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ハヤカワ文庫SFリスト
1986年(SF0646〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2024年(SF2428〜)/ 2023年(SF2393〜)/ 2022年(SF2350〜)/ 2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/ 2019年(SF2212〜)/ 2018年(SF2161〜)/ 2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/ 2015年(SF1985〜)/ 2014年(SF1935〜)/ 2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/ 2011年(SF1791〜)/ 2010年(SF1739〜)/ 2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/ 2007年(SF1595〜)/ 2006年(SF1543〜)/ 2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/ 2003年(SF1429〜)/ 2002年(SF1385〜)/ 2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/ 1999年(SF1256〜)/ 1998年(SF1217〜)/ 1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/ 1995年(SF1089〜)/ 1994年(SF1045〜)/ 1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/ 1991年(SF0909〜)/ 1990年(SF0852〜)/ 1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/ 1987年(SF0699〜)/ 1986年(SF0646〜)/ 1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/ 1983年(SF0501〜)/ 1982年(SF0460〜)/ 1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/ 1979年(SF0326〜)/ 1978年(SF0274〜)/ 1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/ 1975年(SF0155〜)/ 1974年(SF0134〜)/ 1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/ 1971年(SF0014〜)/ 1970年(SF0001〜)
 


 
 
SF646『秘密衛星トロヤ』K・H・シェール&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ117》
 散弾転送星系の転送機を入手したローダンらは、アンドロメダ星雲進出の第一歩を踏みだすべく大胆不敵な計画を企てた。アンドロメダまで10万光年の距離にあるアンドロ・ベータ星雲に侵入し、そこに橋頭堡を築くのだ。その計画を可能とするのが一辺38キロのさいころ状アステロイドである。これを大改造し、五隻の超弩級戦艦、一隻の四段宇宙船を収納し、なおかつ宇宙航行も可能な巨大要塞・秘密衛星トロヤとなったのだ。トロヤごと恒星転送機にはいりアンドロ・ベータ星雲で実体化したローダン一行を待つものは…!?
(引用:早川書房)
 
SF647へびつかい座ホットライン』ジョン・ヴァーリイ(2001/1)
SF647へびつかい座ホットライン』ジョン・ヴァーリイ(2007/5)
 《八世界》
 人類に対する反逆罪で永久死を宣告されたリロだったが、トイード元大統領の申し出を受諾し、脱獄に成功。何体かのクローンが作られ、それぞれがトイードのために働くこととなるが……。
 
SF648ゼロ・ストーン』アンドレ・ノートン(2007/11)
 《マードック・ジャーン1》
 マードックが宝石商の父から受け継いだ指輪は、宇宙を漂う謎の死体が宇宙服の上から身につけていたものだった。指輪の石は〈ゼロ・ストーン〉と名付けられたものの、正体は分からない。いつしかマードックはトラブルに巻き込まれてしまい……。
 
SF649『禁断の世界』マレイ・ラインスター
 《メド・シップ3》
 医療船〈エスクリプス20〉は超空間飛行を終え、通常空間へ戻ってきた。星間医療局員カルフーンと、ETのマーガトロイドの今回の任務は、12年も医療船が来ていない惑星ウィールド3を訪れ、最新の医療技術を伝えることだ。だが、惑星に降りたったカルフーンはそこで聞いた話に眉をひそめた。近隣惑星のダラが皮膚を変色させる“ブルースキン病”を広げて、侵略を図っている、だからダラを滅ぼさねばならぬ、というのだ。どこかうさん臭いものを感じたカルフーンは、さっそく調査にとりかかるが、やがて恐るべき危機が彼を見舞った! 好評シリーズ堂々の最終巻。
(引用:早川書房)
 
SF650『光子帆船フライング・クラウド』A・バートラム・チャンドラー
 《銀河辺境/外伝1》
 新シリーズ第1弾−新たなる冒険の旅路! 銀河辺境星区に生きる人々の夢と冒険を描く、ファン待望のシリーズ番外篇初登場! オンボロ商船をなんとか無事にフォーローン宇宙港に着陸させた1等航宙士のリトウェルたちを待っていたのは、至急オフィスへ出頭せよとの、グライムズ准将からの伝言であった! なにごとかとかけつけたかれらにグライムズがいうには、最新鋭の宇宙船に配属が決まったとのこと。だが、うまい話には必ず裏があるもの−この光子宇宙帆船には、驚くべき秘密が!?
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF651『ロムランの罠』M・S・マードック
 《宇宙大作戦20》
 銀河連邦とはつねに敵対関係にあるロムラン帝国内で、異変が発生した。その情報をつかんだ連邦司今部は、ただちに、境界上の中立星域に〈エンタープライズ〉号を派遣する。万が一にも、ロムラン艦が銀河連邦内に侵犯した場合、銀河大戦の勃発は必至。だが、宇宙の恒久平和を祈るカーク艦長の願いもむなしく、目の前にロムランの戦闘艇が姿を現わした。被覆装置をたくみに使用し、〈エンタープライズ〉号を翻弄する。しかも、銀河連邦内に侵入しながらも、ロムラン側からの砲撃の兆候はない。はたして、ロムラン帝国は本当に銀河連邦との戦いを望んでいるのか?
(引用:早川書房)
 
SF652人間がいっぱい』ハリイ・ハリスン(2007/7)
 人口3500万人に達したニューヨークは人で溢れ返っていた。ある日高級マンションで殺人事件が発生し、刑事アンディが捜査を担当。殺人事件などめずらしくもないが、アンディはどこかからか圧力を受けてしまう。
 
SF653時間外世界』ラリイ・ニーヴン(2007/7)
 《ノウンスペース》
 時間と空間の彼方へ! ハードSFの第一人者が、壮大なスケールと華麗なアイディアで描く傑作冒険SF!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF654『ツーノーザー収容所』ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ118》
《クレストII》の乗員二千名は、直径三万キロの巨大生物の死骸、モビー・トロトの中で捕虜となった。ローダンらを捕らえた奇妙な姿の異星人ツーノーザーが、モビー内に築きあげた厳格な階級社会・三つのカーストのうち、最上級のツーノーザーは鼻を赤く塗り、以下青、白と鼻を塗りわけ、それぞれ三つの階層に住んでいる。テラナーたちは最下層カーストの収容所に連行されるのだ。だが、ツーノーザーの命令に従うローダンらに対してテラナーたちの不満は高まるばかりだ。ついには輸送列車内で反乱勃発の事態に!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF655『荒れた岸辺(上)』キム・スタンリー・ロビンスン
 20世紀末、時ならぬ大災厄がアメリカを襲った。国内にひそかに持ちこまれた数千発の中性子爆弾がいっせいに炸裂し、合衆国は崩壊、世界の文明地図から末梢されてしまったのだ! それから数十年の歳月が流れた。国境や海岸線を厳重に封鎖され、上空からスパイ衛星で監視されながらも、北米大陸の各地には、漁業や農業をいとなむコミューンが点在していた。そのひとつオノファー村に住む少年ヘンリーは、きょうも土地の古老トムから昔話を聞いては、古き良き偉大なるアメリカに憧れをつのらせていった…80年代SFの旗手が瑞々しい筆致で描きあげ、絶賛を博した超話題作!
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF656『荒れた岸辺(下)』キム・スタンリー・ロビンスン
 カリフォルニア沿岸のオノファー村を、ある日見知らぬ男たちが訪れた。彼らは〈アメリカ再建同盟〉のメンバーで、この国にかっての威信と栄光をとり戻すべく、オノファー村の住民にも協力を要請しにきたのだ。かねてから文明に憧れを抱いていた少年ヘンリーは、彼らの理念に深く共鳴し、村の古老トムとともに、〈同盟〉の拠点のひとつサンディエゴを訪問するが、前途に待ちうける陥穽には気づくよしもなかったのだ…期待の新鋭ロビンスンが、大破滅後のアメリカと、試練をのりこえて成長する多感な少年を鮮やかに描き出し、SF界に新風を吹きこんだ傑作長篇ついに登場!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF657闇に待つ顔』ジャック・ヴァンス(2005/1)
SF657闇に待つ顔』ジャック・ヴァンス(2013/6)
 《魔王子4》
 司直の権威もとどかぬ無法宙域〈圏外〉で略奪と搾取をほしいままにし、悪の権勢をふるう5人の〈魔王子〉−だが復讐の化身ガーセンの正義の鉄鎚のまえに、すでに3人が葬られた。ガーセンが第4の標的に定めたレンズ・ラルクは容貌魁偉、粗野な気性と狡猾なまでの商才の持主である。ガーセンはこの仇敵の足取りを追って、ヴェガから奇嬌な民族の住む砂漠の惑星ダー・サイへ、そして特権階級が典雅に暮らすメヒルへと飛び、一歩一歩彼を追いつめてゆくが…ヴァンスがその真骨頂であるエキゾティシズムをいかんなく発揮し、かってない壮大な規模で放つ好評シリーズ第4弾。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF658夜の大海の中で』グレゴリイ・ベンフォード(2003/11)
 傑作ハードSF! 小惑星イカルスの謎! 突如軌道を変えた小惑星の探査に派遣されたナイジェルが、そこで見たものは…!?
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF659『危機の護送船団』クルト・マール&K・H・シェール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ119》
  銀河から95万光年の散弾転送星系から、異様な形の宇宙船団が飛びたった。直径1500メートルの球型輸送船の船尾には、航続距離をさらに75万光年のばすべく、一段400メートルの補助エンジン三段が取り付けられている。転送機を使わずリニア飛行のみで6隻がめざすは、40万光年彼方のアンドロ・ベータ星系・そこにいるはずのローダン一行を援助するのだ。重巡戦艦《バガロ》も同様の偽装で船団を護衛している。星雲の手前で直径1万キロのモビーを発見した船長キムは、その調査のためモビーの巨大な口に突入するが!?
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF660『明日にとどく』アーサー・C・クラーク
 太陽はあと7時間でノヴァと化し、その星系の壊滅は避けられぬ運命だった。だが、一隻の銀河系巡視宇宙船が、その第3惑星をめざし全速力で航行していた。わずか数日前、そこに知的生命体の種族が棲息していることが判明したのだ! 人類を救出すべく地球にやってきた異星人たちの活躍をスリリングに描きだす、巨匠クラークの代表作「太陽系最後の日」、五百万年前に滅亡した古代文明の謎を解明しようと、木星の衛星に遠征した調査隊の驚くべき発見とは「木星第5衛星」、地球人と異星人のファースト・コンタクトをユーモラスに描く「親善使節」など、傑作12篇を収録。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF661マジプール年代記』ロバート・シルヴァーバーグ(2021/3)
 《マジプール年代記》
 〈皇帝〉ヴァレンタイン卿の復位第4年めのこと、〈迷宮〉の記録院事務官を勤める少年ヒスーンは、要人以外立入禁止の〈霊魂記録室〉にまんまと入りこむことに成功した。このマジプールに生きたありとあらゆる人々の魂の記憶がカプセルに記録され特殊な装置を用いて、過去の人々の人生を再体験できる〈霊魂記録室〉。退屈な書類仕事から逃がれ、冒険を求めて、ヒスーンはカプセルを次々に呼びだしていく……9千年前のナラバル、スティアモット卿のメタモルフ戦争、〈大海〉の横断を試みた冒険者たち。様々な時代に生きた人々の魂の歴史をもとに綴られるマジプール年代記!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF662『星々の海をこえて』グレゴリイ・ベンフォード
 ランサー号は急ごしらえの宇宙船だった。宇宙植民地のひとつとして改造された小惑星を国際宇宙局が接収,その内部にさらに多くの部屋と核融合噴射をつつみこめるデュラリス推力発生室をつけ加えたのだ。その目的は、宇宙からの謎の通信の発信源と思われるBD+36度2147番星を探査すること。8.1光年はなれた赤色矮星めざし亜光速で飛ぶこのランサー号には、かつて〈周辺の海〉で発見された異星のコンピュータと接触した経験を持つナイジェルも同乗していたのだが……俊英ベンフォードが、壮大なスケールと迫力ある筆致で描く、ファン待望の『夜の大海の中で』の続篇登場!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF663『ベータ警固軍潰滅!』クラーク・ダールトン&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ120》
 アンドロ・ベータ星雲を守るツーノーザーの捜索を避け、ローダン一行はアルリン星系の第二惑星アークティスに隠れひそんでいた。いかなる生命も存在しない極寒の惑星アークティスの厚い氷の下ならば、超弩級戦艦五隻も探知されるはずがない。それにもましてローダンには気がかりなことがあった。酸素大気はあるものの、山脈は崩壊し、海はひあがり、すべての都市が廃墟と化した第一惑星デストロイが未調査のままなのだ。だが、さっそく派遣された探険隊の搭載艇は、着陸直後に飛来した異星船団の攻撃により、爆発炎上し、探険隊員は命からがら逃げだすはめに?
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF664スター・ゲイト』アンドレ・ノートン(2009/9)
 惑星ゴースに星貴族として君臨してきた地球人植民者たち−長命を誇り、魔法とも見まがう科学技術を駆使するかれらが、なぜかゴースから撤退していく…… ゴース全土は大混乱に陥った。今までの星貴族への反発から、その血をひく者も追放するという布告まで出されたのだ。スタイア荘園のキンカー・ス・ラッドも星貴族を父とするばかりに、1人荒野をさまよう羽目になってしまった。いまだゴースに残っている、わずかばかりの星貴族を探し求めて、カンキーは獣に股がりゴースの果てしない平原に旅立った……冒険SFの名手が放つネオ・ヒロイック・ファンタジイ
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF665神々自身』アイザック・アシモフ(2006/3)
 ヒューゴー賞受賞
 ネビュラ賞受賞
 西暦2070年。研究室の試薬ビンを手にした化学者フレデリック・ハラムは驚愕した。タングステンが入っているはずのそのビンには、我々の宇宙には存在しないプルトニウム186が入っていたのだ! それは〈平行宇宙〉からタングステンとの交換に送られてきたらしい−〈平行宇宙〉ではタングステン186が、我々の宇宙ではプルトニウム186が無公害でコストゼロのエネルギー源となる。かくて〈平行宇宙〉とのエネルギー源の交換がエレクトロン・ポンプを通して行なわれることとなった。だが、この取引きには恐るべき罠が隠されていた! 米SF界の巨匠が満を持して放つ最高傑作
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF666破局のシンメトリー』ポール・プロイス(2010/10)
 日米合同でハワイに建造された世界最大の粒子加速器で、新たなクォークが発見された。素粒子理論を塗りかえるこの業績に物理学界は湧きたち、所長のエドヴィックは全世界の賞賛を一身に浴びていた。だが研究所員の1人ピーター・スレイターは、新粒子にひそむ怖るべき可能性と、華々しい成功の裏で進行する醜悪な陰謀の影を感じとった。やがて、研究所構内で原因不明の爆発事故が起こり、それをきっかけにスレイターは、見えざる敵に対して敢然と立ち向かっていくが……? 新鋭が最新の物理学理論を駆使して壮大なスケールで描きあげた、戦慄の近未来SFサスペンス巨篇!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF667『銀河傭兵部隊』A・バートラム・チャンドラー
 《銀河辺境/外伝2》
 GLASS(抑圧および奴隷制度廃止銀河連盟)にチャーターされた武装小型快速船〈ワンダラー〉は、一路惑星アントリムへと向かっていた。ペストなみの猛威をふるっている疫病に対する抗生物質を、一刻も早く届けるのがその任務である。だが、ケフェウス星区にある“失われた植民惑星”のひとつアントリムは、人類を快く思わない鳥人種族ハリチェク連盟の宇宙艦隊によって、惑星封鎖されていたのだ! いかにして封鎖艦隊を突破し、抗生物質をアントリムの人々に無事届けるか? それこそが〈ワンダラー〉に課せられた難問であった…好評のシリーズ外伝第2弾!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF668『オロスの男』K・H・シェール
 冥王星に不時着し、仮設基地で救助船を待ちわびる探険隊員たちは、冥王星に高速で近づく謎の物体を探知した。地表に激突したその物体の調査に赴いた探険隊司令は、そこで異形のゼラチン状生物と遭遇し、ただちに攻撃を開始する。だが、人智を越えた知性と能力を持つ異星生物は、攻撃をものともせず、司令の精神ばかりか肉体までも乗っ取ってしまったのだ…!?
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF669夢幻の書』ジャック・ヴァンス(2005/1)
SF669夢幻の書』ジャック・ヴァンス(2013/6)
 《魔王子5》
 ガーセン生涯の怨敵、5人の〈魔王子〉もいまやハワード・アラン・トリーソング1人を残すのみとなった。いまこそガーセンは、この神話と醜聞に彩られた悪の風雲児の息の根を止め、復讐の本懐を遂げねばならない。偶然見かけた一枚の写真に、トリーソングと覚しき人物と、宇宙を震撼させる彼の計略を感じとったガーセンは、すぐさま行動に移った! 奸智にたけたトリーソングを罠にかけるべく、ガーセンは配下のコズモポリス社を隠れ蓑に、一世一代の大芝居を打ったのだが…SF界きっての名匠が17年の歳月をかけ綴りあげた、彫心鏤骨の華麗なる復讐劇全5巻、堂々完結!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF670デリラと宇宙野郎たち』ロバート・A・ハインライン(2008/4)
 《未来史1》
 月へ行くことにとり憑かれた男デロス・D・ハリマンが、月探険計画を推し進めるために打った、一世一代の大博打——それは月を売ることだった!? 月開発をめぐって繰り広げられる悲喜劇を軸に、一人の男の真摯な生き方を描く「月を売った男」はじめ、宇宙ステーション建設に携わる宇宙の荒らくれ男たちが直面したとんでもない事件をユーモラスに綴る表題作「デリラと宇宙野郎たち」、原子力発電所が抱える今日的恐怖を鋭い問題意識で浮彫りにした「爆発のとき」など、透徹した洞察力と確固たる史観をもって築きあげられた〈未来史〉シリーズの根幹をなす中短篇5篇を収録!
(引用:早川書房)

 

 
 
SF671『ショックベース捜索隊』ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ121》
  アンドロ・ベータ星系に侵入し、惑星アークティスに秘密基地を築いたローダン一行は、星雲からの撤退を余技なくされた。 生命体の存在する惑星を次から次へと破壊するモビーが何体も現れたのだ。だが、テラナーの科学チームがベータ星系内の恒星から発信されている事をつきとめた。ただちに九機のスペース=ジェットがインパルスの発信源と思われる九つのショックベースを捜索すべく発信する。その一機、ドン・レッドホース大尉ひきいるSJ4Cは、三つの巨大恒星が等間隔で一直線で並ぶ奇妙な星系を発見したが!?
(引用:早川書房)
 
SF672ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン(2007/10)
[ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞]ハイテクと汚濁の都、千葉シティの空の下、コンピュータ・ネットワークの織りなす電脳空間を飛翔できた頃に思いを馳せ、ケイスは空虚な日々を送っていた。今のケイスはコンピュータ・カウボーイ能力を奪われた飢えた狼。だがその能力再生を代償に、ヤバい仕事の話が舞いこんできた。依頼を受けたケイスは、電脳未来の暗黒面へと引きこまれていくが……新鋭が華麗かつ電撃的文体を駆使して放つ衝撃のサイバーパンクSF!
(引用:早川書房)
 
SF673地球の緑の丘』ロバート・A・ハインライン(2008/4)
 《未来史2》
 盲目の吟遊詩人ライスリングが歌う「地球の緑の丘」の調べは、宇宙を行くものすべての上に、せつせつたる望郷の念を呼び起こすのだった……人類の、緑なす地球への想いをあますことなく描ききり、名作の誉れ高い表題作はじめ、「月を売った男」であるデロス・D・ハリマンの後日譚「鎮魂曲」、事故のため高所恐怖症に陥った宇宙パイロットと可愛い子猫の物語「宇宙での試練」、そして、スゴ腕の便利屋集団の活躍をユーモラスに描く「犬の散歩も引き受けます」など、宇宙に進出しはじめた人類の夢と希望と冒険を、瑞々しいタッチで綴る、ハインライン中期の傑作中短篇11篇を収録!
(引用:早川書房)
 
SF674『所有せざる人々』アーシュラ・K・ル=グィン
 恒星タウ・セティをめぐる二重惑星アナレスとウラス−だが、この姉妹星には共通点はほとんどない。ウラスが長い歴史を誇り生命にあふれた豊かな世界なら、アナレスは2世紀たらず前に植民されたばかりの荒涼とした惑星であった。オドー主義者と称する政治亡命者たちがウラスを離れ、アナレスを切り開いたのだ。そしていま、一人の男がアナレスを離れウラスへと旅立とうとしていた。やがて全宇宙をつなぐ架け橋となる一般時間理論を完成するために、そして、ウラスとアナレスの間に存在する壁をうちこわすために…。ヒューゴー賞ネビュラ賞両賞受賞の栄誉に輝く傑作巨篇。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF675プラクティス・エフェクト』デイヴィッド・ブリン(2004/5)
 時空を越えて地球と異世界をつなぐジーヴァトロン−それこそ物理学の最先端、ジーヴ効果を研究するサハラ工科大学で開発された驚異の装置である。5カ月もの失敗の末にジーヴァトロンは、地球に酷似した異世界への道を開いた。だが、探検ロボットによる調査が本格的に開始されたとき、異世界側にある帰還装置が故障してしまった。そこで一方通行となった装置を修理すべく、少壮気鋭の科学者デニスは異世界をめざすが、その世界は奇妙な法則、プラクティス効果に支配されていた!?『スタータイド・ライジング』でヒューゴー、ネビュラ両賞受賞の俊英がはなつ傑作冒険SF
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF676『宇宙偵察機008』クルト・マール&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ122》
  怪物モビーを操るハイパー・インパルスの発信源がついに判明した。ハイパー送信ステーションは惑星グリームの衛星シーレーンに設置されていた。ただちにカソムら特別コマンドが送信ステーションを破壊すべく、スペース=ジェット三機で出発した。三千名余りのツーノーザー警戒部隊とモビー三体に守られたシーレーンをめざして。カムツはツーノーザ船一隻を乗っ取りその船でシーレン侵入を企てた。だが、思いもよらぬ敵がカソムらを待ち受けていた。何者かがコマンド部隊員五名をスペース=ジェットごと誘拐したのだ!
(引用:早川書房)
 
SF677『暗黒星雲突破』A・バートラム・チャンドラー
 《銀河辺境/外伝3》
 トラフォードには、こんどの仕事は比較的楽なように思えた。惑星カラケラから大使館員24人を惑星イラリアへ送りとどければいいだけの仕事に思えたからだ。だが、故郷イラリアへの復讐の念に燃えるニュー・イラリア人の武装艦隊が、行手に待ちかまえていた! やむなく、〈ワンダラー〉はいまだかつて生きて帰還した者のいない暗黒星雲へと突入していったが…
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF678『ヴァルカン』キャスリーン・スカイ
 《宇宙大作戦21》
 宇宙連邦とロムラン帝国の間の中立宙域が、磁場嵐のため移動をはじめた。惑星アラクネを含む恒星系が、このままではロムラン宙域に入ってしまう。連邦政府はこの恒星系の知的生命体の有無を調査するため、〈エンタープライズ〉号を派遣した。知的生命体の存在が確認されれば、なんとしてもロムラン帝国による領有を避けなければならない。この任務のため〈エンタープライズ〉号には連邦きっての有能な女性科学者カタリア・トレメインが乗艦してきた。ところが、彼女は大のヴァルカン人嫌いだった! 彼女とスポックとの軋轢に、事態は思いもよらぬ方向ヘ……!?
(引用:早川書房)
 
SF679『収容所惑星』アルカジイ&ボリス・ストルガツキー
 重くたれこめる熱気、胸の悪くなるような腐臭、放射能に汚染された川、荒廃した大地…思わぬ隕石事故でマクシムが不時着したこの不毛の惑星こそ、宇宙の孤島、収容所惑星だった! 住民は〈紅蓮創造者集団〉と称する謎の権力者に支配され、不気味に林立する塔がはなつ放射能によって、操り人形と化している。地球帰還の望みを絶たれたマクシムは、どん底にあえぐ人々とともに闘うべく敢然と立ちあがったのだが…?! 現代ソビエトSFの第一人者が異なる文明と遭遇したひとりの男の苦闘をあますところなく描き、全世界にセンセーションを巻きおこした問題作ついに登場!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF680未知の地平線』ロバート・A・ハインライン(2011/6)
 時は23世紀。遺伝子操作が可能となり、すべての病苦は克服され、人々は自由を享楽していた。だが、このユートピアのような地球社会に、反逆をいどむ集団があった。自らを〈生き残りクラブ〉と称するかれらの目的は、より機能的な社会をつくりあげること。四世代以上にわたる遺伝子操作の結果生まれたエリート種の一人でありながら、現状にあきたらぬ若者ハミルトン・フェリクスは、しだいにその運動に巻きこまれてゆくが…巨匠ハインラインが、遺伝子操作の問題に深く切りこみ、ありうべき近未来社会の姿をリアルにかつヴィヴィッドに描きあげた、記念すべき長篇第一作!
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF681『ランドからの救難信号』K・H・シェール&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ123》
  ミュータントのジョン・マーシャルとグッキーを失神させてしまうほど強力なテレパシーが発せられた。しかもそのテレパシーの内容は驚くべきものだった——“慈悲なき者たちの慈悲”を求めているのだ。どうやら大規模な集合生物が何者かに虐待されているらしい。ただちにローダン一行はその救難信号にこたえるべく発信源、アンドロ・ベータの辺境をめざした。やがてランド星系のただひとつの惑星が発信源と判明、塔載艇で着陸を企てる。だが、突如現れた宇宙船団が思いもよらぬ災難をローダンにもたらしたのだ!
(引用:早川書房)
 
SF682宇宙島へ行く少年』アーサー・C・クラーク(2009/4)
 司会のエルマー・シュミッツが、スポットライトをあびながら叫んだ。「それでは、優勝者をご紹介しましょう。ロイ・マルカムです!」興奮で体がしびれた。え、なぜかって? ぼくの名前だったからさ! それに、このワールド航空主催の航空クイズ番組に優勝したものは、世界中のどこへでも、ただで旅行させてもらえることになっていたからだ。もちろん、はじめから行き先は決めてあった。ぼくの行きたいところはただひとつ−地上500マイルに浮かぶ島、宇宙ステーションだった! 大宇宙にあこがれる少年の夢と冒険を、巨匠クラークが生き生きと描きだした傑作宇宙SF!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF683『ふるさと遠く』ウォルター・テヴィス
 アリゾナの公共プールの管理人が、奇蹟の訪れに気づいたきっかけは、淡い海のにおいだった。晴れわたった砂漠の町のプールに、なぜ潮の香りが…? 名作の誉れ高い表題作のほか、悪魔に論文を代筆させた大学教授の物語「学者の弟子」、未来の自分と電話で話した男の数奇な運命を描いた「受話器のむこう側」、時間を超越した、ふたりだけの世界に住みついてしまった恋人たちの話「据置き家賃」など、映画『地球に落ちてきた男』『ハスラー』の原作者として名高いテヴィスが、都会的ユーモアとウィットをまじえて軽妙かつロマンティックに描きあげた傑作SF全13篇を結集!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF684動乱2100』ロバート・A・ハインライン(2008/4)
 《未来史3》
 アメリカ合衆国全体が、一人の予言者による専制政治下にあえぐ近未来。惑星間旅行は中断され、きびしい検閲制度のもと、社会は予言者とその側近にいいように操られていた。しかし、自由を求める人々は、カバル党という地下組織を作っていたのだ。なんとしても、この欺瞞に満ちた宗教専制政治を打破し、個人の権利が保証される社会をうちたてなければならない! だが……革命勢力と反革命勢力との激突を、ハインラインらしい緻密な構成で描く「もしこのまま続けば」、ミスター計算器ことアンディ・リビイが自分の才能にはじめて気がつくことになる「不適格」ほか一篇を収録。
(引用:早川書房)
 
SF685『サンダイバー』デイヴィッド・プリン
 太陽。6000度の表面温度。燃えたぎる核融合の炎…その太陽に、知的生物が住みついている!? そしてその種族こそが、人類に知性を与えたのち姿を隠した謎の種族かもしれない。この銀河史最大のミステリーを解く鍵を求めて、〈サンダイバー計画〉が実行に移された! かくして地球人科学者ジェイコブ・デムワは、銀河列強種族らと鏡面球形船“サンシップ”に乗りこみ、灼熱の業火が渦巻く炎熱地獄へと決死のダイビングを試みたのだが…!? ヒューゴー、ネビュラ両賞受賞に輝く『スタータイド・ライジング』とともに壮大な未来史を構成する、俊英の傑作宇宙SFついに登場
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF686『暗黒惑星モドゥル』H・G・エーヴェルス&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ124》
 スヴェン・ヘンダーソンら五人のテラナーは闇と氷に覆われた暗黒惑星で、化物のようなアンドロイド二万体に追いつめられていた。惑星に隠されていた防衛陣地が五人の搭乗していたスペース=ジェットを撃墜したのである。大破したスペース=ジェットからかろうじて脱出した。だが、暗黒星雲で次から次へと作りだされるアンドロイドの大群が待ちうけていた。最新型戦闘服の強力なバリアと大型携行ブラスターを駆使して逃げまわる五人に残された酸素は76時間分。ローダンはかれらを救出すべくグッキーを派遣した!
(引用:早川書房)
 
SF687『閉鎖世界チャタリア』ジョー・ホールドマン
 《宇宙大作戦22》
 定時航行中の〈エンタープライズ〉号は、特殊な磁場に遭遇した。付近を探査したところ小惑星大の航宙物体を発見、センサーによると、内部に知的生命体が存在するらしい。カーク艦長は上陸班を率いて転送降下した。だが、チャタリア人と名のる異星人は、自分たちの球状世界の外に宇宙空間があるという事実を認めようとしない。そのうえ、カークたちを異端の説を広めるものとして投獄してしまった。ただちに、転送収容が計られたが、物体の金属組成の影響か、一方通行にしか転送が働かない。はたして、カーク艦長らは無事にチャタリアから脱出できるのだろうか?
(引用:早川書房)
 
SF688竜の歌』アン・マキャフリイ(2001/6)
SF688竜の歌』アン・マキャフリイ(2007/6)
 《パーンの竜騎士4
 老竪琴師ペティロンの死は、少女メノリにとって大きな痛手だった。竪琴や歌を手ほどきしてくれ、いつもやさしかったペティロン。城砦ノ太守でもある厳格な父親ヤナスと、口うるさい母親マビに囲まれた、退屈な半円海ノ城砦の生活のなかで、かれだけが唯一の心の慰めだったのに。ペティロンの葬送の儀式で、メノリは心をこめて弔い歌を歌った。かれの死が自分の身にどのような運命をもたらすことになるか、なにもわからないままに…竜と竜騎士族が人びとを糸胞より守る惑星パーンを舞台に、音楽の才能あふれる一人の少女の成長を情感豊かに描きあげる、傑作シリーズ第4弾。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF689『拷問者の影』ジーン・ウルフ
 《新しい太陽の書1》
 遥かな未来、惑星ウールスの南半球を統治する強大な〈共和国〉。その秩序に逆らう者は誰であれ〈拷問者組合〉によって容赦ない刑罰を施される掟になっていた。組合の従弟セヴェリアンは、かつて、はからずも伝説的反逆者ヴォダルスの生命を救い、今またその一味の美女の自殺に手を貸すという大罪を犯して、組合を追放されてしまう。名剣テルミヌス・エストを携え、壮大な冒険に旅立ったセヴェリアンを待つものは? 名匠ウルフが華麗かつエキゾティックな世界を見事に創りあげ、全SF・ファンタジイ界を熱狂させた傑作四部作〈新しい太陽の書〉は、ここにその幕を開ける! 世界幻想文学大賞受賞!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF690『カリフ攻防戦』クルト・マール&K・H・シェール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ125》
 散弾転送系に進出し、散弾転送機を入手したテラナーたちは地球の月ほどもあるアステロイド・カリフの地下に基地を築いた。ただちに五百人のエンジニアが送りこまれ、カリフにある転送機調整装置の調査が開始される。調整装置に組みこまれているはずの封鎖機構を作動させない限り、敵の転送星系侵入を防ぐ術はないのだ。だがカリフの地下では、転送機を自由に使うエネルギー性の怪物が徘徊しており、調査は進まなかった。やがてカリフに強敵マークスの艦隊が散弾転送性系に大挙して襲来してきた。
(引用:早川書房)

 

 
 
SF691『ヴァーミリオン・サンズ』J・G・バラード
 夢と狂気と倦怠に支配された砂漠のリゾート、ウァーミリオン・サンズには、詩人や芸術家、映画スターや富豪が群れつどう。彼らは、住人の心を反映して自在に姿を変える向心理性の家で暮らし、音響彫刻や歌う草花を愛好していた。晴れた日には、砂上ヨットで砂鰾狩りや雲の彫刻を見物にラグーン・ウエストへと出かける。そこではコーラルDの雲の彫刻師たちが、色とりどりのグライダーで飛びまわり、白い積雲に一角獣や美しい映画女優の肖像を刻んでいるのだ…。イギリスSF界の鬼才バラードが、エキゾティックなリゾートを舞台に奔放な想像力と華麗な筆致で描く連作短篇集。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF692夜来たる』アイザック・アシモフ(2004/8)
 2千年に1度の夜が訪れたとき、人々はどう反応するだろうか…六つの太陽に囲まれた惑星ラガッシュを舞台に、“夜”の到来がもたらすさまざまな人間模様を描き、アシモフの短篇のなかでもベストの評価をかち得た、SF史上に名高い表題作はじめバリエーション豊かな短篇の数々を、著者の軽妙な詞書きにのせて贈る、アシモフの面目躍如たる傑作短篇集!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF693インテグラル・ツリー』ラリイ・ニーヴン(2004/7)
SF693インテグラル・ツリー』ラリイ・ニーヴン(2012/8)
SF693インテグラル・ツリー』ラリイ・ニーヴン(2023/9)
 中性子星ヴォイの周囲をめぐる直径数万キロの濃密な大気の輪〈スモーク・リング〉は、奇怪な動植物にあふれた、自由落下状態の楽園だった。なかを漂う巨大な積分記号形の樹“インテグラル・ツリー”では、地球からやってきた播種ラム・シップの乗員の末裔たちが、牧歌的な暮らしを営んでいる。だかそのクィン一族に、いま飢饉の恐怖が忍びよろうとしていた。新たな食料を見つけて一族を救うべく、壮大な旅に出た若者たちが遭遇したものは? ハードSFの巨匠が『リングワールド』にまさるとも劣らぬ魅力的でカラフルな世界をみごとに創造し、ファンを熱狂させた最新SF! ローカス賞受賞。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF694『ビースト・マスター』アンドレ・ノートン
 クシックスとの熾烈な星間大戦もついに終結した。だが、勝利のために地球同盟軍が支払った代価もまた大きかった。人類の故郷−地球が、クシックス侵略軍の捨身の総攻撃によって破壊されたのだ! 女流作家が流麗に描く傑作冒険SF!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF695『奪われた旗艦』ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ126》
  宇宙エンジニア、カラクが所有する修理ステーションKA大サービスに《クレスII》は停泊していた。十日あまりの交渉の末、ローダンはようやくカラクと協定を結ぼうとしていたのだ。だが協定成立直前に飛来した宇宙船三隻が《クレストII》のそばに墜落した。飛ぶのもやっとの宇宙船に搭乗していたのは身長一メートルの小人種族・更新人間だった。宇宙船の残骸から次々にあらわれた更新人間は原始的な武器を手に《クレストII》をめざし突撃を開始する。かれらは無謀にも太陽系帝国の旗艦の占領を企てていたのだ!?
(引用:早川書房)

 

 
 
SF696『時空漂流船現わる!』A・バートラム・チャンドラー
 《銀河辺境/外伝4》
〈リム・ランナーズ〉の運航本部長、ジョン・グライムズ准将に、軌道ステーション3から緊急通信が入った。正体不明の宇宙船が一隻、忽然と姿を現わし、ステーションからの通信に応答しないばかりか、このままではローンの太陽へと突入してしまう軌道をつき進んでいるという。グライムズ准将は、フォーローン宇宙港に待機中であった小型救難曳航船〈リム・メームリュート〉をただちに出動させ、監察宇宙軍の情報将校である妻のソニア、精神波通信士のメイヒューをともなってみずから調査におもむいた。だが、その謎の漂流船には、怖るべき秘密が隠されていた!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF697『デューン 砂丘の大聖堂(1)』フランク・ハーバート
 惑星ラキスは誇りある女たちの攻撃で壊滅した。だが、ベネ・ゲセリットはひそかに砂虫を一匹、自分たちの本拠地、大聖堂惑星に運んでいた。大聖堂惑星を砂漠化し、いつの日にか現われる無数の砂虫を待つことと、将軍マイルズ・テグのゴーラを作り、そのもともとの記憶を取りもどすことが、誇りある女たちへの今後の切り札となる…。シリーズ第6部堂々の開幕!
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF698『鉄の夢』ノーマン・スピンラッド
 壮絶な核戦争が吹き荒れたのち、地球はミュータントや交雑種の徘徊するこの世の地獄と化していた。かろうじて生き残った人類は、奇跡的に汚染をまぬがれた土地にヘルドン大共和国を樹立していたが、この純人間の牙城にも、ミュータントの魔手が迫りつつあった。そして今、風前の灯のヘルドンを救うべく、一人の男が歴史に登場した。男は鉄の意志とカリスマ的指導力で、ミュータント掃討に乗りだしたが…幻のSF作家アドルフ・ヒトラー最後の傑作、1954年度ヒューゴー賞受賞作『鉤十字の帝王』を、鬼才スピンラッドがめくるめく構成で紹介した、SF史上屈指の奇書登場!
(引用:「BOOK」データベース)
 
 

 
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