然謎に包まれている。姿なき敵の本当の正体は?
(引用:早川書房)
 
SF232小鬼の居留地』クリフォード・D・シマック(2006/9)
 超自然現象学部の准教授マックスウェルは、物質転送機で旅立った。ところが、着いた先はどことも知れない透明な星。やがて地球に帰還するものの、すでに別のマックスウェルが帰国し、事故死していた。いったい何が起こったのか?
 
SF233『プリズナー』トーマス・M・ディッシュ
 引退した元情報部員の目覚めたその村には名前がなかった。そればかりか、村人たちはひとり残らず番号で呼ばれている。本屋の主人は98号、清掃夫は189号、ウェイトレスは127号、そして彼自身はなんと6号にされていた! なぜこんな村に彼はいるのか? この村の正体は、またその目的はなにか……? 渦まく疑惑の中で必死の逃亡をはかる彼——6号。しかし、その努力は錯綜する虚実の迷路にむなしく消え、ついには彼自身さえ村の重要人物になってしまうのだった! 異色のテレビ映画『プリズナーNo.6』に材をとり、鬼才ディッシュが悪夢的な世界をサスペンスフルに描く。
(引用:早川書房)
 
SF234スラン』A・E・ヴァン・ヴォクト(2002/6)
 〈スラン〉たちは、並外れた知能と特殊な能力を持つが故に迫害されていた。9歳にして孤児となったジョミー・クロスもそのうちのひとり。クロスは〈スラン〉の特徴である触毛を隠し、父の大発明を引き継ぐべく努力を重ねるが……。
   
SF235渇きの海』アーサー・C・クラーク(2005/6)
     新装版 『渇きの海(2009/12)
 月の遊覧船〈セレーネ〉号が遭難した。予期せぬ月震のために、塵の海に沈んでしまったのだ。月の交通管制所は異常事態をつかんではいたが、連絡がとれないために状況が分からない。やがて人工衛星からの走査により、〈セレーネ〉号の遭難地点が確定されるが……。

 

 
 
SF236『双子惑星恐怖の遠心宇宙船』ニール・R・ジョーンズ
 《ジェイムスン教授4》
 おなじみ21MM−392ことジェイムスン教授とゾル人一行は、大宇宙の驚異を求め、星系から星系へと果てしない探険の旅をつづけていた。次々と出くわす奇想天外な冒険の数々、さて今回は——政敵の奸計によって陥れられ、流刑にされた元政府主席の身の上に同情した機械人一行は、遠心力によって惑星間を移動する飛翔船にのり、彼の無実を証明するために飛びたったのだが……「双子惑星恐怖の遠心宇宙船の巻」、巨大な岩板の形をした奇妙な惑星を調査中、光り輝く奇怪な食肉生物の群に襲われた教授たち一行の運命やいかに!? 「箱型惑星光球生物の怪の巻」など痛快スペースオペラの決定版シリーズ第四巻。
(引用:早川書房)
 
SF237ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム(2005/2)
     完全翻訳版『ソラリス』スタニスワフ・レム(2015/11)
 ソラリスは、二連の太陽をめぐる水の惑星。生命の存在は絶望視されていたが、広大な海そのものが一個の生命体であることが判明する。人類は接触を試みるが……。
 
SF238『見えざる破壊者』ジェイムズ・ブリッシュ
 《宇宙大作戦1》
 追放された荒武者たちが殖民した星——それがロムルス=レムス星系だった。今は中立空域となり厳しい監視の下にあったが、かつては通行船さえ見ると、原始的な円筒船を繰り出して襲撃をかける復讐の鬼だった。その中立空域から、50年目にして突如の警報! 観測衛星の包囲を破って奇襲してきたのは、何と昔のオンボロ船の面影などみじんもない最新型のロムルス船だったのだ! 宇宙連邦軍の誇る最新兵器装備のエンタープライズ号は、人類の知恵と勇気を知らしめんと応戦に出たが、突如敵船はその行手で姿を消した! 想像を絶する冒険七篇を収める人気シリーズ!
(引用:早川書房)
 
SF239『地底都市の圧政者』K・H・シェール
 アンドロメダ星雲における銀河中央政府の一植民星として開発途上にあった恒星シラー第四惑星。高度な科学技術を結集して構築されたその文明も、突如襲来した超兵器によってもろくも崩れ去り、いまや一面放射能にみちたジャングルと化していた! 生存者はわずかに二人の人間と一握りのミュータントを数えるのみ。だが、ミュータントと化した植民者たちの原始的な生活に耐えられぬ二人は、文明への最後の望みを胸に、ただ一つ無傷のまま残されているという、幻の宇宙空港を目指して旅立ったのだが……。ドイツSF界の星K・H・シェールが放つ冒険SFの白眉!
(引用:早川書房)
   
SF240『消えた生命の星』クルト・ブラント&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ34》
 永遠の若さを保つローダン。だが、その生命の秘密を脅かす事態が発生した。惑星ワンダラーがローダンとブルに細胞シャワーによる不老処理をほどこしてから62年目——その効力の切れる2042年5月01日を目前に、突如その惑星が消えたのだ! そしてポジトロニクスが算出した結果は“異時間平面の接触による犠牲”。姿なき攻撃の手がここまで伸びたとは! 刻々と迫るタイム・リミットに心急くローダンは、ジェネレータで敵の次元に乗りこんだ。が、そこにはまた予期せぬ謎のテレパシー波が彼を待っていたのだった。
(引用:早川書房)

 

 
 
SF241偶然世界』フィリップ・K・ディック(2005/1)
 あらゆる社会制度の基盤は、偶然。世界は偶然に支配され、最高権力者クイズマスターも例外ではない。ところが、コンピュータによる抽選に影響力を持つ者が現れた。新たなクイズマスターとなったカートライトだ。前クイズマスターのベリックは、秘密兵器のペリッグを公認挑戦者としてカートライトに差し向けるが……。
 
SF242『時のはざま』ドナルド・A・ウォルハイム&テリー・カー/編
 《ワールズ・ベスト1965》
 数多くの感動的な傑作を創り上げながらもその偉大さゆえに世に認められず不遇の一生を送った天才たち——彼らの生涯における魂の危機的〈瞬間〉に現われて励まし導く未来からきた訪問者。だがその彼にも人には言えぬ苦悩があった……『時のはざま』。地球とブローベルとの戦いは終わった。だが戦いが帰還兵士の彼に与えた勲章は、夜毎奇怪な異生物に変貌する苛酷な運命だった『おお、ブローベルになろう』など、ドナルド・A・ウォルハイムとテリー・カーの二大アンソロジスト、SFの新生面をひらく力作ばかりを結集した、SFファン必読の名アンソロジー・シリーズ第一弾!
(引用:早川書房)
 
SF243『2001年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク
     決定版『2001年宇宙の旅 −決定版−(2000/3)
     決定版『2001年宇宙の旅 −決定版−(2007/10)
 宇宙に進出した人類は、月で巨大な直立石(モノリス)を発見した。周囲の地質から判断して、埋められたのは300万年前のこと。突如としてエネルギーを発したモノリスは、土星を指し示した。かくして、土星に調査船が派遣されるが……。
 
SF244星からの帰還』スタニスワフ・レム(2008/8)
 127年ぶりに地球に帰還した宇宙飛行士は、画期的な理論の完成によって変容した社会と対面するが……。
   
SF245『ジョナサンと宇宙クジラ』ロバート・F・ヤング
     新装版『ジョナサンと宇宙クジラ(2006/11)
 SF的な設定を生かした、メルヘン短編集。
 太陽系に宇宙クジラが侵入した。クジラを抹殺するためにジョナサンが送り込まれるが、砲撃することができず、クジラに飲み込まれてしまう。クジラの体内では人類が文明を築いていたのだが……。(表題作)

 

 
 
SF246宇宙兵ブルース』ハリイ・ハリスン(2002/9)
 新兵となったビルは、訓練を終えぬまま前線にかりだされてしまった。運良く、偶然触った原子砲が敵の宇宙戦艦に大当たり。英雄となり、勲章を頂戴しに帝星ヘリオールへとむかうが……。
 
SF247宇宙気流』アイザック・アシモフ(2002/5)
 《銀河帝国興亡史》シリーズに関連
 フロリナは、高級繊維〈カート〉を産出する唯一の惑星。そのフロリナが消滅の危機にある、と警告した空間分析家が失踪した。やがて最下層カーストで保護されていた白痴が、その空間分析家だと判明するが……。
 
SF248バベル-17』サミュエル・R・ディレイニイ(2003/1)
 ネビュラ賞受賞
 かつて軍の暗号部で働いていたリドラは、〈バベル−17〉を解読する依頼を受けた。〈バベル−17〉は、インベーダーの破壊活動が行われるときにあらわれる、発信源不明の謎の通信。リドラは、それが一種の宇宙言語であることをつきとめるが……。
 
SF249『アトランティス最後の日』クルト・マール&K・H・シェール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ35》
  異時間平面にとらえられた惑星ワンダラーは総力をあげて脱出を試みたが失敗。そして異次元と通常空間のあいだ——五次元的超空間にとどまってしまった! そのワンダラーこそローダンとブルの若さの秘密を握る惑星であり、細胞シャワーによる再不老処理のタイムリミットはもはや一刻の猶予もならない。心急ぐブルはトンペッチと二人、勇敢にその半空間へ乗り込んだ。が、なんとかれらが目のあたりにした五次元的超空間とは物体が一方向のみに収縮する異様な世界だった! 想像を絶する惑星救出作戦は? また予期せぬ罠が!
(引用:早川書房)
   
SF250夜の翼』ロバート・シルヴァーバーグ(2004/12)
 ヒューゴー賞受賞
 アポロ賞受賞
 人類は科学力において絶頂をきわめたが、惑星の気候コントロールに失敗。文明は滅びた。生き残った人々は各種ギルドを成形していった。そして、いずれやってくるであろう宇宙からの侵略者を見張るため〈監視者〉のギルドが作られたのだが……。

 

 
 
SF251『遥かなる旅人』A・バートラム・チャンドラー
 《銀河辺境8》
 監察宇宙軍きってのトラブル・メーカー、われらがジョン・グライムズは、惑星ボタニー・ベイで傷心の日々をおくっていた。任官以来順風満帆、とんとん拍子の昇進を続けてきた彼も、自分の指揮する宇宙艦〈ディスカバリー〉を反乱者たちに奪われたのが運のつきとうとう宇宙軍をおんでるはめになってしまった! そのうえ、反乱者たちに娘をさらわれた親たちからは逆恨みされ、また自分の艦を傷ものにされたデラメア中佐は密かに復讐の機をうかがう。まさに地獄の毎日! そんなおり、エル・ドラドの黄金宇宙艦〈ファー・トラベラー〉が入港してきたが……。
(引用:早川書房)
 
SF252闇の左手』アーシュラ・K・ル=グィン(2000/2)
SF252闇の左手』アーシュラ・K・ル=グィン(2006/9)
 《ハイニッシュ・ユニバース》
 ヒューゴー賞受賞
 ネビュラ賞受賞
 両性具有人たちが暮らす惑星ゲセンでは、カルハイドとオルゴレインの二大国が対立していた。惑星連合〈エクーメン〉の使節アイは、カルハイドを訪れるが交渉に失敗。可能性を求めてオルゴレインに向けて旅たつが……。
(引用:早川書房)
 
SF253『謎の精神寄生体』ジェイムズ・ブリッシュ
 《宇宙大作戦2》
 連邦の科学基地を破壊したゴーン星人を追って、航宙船〈エンタープライズ〉号はメトロン星へ進入。だが、たちまちメトロン星人の警戒網がかれらを捕えた。キャプテン・カークは決闘場へ引き出され、二メートルもある爬虫類のゴーン星人と、生死を賭けた戦いを演じる「決闘場」ほか、宇宙に蔓延する奇病の正体は、じつは神経組織に巣くう謎の寄生体であることが判明。しかし時すでに遅く、スポックの脳はその生物に支配されかかっていたのだ。スポックの危機を描く「謎の精神寄生体」など、傑作短篇六篇を収録する、宇宙連邦軍誇る精鋭たちの人気冒険シリーズ。
(引用:早川書房)
 
SF254いまひとたびの生』ロバート・シルヴァーバーグ(2005/6)
SF254いまひとたびの生』ロバート・シルヴァーバーグ(2010/6)
 生前に記録された人格を、死後、他人の頭の中で復活させるパーソナ移植。宿主(ホスト)は、その記憶や知識や感性を自分のものとすることが可能となる。一代で財を成した実業家のローディティスは、今は亡き財界の大物カフマンのパーソナを得ようとするが……。
   
SF255『緑の星の暗黒世界で』リン・カーター
 《緑の太陽3》
 霊体となって遙かな宇宙空間を越え、彼はふたたびやって来た、この緑の太陽世界に。だが、なんという運命のいたずら!若き戦士としてよみがえり、最愛の美姫ニアムーを救出せんとしたその瞬間、彼女はまたもやその手から逃れ去ってしまった。しかも、大トンボにまたがりニアムー姫を追う途中、巨鳥に襲われた彼は奈落の底、一条の光さえ射しこまぬ人跡未踏の暗黒世界へとおいやられた……。一方、ニアムー姫の行手にも、悪逆非道な空中人が待ち受ける。そして今、〈空中都市〉からは生体実験の餌食にせんとニアムー姫めがけ黒い翳が飛び立つのだった!
(引用:早川書房)

 

 
 
SF256闇よ落ちるなかれ』L・スプレイグ・ディ・キャンブ(2007/11)
SF256闇よ落ちるなかれ』L・スプレイグ・ディ・キャンブ(2015/8)
 考古学者パッドウェイは、ひょんなことから6世紀のローマにタイムスリップしてしまった。パッドウェイが持ち合わせていたのは、考古学者としての知識と機転だけ。とにかく生きるために金を借り、事業を始めるが……。
 
SF257『アウリゲルからの使節』クルト・ブラント&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ36》
 一時は“姿なき攻撃”に対して共同戦線を張ったローダンとアルコン摂政だが、アルコン側の協力は疑わしくなってきた。超空間ジャンプを探知する今まで以上に優秀な兵器——新型補正機探知装置を密かに開発していた事実が明らかにされたのである。この装置を使って摂政の陰謀は明らか。消滅したはずの地球に疑問を抱きその銀河ポジションを探ろうというのだ。あくまで地球の存在を隠しておきたいローダンはアルコン人の惑星エクハスに商船をミスジャンプさせその実態を探らせた。そして計略は図に当たり捕獲されたが?
(引用:早川書房)
 
SF258『ペルー猛毒作戦』リンジイ・ガターリッジ
 《ミクロ・スパイ3》
 対米関係の悪化したペルーに、ソ連が経済攻勢をかけてきたという情報がはいる。しかしその一環としての産業博というのは表商きで実際は、プラスチック工場を舞台に、とてつもない軍用開発がなされているらしいのだ。英国ミクロ・エスピオナージの責任者ディルクは、さっそく調査の依頼を受けた。そして投資会社役員になりすました大男ベラミィの〈補聴器〉でペルーの工場へ潜入。だが、そこでは残虐無慈悲な人非人、サディストの権化たる指導教官が、恐るべき軍用実験をおこなっていたのだ! ディルクを戦慄させたその実験とは何か? リアルな恐怖の第三作。
(引用:早川書房)
 
SF259『ゾンガーと魔道師の都』リン・カーター
 《レムリアン・サーガ4》
「究極的犠牲の儀式により、宿敵ゾンガーの霊魂を永遠に混沌界へ隷属せしめるのだ!」いまザールの九人魔道師は漆黒の祭壇の前に集い、同胞を粉砕したパタンガ国の覇王に対する恐ろしき復讐を企てていた。もしこの黒魔術がひとたび遂行されれば、ゾンガーの霊魂は未来永劫邪神に翻弄され、肉体は思考能力を持たぬ生ける屍と化す——堕落と苦痛と獣のような不浄の、果てしない歳月を送るのだ! 一方、このような戦慄すべき運命が待ちうけているとも知らず、ゾンガーは神託により、レムリア大陸全土の運命を司る〈力の水晶〉を求めて旅立ったのだが……。
(引用:早川書房)
   
SF260『悪徳なんかこわくない(上)』ロバート・A・ハインライン
 ヨハン・セバスチャン・バッハ・スミスは老齢のために死にかけていた。だが、死ぬことはできなかった。雪だるま式に増えつづける巨万の富が、彼を無理矢理にも生きながらさせてしまう。そして、この運命に反逆するスミスは、勝てる見込みが皆無に近い、いちかばちかの賭け——若者の肉体への脳移植という手段に出たのだ。死線を彷徨する意識はやがて目覚め、再び溌剌とした肉体を手に入れたことを知る。しかしその手術は、若さと同時に思いもかけぬ体験を彼にさせるのだった! SFの巨人ハインラインが、異様な設定によって大胆に性と死とに肉薄する問題長篇ついに登場!
(引用:早川書房)

 

 
 
SF261『悪徳なんかこわくない(下)』ロバート・A・ハインライン
 脳の移植手術は無事成功した。医療機械の助けを借りなければ生きてゆけぬ体だった老富豪ヨハン・セバスチャン・バッハ・スミスは、いまや若く美しい女性として生まれ変わっていた。健康な肉体ならではの幸せを満喫するヨハン。だが、すべてが順調だったわけではなかった。肉体提供者が、娘のように愛していた秘書ユーニスだったことを知った時のショック、巨万の富をめぐって争われる孫娘たちとの裁判……だがなによりも彼を困惑させたのは、はじめて体験する女性としてのセックスであった。巨匠ロバート・A・ハインラインが、愛と性を見事に謳いあげた問題作堂々完結!
(引用:早川書房)
 
SF262タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア(2004/11)
SF262タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア(2012/5)
 大富豪のコンスタントは、すべての時空にあまねく存在する全能者ラムファードから、不愉快な予告を聞かされてしまった。コンスタントは未来を変えようと画策するが……。
 
SF263『三人の裏切り者』クルト・マール&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ37》
 かつては政治犯の流刑地となっていた惑星グレイ・ピーストも、今ではローダンの意向によりテラ宇宙艦隊基地に姿を変えようとしていた。そしてそこの植民者として、地球から運ばれた千人の囚人が、厳しい宣誓の上で宇宙艦隊に迎え入れられる。だが、まさかその直後に脱走者が出ようとは! 無法者は三人。ローダンの命を受けてグレイ・ピーストを監視するチェリッシュ中尉を人質にとり、かれらはガゼル型遠距離偵察機を乗っ取って逃亡した。しかも、そこには恐るべき陰謀が企てられている。それに気ずいて中尉は防衛を!
(引用:早川書房)
 
SF264『海竜めざめる』ジョン・ウインダム
 ある夜、大西洋上に火のように赤い光球が大挙して現われ、つぎつぎに海面に落下すると、沸騰するような音を立てて海中に沈んでいった。それからまもなくのこと、世界各地で原因不明による船舶の遭難事故が相ついで起こりはじめた。しかも、異変はそればかりではなかった。やがて北極、南極の氷が溶け、水位がいちじるしく上昇しはじめたのだ。このままの状態が続けば、世界が海底に沈むのはいまや時間の問題であった。はたして一連の異変の真相は何? 人類滅亡の危機が迫りつつあった! イギリスSF界の巨匠ウインダムが重厚な筆致で描く、侵略テーマSFの古典的名作!
(引用:早川書房)
   
SF265中継ステーション』クリフォード・D・シマック(2004/12)
SF265中継ステーション』クリフォード・D・シマック(2007/10)
 ヒューゴー賞受賞
 アメリカの片田舎に住むウォーレスの自宅は、実は、銀河宇宙の旅行者たちのための中継ステーション。そんなウォーレスを、情報機関のルイスが見張り続けていた。ルイスは、ウォーレス家の墓で埋葬された地球外生命体を発見し、秘密裏に運び出すが……。

 

 
 
SF266『モロー博士の島』H・G・ウエルズ
 《H・G・ウエルズ傑作集1》
 白髪の男に連れられて下船したその孤島では、夜ごとに耳をつんざく不気味な動物の悲鳴が聞えた。そこでは、獣を人間化するおぞましい実験が行われていたのだ!密林の集落で人間のおきてを遵守する奇怪な獣人の群れに、高度な文明社会への風刺をこめた表題作が街をさまよう「盗まれた肉体」など6編を収録。SFの始祖ウエルズが奔放な想像力を駆使して読者を不可思議な旅に誘う傑作短篇集。
(引用:早川書房)
 
SF267『薔薇の荘園』トマス・バーネット・スワン
 幻獣グリフォンは食人鬼マンンドレイクが徘徊する13世紀初頭、少年十字軍に憧れるふたりの少年は、天使とも見まごう少女に廃墟で出会い、冒険の旅へと誘われたが……表題作「薔薇の荘園」のほか、伝説上のローマ建設者、双子のロムルスとレムス兄弟の悲しき運命を牧羊神が詩情ゆたかに語る「火の鳥はどこに」など、幻視者と無想のはざまを彷徨し、青春の愛と友情を見事に謳いあげた珠玉の中篇集。
(引用:早川書房)
 
SF268『黄金の星間連絡艇』A・バートラム・チャンドラー
 《銀河辺境9》
 銀河連邦監察宇宙軍のもと中佐——ジョン・グライムズは、ティラルピン星系へとやってきた。郵便配達業務が極めて遅延することで有名なこの星区で、伝書サービス始めようと思いたったのだ。エル・ドラドのエスタン男爵家令嬢から、退職金がわりに譲り受けた黄金製の小型宇宙艇をつかって、生活費をかせぎだすにはそれしか方法がなかったのである。それに、うまくいけば一山あてられるかも! 星間運輸公社の航路から外れた辺境の星々へ、高価だがかさばらない郵便物を届けるだけのこの伝書サービスは、グライムズにとっては楽な仕事に思えたのだが……。
(引用:早川書房)
 
SF269永遠の終り』アイザック・アシモフ(2004/3)
 未来の平和を維持するために時間を往来する〈永遠人〉のハーランは、482世紀の普通人、ノイエスを愛してしまう。しかしノイエスは、消滅する運命にあった。ハーランは、なんとかしてノイエスを生かそうとするが……。
   
SF270『赤い宇宙の対決』K・H・シェール&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ38》
  ドルーフ宇宙へ突入したローダンは、ブリーすら驚く意表をつく作戦をめぐらしていた。全銀河の脅威ドルーフと手を組み、なんとアルコン摂政を逆に敵にまわそうというのだ。その作戦は二つの大星間帝国をひとつに統一するのが目的だった。手始めに、敵の基地惑星へ探索に行ったローダンだったが、思わぬ失策から地下計算センターに迷い込んでしまう。だが、神の救いか?このとき得体の知れぬテレパシーが逃げ道を指図してくれた。はたしてこのテレパシー存在は何者か?“姿亡き敵”ドルーフとの対決はいよいよ佳境に!
(引用:早川書房)

 

 
 
SF271都市と星』アーサー・C・クラーク(2007/11)
 地球最後の都市ダイアスパーは、完璧に管理された閉鎖都市。人々は都市に閉じこもり、外界に対して恐怖心を抱いていたが、アルヴィンだけは違っていた。アルヴィンは、ダイアスパーから脱出する道を探索しはじめるが……。
 
SF272『闘士』フィリップ・ワイリー
 ヒューゴー・ダナーは超人だった! 彼がまだ母親の胎内にいたとき、生物学教授である父が注射した特殊な血清のために、人並はずれた筋肉と明晰な頭脳を持つ不死身の人間として生れてきたのである。しかし彼は決して幸せとはいえなかった。その驚くべき力ゆえに、人々は彼を怖れ、妬み、憎悪したからだ! ——世界を支配できるだけの力をひた隠しに隠し、人間社会のさまざまな弊害を乗り越えて、力強く生き抜こうとする一人の超人の苦悩と勇気を、ヒューマニズムあふれる説得力と格調高い筆致とによって描きだした超人テーマの古典的名作!
(引用:早川書房)
 
SF273砂漠の惑星』スタニスワフ・レム(2004/5)
 宇宙巡洋艦コンドル号が消息を絶った。捜索に派遣された無敵号はコンドル号を発見するが、船は惨事に見舞われていた。攻撃を受けた形跡がないにもかかわらず、艦内は混乱し、機械や日常品や人間の骨が散乱していたのだ。コンドル号になにが起こったのか?
 
 

 
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