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ハヤカワ文庫SFリスト
1995年(SF1089〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2024年(SF2428〜)/ 2023年(SF2393〜)/ 2022年(SF2350〜)/ 2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/ 2019年(SF2212〜)/ 2018年(SF2161〜)/ 2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/ 2015年(SF1985〜)/ 2014年(SF1935〜)/ 2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/ 2011年(SF1791〜)/ 2010年(SF1739〜)/ 2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/ 2007年(SF1595〜)/ 2006年(SF1543〜)/ 2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/ 2003年(SF1429〜)/ 2002年(SF1385〜)/ 2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/ 1999年(SF1256〜)/ 1998年(SF1217〜)/ 1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/ 1995年(SF1089〜)/ 1994年(SF1045〜)/ 1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/ 1991年(SF0909〜)/ 1990年(SF0852〜)/ 1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/ 1987年(SF0699〜)/ 1986年(SF0646〜)/ 1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/ 1983年(SF0501〜)/ 1982年(SF0460〜)/ 1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/ 1979年(SF0326〜)/ 1978年(SF0274〜)/ 1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/ 1975年(SF0155〜)/ 1974年(SF0134〜)/ 1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/ 1971年(SF0014〜)/ 1970年(SF0001〜)
 


 
 
SF1089『太陽調査隊』H・G・エーヴェルス&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ207》
 はるか20万年の昔、超科学力を持つ何者かが、太陽のガス層の中に設置した長時間兵器−死の惑星の存在が明らかになった。この兵器により太陽がノヴァ化すれば、太陽系人類の滅亡は必定。過去からのこの怖るべき脅威に対し、ローダンはその正体をつきとめるべく、ワリンジャー教授を隊長とする太陽調査隊を決意した。太陽系諸惑星とその住民250憶の生命をかけて、調査船《サン・ドラゴン》は太陽に突入したが……
(引用:早川書房)
 
SF1090これが最後の大博打』ジョー・クリフォード・ファウスト(2012/2)
 《エンジェルズ・ラック3》
 やった、これで大儲けだ!メイは期待に胸を躍らせていた。近代史上の天才二百人の脳から知識を抽出したアンプル。十数年前にエッセンス社から盗み出されたこの宝物を取り返したからには、莫大な賞金が出るにちがいない。ところが、社長のバリスは金を払うどころか、メイを詐欺師扱いする始末。おまけに卑怯な手段でデュークが拉致されて、メイの怒りは爆発した!最悪コンビが最後の大勝負に挑む、痛快シリーズ完結篇
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1091ペガサスに乗る』アン・マキャフリイ(2016/2)
 《ペガサス1》
 特殊な能力をもつゆえに、ともすれば恐れられ敬遠される超能力者たち。でも“ペガサスを乗りこなす”ようにその能力を使いこなせば、みんなの役にたてるはず。超能力者の活動を組織化し、存在価値を社会に認めてもらおうと、自らも予知能力をもつヘンリー・ダロウは愛妻モリーと力を合わせ超心理学センターを設立するが…悩みながらも成長していく超能力者たちの姿を、人気性同作家マキャフリイがはつらつと描く力作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1092時空の支配者』ルーディ・ラッカー(1998/12)
 自前の会社が倒産して以来、いささか人生に退屈していたぼくの前に突然、拇指サイズの小人が出現した。小人は悪友のハリイ・ガーバーで、自分が時空支配装置を発明したことを告げるために未来からやってきたのだという。これで世界はぼくらのもの、と喜んだまではよかったが、時間と空間をもてあそぶうち、危険な寄生頭脳をこの世に招き入れてしまった。鬼才ラッカーの奔放なアイデアが大爆発する、ポップなSF狂騒曲。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1093タイム・パトロール 時間線の迷路(上)』ポール・アンダースン(2004/11)
 西暦19352年に開発された時間航行の方法は、人類に多大な危険をもたらした。この方法を悪用し、過去を都合よく改変しようとする者があらわれたのだ。こうした時間犯罪を取り締まるためにタイム・パトロールが組織された。その一員エヴァラードは、大規模な歴史改変をもくろむ「称揚主義者」を捕えようと命じられるが…時流を縦横無尽に行き来して歴史を管理するタイム・パトロールの活躍を描く、時間テーマSFの傑作。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1094タイム・パトロール 時間線の迷路(下)』ポール・アンダースン(2004/11)
 タイムサイクルで時流を行き来して歴史を監視し、時間犯罪を取り締まるタイム・パトロールの一員エヴァラード。さまざまな時代で歴史に干渉して時流を支配しようとする超人〈称揚主義者〉との戦い、隊員として出向いた時代に生きる人々との出会いと別れ、そして美貌の隊員ワンダとのせつないロマンス…“正しい時間線の管理者”たるエヴァラードの活躍を描く、時間テーマSFの名作『タイム・パトロール』の続篇登場。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1095『スーパー・ミュータント襲来!』クラーク・ダールトン&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ208》
 死の衛星の破壊計画をすすめるローダンのもとに凶報が届いた。衛星カリストに設置されたアッカローリーの住居が事故で失われたというのだ。たまたまローダンと共にいたアクトロンは無事だったが残った反酸素はわずかに7日分。それが尽きれば反物質生物のアクトロンは確実に死ぬ。ローダンは異宇宙の友をアッカローリー船に送り届けようと決意し、グッキーらミュータントを非常召集すると《アルノ・カルプ》で出撃した!
(引用:早川書房)

 

 
 
SF10962061年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク(2003/7)
 二〇六一年、ヘイウッド・フロイドは最新式のミューオン駆動宇宙船ユニバース号に乗り組み、再接近してきたハレー彗星をめざした。ついにわが手で彗星を調査できるのだ! だが、彗星に着地し探査を開始したフロイドたちを、思いもよらぬ事件が……巨匠クラークが、読者の熱烈な要望に応えて贈る待望の第三部。
(引用:早川書房)
 
SF1097時間的無限大』スティーヴン・バクスター(1999/1)
SF1097時間的無限大』スティーヴン・バクスター(2007/5)
 《ジーリー》
 人類は、木星軌道上に設置したワームホールをタイムマシンに転換すべく奮闘していた。そんな時、そのワームホールから未来人の船が現れた。乗っていたのは〈ウィグナーの友人〉と名乗る人々で千五百年未来の地球を支配する異星種属クワックスを滅ぼすためにやって来たのだという。だが、その裏には途方もない意図が。ハードSFの新たな旗手が、千五百年の時に隔てられた二つの太陽系の抗争を壮大に描いた傑作長篇。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1098『銀河の伝令使』ウィリアム・フォルツ&ハンス・クナイフェル
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ209》
 スーパー・ミュータントは、ついにローダンの旗艦《インターソラー》にその魔手をのばした。太陽系艦隊将校ホイブライン小佐を捕らえるや、その体内に必殺の罠をしかけ、ローダンのもとへ送り帰したのだ。胸さわぎをおぼえたローダンたちは、ホイブラインを惑星シシュターに降ろした。だが追尾していたコレッロの宇宙船も同星域に出現、ここに《インターソラー》とスーパー・ミュータントとの壮絶な死闘が開始された!
(引用:早川書房)
   
SF1099ありえざる都市(1)』デイヴィッド・ジンデル(2021/11)
 はるかな未来、人類は熱核戦争で壊滅した地球を捨て、極寒の惑星〈氷瀑〉に独自の文明を築いていた。だが今、この星に思わぬ脅威が迫っていた。近隣の恒星が次々と超新星化する謎の現象に巻きこまれ、いずれは〈氷瀑〉も崩壊するというのだ。太古の種族が遺した“古エッダの秘密”には、人類を救う方法が示されているという。この究極の秘密を迫って宇宙へ赴く少年マロリーの波瀾に満ちた探索行を描く傑作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1100ありえざる都市(2)』デイヴィッド・ジンデル(2021/11)
 極寒の惑星「氷瀑」に育ったマロリーは、正式にパイロットに任命されるやいなや“エンティティ”と呼ばれる宇宙のバイオ=コンピュータとの接触に成功した。その結果、人類を救う鍵“古エッダの秘密”は最古のDNAにしるされていると判明。マロリーは、ネアンデルタール人のDNAを自らの遺伝子に組みこんだアラロイ人を求めて新たな探索行へ旅立つが。生命の究極の謎を追うマロリーの活躍を描く傑作長篇。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1101ありえざる都市(3)』デイヴィッド・ジンデル(2021/11)
 人類最古のDNAを求める探索行で深傷を負ったマロリーは、海洋生物の形態をしたアガサン人のもとで、半人間半機械として再生した。だが「氷瀑」へ戻った彼は伝説的パイロットであるソリの暗殺計画で無実の罪を着せられ、投獄されてしまう。はたして悲惨な獄中生活を生きのびられるのか、そして銀河の究極の謎は。全人類の存亡を左右する謎解明に命を賭けるマロリーの、波瀾に満ちた半生を描く傑作長篇。感動の完結。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1102『スター・トレック7 ジェネレーションズ』J・M・ディラード
 《宇宙大作戦》
 2294年。ハリマン艦長の指揮する〈エンタープライズB〉が処女航宙中にエネルギー・リボンによる強力な重力場の歪みに遭遇、同乗していたカークはこの事故で失踪してしまう。それから78年後、〈エンタープライズD〉の艦長ピカードもまた、同じエネルギー・リボンによる危機に直面していた…二人の伝説的艦長カークとピカードが時空を超えて出会い、ともに正義のために闘う、人気シリーズ映画ノヴェライゼーション。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1103『裏切り者たちの会議』ウィリアム・フォルツ&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ210》
  太陽系が5分間の未来に移行したローリン・ディから3年、太陽系帝国の植民世界には不穏な空気が満ちていた−惑星プレクールの総統制菅エシボン・ヘリヘットがローダンにかわって大執政菅の地位につき、帝国の最高権力を奪取すべく画策をはじめたのだ。さらにヘリヘットに加担するティーパ・リオルダンによりアトランが誘拐されるにいたって、そいにローダンは、みずから太陽系艦隊5万隻を率いプレクールに赴くが……
(引用:早川書房)
   
SF1104神の熱い眠り』オースン・スコット・カード(2010/5)
 《ワーシング年代記1》
 あらゆる苦痛が瞬時に癒され、不幸や恐怖の存在しない世界−少年レアドが暮らすその世界に突如「苦痛」が蔓延した朝、人々の前に不思議な男が現われた。男はジェイスン・ワーシング、伝説の神と同じ名の持ち主だった。その日からレアドは、一万五千年以上にわたるジェイスンの波瀾の人生を何度も夢に見るようになる。夢が進むにつれ、やがて明かされる宇宙創造の秘密とは。人気作家カードの原点といえる傑作SF長篇。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1105『エンタープライズ狂騒曲』ピーター・デイヴィッド
 《新宇宙大作戦5》
 「エンタープライズ」が結婚式会場に。宇宙連邦にとって重要な存在である航宙民族ティザリン人の、ふたつの名家の御曹司とご令嬢が結婚するにあたり、その式場に選ばれたのだ。不慣れな任務にとまどいながらも、大切な式典に落度があってはいけないと保安に心をくだくクルーたち。ところがそこへ、人智を超えた異質生命体にしてトラブル・メーカーのQが現われて…珍客を迎えて航宙鑑「エンタープライズ」は大騒ぎ。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1106ブレイクの飛翔』レイ・ファラデイ・ネルスン(2011/1)
 裸の背に白い翼を生やしたゾアたちは、時間流の中を自由自在に飛びまわる。その一人ユリズンは、過去に手を加えて自らの理想郷を創りだそうと企て、18世紀の詩人ウイリアム・ブレイクを巻きこんで大規模な歴史改変を開始した。ブレイクの妻ケイトはこの計画を知るや、愛する夫を取り戻すためユリズンに必死の戦いを挑む。かくして壮大な時間戦争の幕が切っておとされた…謎とロマンに満ち溢れた、時間SFの新たな名作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1107『時間の振り子』H・G・エーヴェルス&ハンス・クナイフェル
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ211》
 3433年4月、太陽は炎を吐く怪物に変身した! 死の衛星がついに本格的活動を開始し、太陽系は存亡の危機に直面したのだ。一方、アラスカ・シェーデレーアの肉体にも不気味な変化が生じていた。その顔にやどった何者かが、死の衛星と同時に活性化したのだ。この両者のあいだには何か密接な関係があるはず、そう考えたローダンは、シェーデレーアを衛星建造の謎をにぎるロード・ツヴィーブスのもとに派遣するが……!?
(引用:早川書房)
 
SF1108ヨブ』ロバート・A・ハインライン(2003/3)
 いったい何が起こったんだ。平凡な牧師アレックスは動顛した。南の島で火渡りに挑戦して意識を失い−目覚めると、世界が一変していたのだ。名前はアレックに、乗っていた機船は汽船に変わっている。客室係は初めて見る美女で、なんと彼の恋人だという。だがこれは、際限なく続く次元転換のほんの始まりにすぎなかった…聖書ヨブ記に材を取り、混線次元をさまよう男の冒険をコミカルに描く、ハインラインの話題作。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1109ラッカー奇想博覧会』ルーディ・ラッカー(2004/11)
 SF界のカルト・ヒーローが紡ぎだす、驚異の世界へようこそ。あやしげな慣性巻き取り機の作動で月と地球が激突の危機にさらされる「慣性」、ゲームおたくの情熱が恐るべき事態をまねく「パックマン」など、ラッカーの多彩な魅力を満喫できる作品群を結集。そのほか、サイバーパンクの旗手スターリングとの合作「クラゲが飛んだ日」、抱腹絶倒の日本旅行エッセイ2篇も織りまぜた、ファン必携の日本版オリジナル短篇集。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1110『特別コマンド出撃!』クラーク・ダールトン&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ212》
 太陽系に侵入したカピンはその特異な能力・・ペドパイルングをもちいて、テラナーの精神を乗っ取り自由に操れると判明した。しかも旗艦《インターソラー》にカピンのひとりが侵入したらしい。すでに太陽系帝国の要人が乗っ取られた可能性すらあった! ローダンでさえペドパイルングの前には無力なのだ。アトランは極秘裡にグッキーたちミュータントからなる特別コマンドを編成すると、カピンの捜索に乗り出したが……!?
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1111キャピトルの物語』オースン・スコット・カード(2010/5)
 《ワーシング年代記2》
 伝説の男ジェイスン・ワーシングがこの世に生まれる遙か以前−銀河帝国の首都キャピトルでは、人工冬眠薬ソメックが人々の関心を集めていた。ソメックを投与された人間は数年ごとに睡眠と覚醒を繰り返し、ほとんど永遠に生き続けることができるのだ。だがこの偽りの不死が、大いなる悲劇をもたらすことになろうとは…。長篇『神の熱い眠り』の背景となった壮大な宇宙史の全容を、数々の逸話を通じて描きあげた名品集。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1112竜の反逆者』アン・マキャフリイ(2001/8)
SF1112竜の反逆者』アン・マキャフリイ(2007/6)
 《パーンの竜騎士7
 女だって城砦ノ太守になれる−野心を胸に秘め、縁談を断わって城砦を飛び出したテルガー城砦ノ太守の姉セラ。男まさりの彼女はやがて無法者たちを従え、近隣の集落を襲撃しはじめる。ある日、竜の声を聞くことができる少女の噂を聞いたセラは、この少女を味方に引き入れようと奸策をめぐらすが…“反逆の女太守 ”が引き起こす事件を軸に、南ノ大陸の探険を続けるピイマアの活躍などを描く、人気シリーズ正篇第七弾。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1113『ケンタウルスの襲撃』ハンス・クナイフェル&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ213》
 ゼロ時間デフォルトメーターで過去界に旅立ったローダン一行は、何者かの妨害により、5万5千年前のレムリア大陸に漂着した。だが、中世レムール文明が栄えているはずのその地で、一行は半人半馬のケンタウルスやネアンデルタール人による襲撃を受けた! これらの怪物たちがカピンの遺伝子実験の産物であることは明らか。では、時間旅行を妨害したのも謎のカピンなのか? ローダンたちは真相を探るべく調査を開始したが……
(引用:早川書房)
   
SF1114女の国の門』シェリ・S・テッパー(2007/11)
 女は城壁の中の「女の国」で政治をつかさどり、男は外の「戦士の国」で軍隊を組織する−“大変動”の後の荒廃した世界で、人々は男女に分かれた社会を作り、微妙なバランスを保って生きのびていた。「女の国」に暮らす少女スタヴィア。ひとりの少年戦士と恋に落ちた彼女が数奇なる恋路のはてに見出した、この国の驚くべき秘密とは。気鋭の女性作家テッパーが、未来社会に生きる多感な少女の成長を情緒豊かに描く話題作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1115赤い惑星への航海』テリー・ビッスン(2011/7)
 時は21世紀。大恐慌の余波でNASAは民間企業に売却され、米ソ共同火星飛行計画は実現間際で破棄されていた。だが、誰もが忘れていたこの計画に、ハリウッドが目をつけた。人類初の有人火星飛行を映画に撮ろうというのだ。かくして、元宇宙飛行士や映画スターを含む撮影隊が火星へ赴くことになるが…。航海の行く手に待ち受ける数々の冒険をドラマチックに描き、SF黄金時代を彷彿させる、心ときめく宇宙小説。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1116『惑星パトリアの抗争』サイモン・ホーク
 《宇宙大作戦34》
 過去二十年間に急速に発展を遂げた惑星パトリアは、いまや新たな宇宙連邦加盟国の最有力候補と目されている。ところが宇宙連邦と敵対するクリンゴン帝国もこの星に目をつけ、その傘下におさめようと魔手をのばしてきた。クリンゴンの機先を制して宇宙連邦に加盟させるべく、カーク艦長率いる航宙艦〈エンタープライズ〉は惑星パトリアへ向かうが、現地では政府と反体制テロリストたちが激しい内紛を繰り広げていた…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1117『聖なる島への旅路』クラーク・ダールトン&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ214》
 5万5千年前の地球で、レムール人の都市オレガリスの危機を救ったローダン一行は、謎の飛行物体・・黄金の紡錘の情報を得た。レムール人によれば、はるか東方、人跡未踏のトロニス地方に、黄金の紡錘が飛び立つ聖なる島があるという。黒き潮に守られたその島こそ、ゼロ時間デフォルトメーターの時間旅行を妨害する敵基地にちがいない。ローダンは謎の島をめざし、プレビオたちの襲撃をしりぞけながら東へとむかったが…
(引用:早川書房)
 
SF1118ガラパゴスの方舟』カート・ヴォネガット(2005/8)
 一九八六年、経済恐慌と戦争と疫病で人類は滅亡の危機に瀕していた。折りしもエクアドル崩壊の直前、ガラパゴス諸島遊覧の客船バイア・デ・ダーウィン号が何人かの男女を乗せて海へ漂い出た。進化論で知られる諸島に漂着したわずかな生存者が、百万年を経て遂げた新たな進化とは? 鬼才が描く旧人類への挽歌。
(引用:早川書房)
   
SF1119青い瞳のダミア』アン・マキャフリイ(2016/7)
 《九星系連盟2》
 超常能力を駆使した即時コミュニケーションによって人類は宇宙進出を果たし、地球を中心とする九星系連盟を形成していた。連盟でも屈指の超常能力者ローワンの娘ダミア。母親の才能と気の強さをそっくり受け継いだ彼女は、幼いころから男まさりのお転婆ぶりを発揮し、やがては美貌のステーションマスターに成長してゆく。時に自らの才能に悩みながらも、明るく成長してゆく少女ダミアの恋と冒険。人気シリーズ第二弾。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1120『カピンの最後通牒』ハンス・クナイフェル&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ215》
 時間旅行を妨害していた聖なる島を破壊したローダン一行は、無事ゼロ時間デフォルトメーターに帰還した。だが、現在時間に戻るべく最後の作業をつづける一行を、またも謎の六次元放射が襲った。しかもその放射により、シェーデレーアの顔に宿ったカピンの断片が活性化し、かれはいずことなく姿を消した! 必死に後を追うイホ・トロトとロード・ツヴィーブス。やがてふたりの行く手には、レムリア大陸最大の秘密が…!?
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1121『荒れ狂う深淵』グレゴリイ・ベンフォード
 機械生命メカの執拗な攻撃を受け宇宙船アルゴに乗り組んだ人類は銀河系の真の中心−イーターと呼ばれる巨大なブラックホールへと追いやられていた。だがまさにそのとき、星がひとつ、イーターにより引き裂かれた。その想像を絶するエネルギーは、開闢モメントを引き起こす。脱出への一縷の望みをたくし、宇宙船アルゴはブラックホールを包むエルゴ空間へ、荒れ狂う深淵へと突入していったが…待望のシリーズ最新作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1122『エンタープライズの面影』マイクル・J・フリードマン
 《新宇宙大作戦3》
 宇宙連邦軍を退役した「エンタープライズ」の機関長スコットは、穏やかな余生を送るべく、輸送船「ジェノーレン」でコロニーをめざしていた。その途上、輸送船は「ダイソン球天体」の強用な引力に捕われて大破してしまう。生き残ったのはスコットと若いクルーの二人のみ。そこでスコットが考えだした破天荒な生存方法とは…。そして75年後、「エンタープライズD」が「ジェノーレン」からの救難信号をキヤッチした。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1123無限アセンブラ』ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン(2010/2)
 月の裏側で発見された謎の建造物の調査に赴いた一行が、現地でことごとく無残な死を遂げた。それは異星から来た無数の微小なロボット−ナノマシンの仕業だった。あらゆる物質を原子レベルで解体してしまうこの機械が、もし地球に侵入したら。ただちに最高の頭脳を持つ科学者が月に召集され、厳重に隔離された研究所で必死の調査を開始するが…人類が直面した新たな脅威を迫真の筆致で描く、戦慄のSFサスペンス。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1124『スピーシーズ −種の起源−』イヴォンヌ・ナヴァロー
 地球外知性探査計画は、ついに宇宙からのメッセージを受信した。深宇宙からアレシボ天文台が受信した謎のメッセージはふたつ−ひとつはメタンの触媒に関するもの。これにより燃料を完全燃焼させることが可能となり、人類は無限量のエネルギー発生装置を手にすることになった。ふたつめは、DNAの塩基配列に関するもの。この異星のDNAと人間の卵子とを結合させ、人類は新たな生命体を創りだすことに成功したが…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1125『恐怖の楽園』H・G・エーヴェルス&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ216》
 死の衛星の驚異が高まるさなか、ローダンは自由商人の惑星オリンプに赴いた。皇帝アーガイリスの式典に列席し、銀河諸種族に太陽系人類の健在ぶりを示すためだ。一方、太陽系帝国の秘密実験惑星ラスト・ホープでは、ワリンジャー率いる科学陣が再度の時間遠征に不可欠な六次元物質クイントロンの生成実験をつづけていた。式典を終えたローダンは、実験に立ちあうべく《インターソラー》でラスト・ホープに向かったが…
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1126ヴァート』ジェフ・ヌーン(2005/2)
 ヴァートとは、新手のドラッグ。効用によって色分けされた羽を口のなかに差し入れて喉奥をなでれば、眼前にヴァート世界が出現する。マンチェスターの片隅でヴァート浸りの日々を送るスクリブルには、呪わしい過去があった。謎の黄羽でトリップし、妹をヴァート世界に置き去りにしてしまったのだ。最愛の妹を取り戻したい一心で、スクリブルは絶望的な探索を続けるが…A・C・クラーク賞に輝く、新鋭の超話題作。95年には最優秀新人賞にあたるジョン・W・キャンベル賞を受賞。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1127ペガサスで翔ぶ』アン・マキャフリイ(2016/2)
 《ペガサス2》
 超能力を科学的に検証し、“ペガサスを乗りこなす”ように上手に操ろうという理念のもと、超心理学センターが設立された。人類の宇宙進出とあいまって超能力はますます重要になり、所長リューサは超能力者の人権保護に忙殺されている。そんな彼女の睡眠中に心に“侵入”してくるものがいた。強力なテレパスである彼女の心のシールドを破るとは、どんな能力者なのか…。超能力者の活躍を描く『ペガサスに乗る』姉妹篇。
(引用:「BOOK」データベース)
 
 

 
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