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ハヤカワ文庫SFリスト
2000年(SF1296〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2024年(SF2428〜)/ 2023年(SF2393〜)/ 2022年(SF2350〜)/ 2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/ 2019年(SF2212〜)/ 2018年(SF2161〜)/ 2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/ 2015年(SF1985〜)/ 2014年(SF1935〜)/ 2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/ 2011年(SF1791〜)/ 2010年(SF1739〜)/ 2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/ 2007年(SF1595〜)/ 2006年(SF1543〜)/ 2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/ 2003年(SF1429〜)/ 2002年(SF1385〜)/ 2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/ 1999年(SF1256〜)/ 1998年(SF1217〜)/ 1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/ 1995年(SF1089〜)/ 1994年(SF1045〜)/ 1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/ 1991年(SF0909〜)/ 1990年(SF0852〜)/ 1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/ 1987年(SF0699〜)/ 1986年(SF0646〜)/ 1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/ 1983年(SF0501〜)/ 1982年(SF0460〜)/ 1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/ 1979年(SF0326〜)/ 1978年(SF0274〜)/ 1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/ 1975年(SF0155〜)/ 1974年(SF0134〜)/ 1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/ 1971年(SF0014〜)/ 1970年(SF0001〜)
 


 
 
SF1296『テラの密使と宙賊レディ』エルンスト・ヴルチェク&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ257》
 痴呆化の影響から立ち直ろうと復興に励む惑星オリンプに、女宙賊ティーパ・リオルダンが通信をよこした。すわ何事かと色めきたつ免疫保有者たちにティーパは、カルスアル同盟の大船団がオリンプめざして驀進中だという、思わぬ警告を投げかける。やがてその言葉どおり、オリンプには百万人の飢えたエルトルス人が降りたち、惑星をほしいままに掠奪しはじめた。カルスアル同盟三巨頭の目的はいったいどこにあるのか。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1297いさましいちびのトースター 火星へ行く』トーマス・M・ディッシュ(2004/9)
SF1297いさましいちびのトースター 火星へ行く』トーマス・M・ディッシュ(2007/3)
『いさましいちびのトースター』ですっかりおなじみ、ぴかぴかボディのトースターと愛すべき仲間たち。小言の多い掃除機、気の弱い電気毛布、おしゃべりなラジオ、これに、補聴器、電卓、電子レンジ、天井扇風機の新たな仲間がくわわり、彼らが目指すのはなんと火星! でっかい冷蔵庫が支配する火星の電気器具国家の野望をくじくため、いま宇宙へと旅立つ! かわいい電気器具たちのけなげな冒険を描くSFメルヘン第2弾。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1298太陽の王と月の妖獣(上)』ヴォンダ・N・マッキンタイア(2005/9)
 1693年、栄耀栄華をきわめる太陽王ルイ14世の住むヴェルサイユ宮殿に、伝説の怪物である海の妖獣が運びこまれた。捕まえたのは、イエズス会士で自然哲学者のイヴ・ドラクロワ。国王の命をうけ、遠洋へ探検の旅に出て、雌の海の妖獣を生け捕りにしてきたのだ。妖獣は宮殿の庭にあるアポロンの泉水の檻に入れられ、その世話を宮殿で侍女をつとめるイヴの妹、マリー=ジョゼフがすることになったのだが…ネビュラ賞受賞作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1299太陽の王と月の妖獣(下)』ヴォンダ・N・マッキンタイア(2005/9)
 警戒心が強かった海の妖獣は、気だてのいいマリー=ジョゼフにようやく心をひらくようになった。やがてマリー=ジョゼフは、海の妖獣が高度の知性をもっていることに気づく。だが、不死の霊薬になるといわれる妖獣は、まもなく開かれるルイ14世の即位50周年記念の祝宴の料理に供されることになっていた! マリー=ジョゼフは、妖獣が殺されるのを命がけで阻止しようとするが…波爛万丈の歴史改変SF。ネビュラ賞受賞作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1300猿の惑星』ピエール・ブール(2004/2)
SF1300猿の惑星』ピエール・ブール(2009/11)
 2500年、太陽系の探索を終えた人類は、初の恒星間飛行を企てた。宇宙船に乗りこんだのは、計画の立案者にして探検隊のリーダーであるアンテル教授、若い物理学者アルチュール・ルヴァン、ジャーナリストのユリス・メルーの三人だ。二年後、ようやく到着したベテルギウス星系には地球によく似た惑星があった。軌道上からの観察で、惑星には文明をもつ種族が住んでいると判明する。だが、着陸した三人がそこで見たものは。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1301『突入! 炎の叛乱地帯(上)』デイヴィッド・ファインタック
 《銀河の荒鷲シーフォート5》
 宇宙軍の栄光も、国連事務総長の座をも捨てて隠遁生活を送るニコラス・ユーイング・シーフォート。家族とともに暮らす平穏な生活は永遠に続くかとみえた。ところが突如、側近アダム・テネアの息子が、ついで愛息フィリップまでもが謎の失踪をとげた! 必死に足どりを追ってニューヨークにたどりついたシーフォートだったが、そこで待ちうけていたのは、荒廃しきった住所不定市民たちの街と暗く渦まく政治的陰謀であった。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1302『突入! 炎の叛乱地帯(下)』デイヴィッド・ファインタック
 《銀河の荒鷲シーフォート5》
 ニューヨーク下層区域では、国連政府の横暴に対する住所不定市民たちの叛乱が勃発。政府軍の苛烈な反撃によって、街は火の海と化した! 地下トンネルには毒ガスが送りこまれ、衛星軌道からの非道なレーザー砲撃がひとびとを焼きつくす…。みずから奔走した休戦への試みが、利権政治の濁流にすべて飲みこまれるありさまを目にしたシーフォートは、内なる正義のため、友も家族さえも捨てて、ひとり敢然と立ちあがった。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1303『復讐者サンダル』ウィリアム・フォルツ&ハンス・クナイフェル
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ258》
 大群にそって飛行をつづける“グッド・ホープ2”はあらたな構造震動にみまわれた。大群がまたしても未知飛行物体“ユニット”を送り出したのだ。ローダンは飛行物体の目標星系を構造アルファと名づけ、偵察コマンドの派遣を決めた。さっそく志願したウルトラ周波エンジニアのダライモク・ロルヴィク大尉やパープル人への復讐を誓うサンダル・トークなど4名のコマンドが惑星テストケース・ロルヴィクに降りたったが…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1304フレームシフト』ロバート・J・ソウヤー(2005/1)
SF1304フレームシフト』ロバート・J・ソウヤー(2014/1)
 気鋭の遺伝子学者ピエールは、帰宅途中、ネオナチの暴漢にあやうく殺されそうになった。ネオナチとなんの関わりもないのに、どうして狙われたのか? やがて、自分が連続殺人事件にまきこまれたと知ったピエールは、事件の謎とみずからの研究課題であるヒトゲノムに隠されている秘密に命がけで挑んでいくが……
(引用:早川書房)
 
SF1305稲妻よ、聖なる星をめざせ!』キャサリン・アサロ(2009/6)
 《スコーリア戦史》
 ロサンジェルスの下町で、少女ティナの前に現われた奇妙な男オルソー。なんとかれは、宇宙航行中の事故のため、はるか24世紀から現代アメリカに迷いこんできたスコーリア王国の王子だった。ティナはふとしたきっかけで、オルソーとともに陰謀渦巻く未来の宇宙へと旅立つことになる。よもや自分がスコーリアの命運を変える力を秘めているとも知らず…未来世界へ飛びこんだ少女の愛と冒険を描く『スコーリア戦史』第二弾。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1306『不死者発! 救難インパルス』クラーク・ダールトン&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ259》
 3441年11月14日、ローダン一行は銀河南縁を偵察中だった。大群から出現したキノコ船があらたに銀河重力定数を微調整したのだ。その理由を探ろうとするうち、グッキーとフェルマー・ロイドが混乱した思考インパルスをキャッチする。相手は“それ”…あろうことか、ワンダラーの不死者が重力定数操作の影響をうけ、援助をもとめてきたのである。ローダンは急遽“それ”が指示した星系アイリー=ギャナティに向かったが。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1307『ブレードランナー2 −レプリカントの墓標−』K・W・ジーター
 デッカードは愕然とした。外星から地球へ逃亡してきたレプリカントは六人いて、五人は死んだが、あと一人がまだ生きている。そのレプリカントをさがしだして処分してほしいというのだ−愛するレイチェルそっくりの女性、タイレル社の総帥サラ・タイレルの依頼をうけ、デッカードは逃亡レプリカントを命がけで捜索しはじめるが…P・K・ディック原作、R・スコット監督の映画『ブレードランナー』の待望の続篇登場。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1308失われた宇宙の旅2001』アーサー・C・クラーク(2009/8)
 企画段階では、最初HALは人型ロボットだった!? モノリスの当初の形は…!? 映画『2001年宇宙の旅』は、クラークにとって完全主義者キューブリックとの悪戦苦闘の4年間であった。その映画製作過程で失われた膨大なオリジナル小説原稿に加えて、キューブリックとの出会い、共同作業による構想、執筆過程での様々なエピソードなどをまじえ、クラークみずからが語る、ありえたかもしれないもうひとつの『2001年宇宙の旅』。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1309『ラスト・ホープ蹂躙』ウィリアム・フォルツ&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ260》
 3441年11月、ローダンは痴呆化放射で潰滅した銀河を建てなおすべく、全銀河の免疫保持者たちに対し大銀河会議の開催を呼びかけた…銀河種族同盟を結成するために。開催地であるヘイクラ=ベル星系へ銀河異種族の代表が集結したが、この機に乗じて銀河系におけるイニシアティヴを握らんとするカルスアル3 巨頭らの思惑が錯綜し、会議は混乱を極める。そこへ謎の漆黒の円盤船に乗った3人の黒ずくめの異人が現われた…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1310『銀河おさわがせマネー』ロバート・アスプリン&ピーター・J・ヘック
 銀河で十指に入る大富豪、ウィラード・フール大尉率いるオメガ中隊。宇宙軍きってのチームワークと型破りを誇る中隊が、今回迎えた新入隊員はなんと、ネコ型星人とトカゲ型星人!? みなで向かうは次なる任地、遊園地だらけの惑星ランドール。この星とフールの間には、実は深い因縁が…おなじみ個性派メンバーに、新たなメンツもしたがえて、フール中隊長の知力と財力がますます冴える! 爆笑のユーモア・ミリタリーSF。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1311斜線都市(上)』グレッグ・ベア(2011/5)
 ナノテクとセラピーが実現した人類の疑似ユートピアは早くも崩壊の兆しを見せていた。受療前の不安定状態に逆行する“退行患者”が続出、自殺者数も急増を始めたのだ。そのような状況下で、バーチャルな性的産業を牛耳る大資本家が不審な死をとげた。公安局の捜査線上にはやがて、死体と半死者を冷凍保存する巨大な霊廟オムパロスと、その運営にあたる謎の集団アリストス会の暗躍が判明するが、はたしてその真の目的は。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1312斜線都市(下)』グレッグ・ベア(2011/5)
 自意識をもつ唯一の量子論理思考体ジルに接触してきた、まったく異質の様式をもつ思考体、ロディとは何者か? バーチャル空間に潜行中のネット娼婦アリスを瀕死に追いこんだ投影体の正体は? 退行患者を続出させた病原体蔓延の元凶は? 錯綜するすべての謎はやがて霊廟オムパロスに収束する。霊廟内部に侵入した捜査官たちの前に現われた、想像を絶する存在とは…ハードSFの巨匠が新世紀へ向けて放つ、超弩級巨篇。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1313シビュラの目』フィリップ・K・ディック(2003/10)
 古代ローマ人の生まれ変わりのSF作家がたどる奇妙な人生と、未来を見られる摩訶不思議な目をめぐる物語を描く表題作の「シビュラの目」をはじめ、ホワイトハウスに設置されたコンピュータが大統領をつとめる未来の合衆国で、思いがけず大統領の待機員に任命された男を軽妙に描く「待機員」など全六篇を収録。
(引用:早川書房)
 
SF1314巡洋戦艦〈ナイキ〉出撃!(上)』デイヴィッド・ウェーバー(2009/1)
SF1315巡洋戦艦〈ナイキ〉出撃!(下)』デイヴィッド・ウェーバー(2009/1)
 《紅の勇者オナー・ハリントン3》
 グレイソン攻防戦でうけた傷も癒え、最新鋭の巡洋戦艦〈ナイキ〉の艦長に任命されたハリントンは、マンティコア王国防衛の最前線であるハンコック駐屯地へとおもむいた。だがそのときヘイヴン人民共和国では、秘密裏にマンティコア王国への一大侵攻作戦が立案されていた……!?
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1316『太陽の都市へ』エルンスト・ヴルチェク&ハンス・クナイフェル
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ261》
 “ゴノツァル”とアルマナ級輸送艦10隻はポスビの中央世界、二百の太陽の星近傍で立ち往生していた。中央プラズマから着陸を拒否されたのだ。それだけでなく、テラ駐留部隊が住む太陽都市サンタウンとの連絡もとれない。中央プラズマが窮地に立っていると判断したローダンはアトラン、フェルマー・ロイド、そして新たに発見された女性ミュータント、イルミナ・コチストワとともにみずから二百の太陽の星に潜入した…。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1317『ブレードランナー3 −レプリカントの夜−』K・W・ジーター
 地球をめぐる巨大な軌道スタジオに再現されたLAのセットで、レプリカントとブレードランナーのデッカードの死闘が撮影されていた。だが、みずからの伝記映画のアドバイザーとして撮影に立ち合っていたデッカードの目の前で、敵を演じていたレプリカントが本当に射殺されてしまった! やがて、謎のブリーフケースを受け取ったデッカードは、レプリカントの反乱をめぐる複雑怪奇な陰謀の渦中へとまきこまれていくが…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1318『サレックへの挽歌(上)』ウィリアム・シャトナー
 《新宇宙大作戦10》
 宇宙連邦は、謎のウイルスによって滅びかけていた。ボーグによる再生の影響を脱したカークは、何者かが故意にこのウイルスを蔓延させたのだと気づく。さらに、この陰謀にはなんとヴァルカン人がかかわっているのだ! カークは急遽ヴァルカンをめざす。そのころ、「父、サレック前大使の死は暗殺だった」という奇妙なメッセージを受け取ったヴァルカン大使スポックも、真相を究明すべく故郷ヴァルカンへ向かっていた…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1319『サレックへの挽歌(下)』ウィリアム・シャトナー
 《新宇宙大作戦10》
 “エンタープライズE”を率いるピカード艦長は、謎のウイルスに侵された惑星の封鎖任務中、ウイルスの発生源についての手がかりをつかむ。これは宇宙連邦内部からの攻撃だ! そう悟ったピカードが艦首を向けたのは惑星ヴァルカンだった。サレックの暗殺者を追及するスポックと、ウイルス蔓延の首謀者を追うカークとピカード。三人は奇しくもヴァルカンに集結する。そして、彼らの追う敵はひとつだと判明したとき…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1320『惑星強奪者』クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ262》
 グッキーはリバルド・コレッロの協力を得て、超心理実験を敢行した。肉体から精神をきりはなしてエネルギー生物のハルノを探そうというのだ。実験は成功し、5週間後に意識をとりもどしたグッキーは驚くべき事実を告げた。ハルノは大群に捕らえられており、その大群は銀河の星々の強奪を企図しているというのである。驚愕したローダンはネズミ=ビーバー率いるコマンドを大群内部に潜入させることをついに決意したが…。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1321フリーダムズ・チャレンジ −挑戦−』アン・マキャフリイ(2005/10)
 《キャテン》
 悪辣な異星人エオスにより、キャテン人をはじめ、さまざまな異星人が非道な扱いを受けていた。そこで、クリスや仲間の地球人は、味方となったキャテン人のザイナルの協力をうけ、敵の宇宙船を奪取する。さらに、反エオス派のキャテン人たちとひそかに連絡をとり、ともにエオス人への反撃を開始するが…過酷な状況のなか、つねに希望を失わず、たくましく生きていくクリスや地球人の活躍を描く冒険SF、待望の完結篇。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1322制覇せよ、光輝の海を!(上)』キャサリン・アサロ(2009/6)
 《スコーリア戦史》
 銀河の二大勢力、スコーリア王圏とユーブ帝圏それぞれの王位継承者、スコーリア女王ソズとユーブ皇子ジェイブリオルが、ともに謎の死を遂げてから十数年。だが、かれらの死は偽装だった。許されぬ恋の果て、未探査惑星へ逃亡したふたりは、誰にも知られることなく暮らしていたのだ。しかし、銀河を揺るがす激動の波は、ついに幸せに暮らすかれらのもとへも及んだ…美貌の王女にしてサイボーグ戦士ソズ、待望の再登場。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1323制覇せよ、光輝の海を!(下)』キャサリン・アサロ(2009/6)
 《スコーリア戦史》
 スコーリア王クージ、ユーブ皇帝と相討ち! 衝撃の報せに銀河は震撼した。混乱のさなか、ジェイブリオルはユーブ帝圏によって拉致され、傀儡皇帝となることを強いられる。いっぽう、愛する兄クージと伴侶をともにユーブ帝圏の手で奪われたソズは、スコーリアへと帰還し、王位に就くことを宣言した。兄の復讐と夫の奪回を誓う彼女は、ユーブに対して全面戦争を挑むことを決意するが…華麗なる「スコーリア戦史」第三弾。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1324『傭兵の星』ウィリアム・フォルツ&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ263》
 ホモ・スペリオルの本拠でホルトガン・ロガは異変に気づいた。同胞たちが急に無気力になったのだ…ちょうど痴呆化した人類のように! 一方、インペリウム= アルファのロワ・ダントンたちはテラニア・シティの人々に変化が生じつつあるのを確認した。完全ではないが、痴呆化から脱して好奇心をとりもどしたらしい。人類の回復とスペリオルの異変とのあいだには、何か関係があるのか? ロワはみずから調査に赴くが…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1325遙かなる地平 SFの殿堂1』ロバート・シルヴァーバーグ/編(2018/12)
 SFの人気シリーズ外伝をすべて書き下ろしで著者の序文とともに収録したアンソロジー第一弾−『闇の左手』と同じ宇宙を舞台にしたル・グィン「古い音楽と女奴隷たち」、『終りなき戦い』のその後を描くホールドマン「もうひとつの戦い」、『エンダーのゲーム』のエンダーの若き日の姿を活写するカード「投資顧問」、ブリンが〈ストリーカー〉乗員の冒険を描く『スタータイド・ライジング』続篇「誘惑」など6篇を収録。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1326遙かなる地平 SFの殿堂2』ロバート・シルヴァーバーグ/編(2018/12)
 人気シリーズの外伝を収録したアンソロジー第二弾−“ハイペリオン”四部作の続篇であるシモンズ「ヘリックスの孤児」、少年がゲイトウエイ調査員をめざすポール「いつまでも生きる少年」、ベンフォードが銀河系中心部での人類の闘争を描く「無限への渇望」、“歌う船”のヘルヴァが大活躍するマキャフリイ「還る船」、時空をつなぐ巨大な人工宇宙を舞台にしたベア「ナイトランド−「冠毛」の一神話」の5篇を収録する。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1327『ギャラクティックの攻防(上)』デイヴィッド・ファインタック
 《銀河の荒鷲シーフォート6》
 国連事務総長として3期目を迎えたシーフォートの政権も、ようやく安定期に入ったかに見えた。政治的妥協を拒否し、正義と信ずるところを護らぬシーフォートの姿勢は、市民からの圧倒的支持を受けていたのだ。ところが、かれの宇宙軍士官学校訪問の最中、見習生の集団殺害という未曾有の事件が発生した! そしてそれは、シーフォートの政策に反対する狂信者集団による連続テロ事件の、おそるべき序章に過ぎなかった…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1328『ギャラクティックの攻防(下)』デイヴィッド・ファインタック
 《銀河の荒鷲シーフォート6》
 宇宙軍士官学校見習生の殺害に始まった狂信的テロリステによる事件は、その後もとどまるところをしらず、その魔の手はついにシーフォートのもとへも伸びた! 国連本部に仕掛けられた爆弾によって、シーフォートは歩くこともままならぬ重傷を負ってしまったのだ。見習生たちの復仇を誓い、傷ついた身体をおして犯人の割り出しに乗りだすシーフォート。だがその前に立ちはだかったのは予想もしなかった驚くべき敵だった。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1329『イザンティムルの従者』ハンス・クナイフェル
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ264》
 大群の敷設者が乗るキノコ船で惑星ヴェトラホーンにたどりついたサンダル・トークは、骨男のタホンカ=ノを新たな友とした。骨男によると、このヴェトラホーンにはさまざまな罠と環状海に守られた“幸福の島”と呼ばれる極秘施設があり、そこに“イザンティムルの第一使徒”がいるという。骨男の案内を得て、サンダルはクレーター一族の復讐をとげるため、奇妙な生物トーエンとともに禁断の地をめざして旅だったが…。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1330『エンダーズ・シャドウ(上)』オースン・スコット・カード
SF1331『エンダーズ・シャドウ(下)』オースン・スコット・カード
 孤児のビーンはロッテルダムのストリート・キッドの集団のなかで、たちまち頭角をあらわしていく。やがて、ビーンは、国際艦隊児童訓練プログラムの徴兵係により、バトル・スクールにスカウトされるが……エンダーの部下ビーンの視点で描くエンダーのもうひとつの戦いとは? 『エンダーのゲーム』姉妹篇登場!
(引用:早川書房)
 
SF1332『星々の洪水』エルンスト・ヴルチェク&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ265》
 惑星ダイアナを呑みこんだ大群の“やわらかなバリア”への総攻撃が敢行された。しかしまるで手ごたえがない。さらなる敵の調査が必要だ。ローダンは大群の針路上にある、オープス=ヌルモ星系の第二惑星ヌルモ2へ特別コマンドを派遣した。超心理能力をもつ異生物が闊歩するその惑星では、以前に強いヒュプノ暗示効果をもつ謎の石板が発見されていた。その石板が予言する“星の密集からやってきた異人”の正体とは…。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1333ハイペリオン(上)』ダン・シモンズ(2001/8)
SF1334ハイペリオン(下)』ダン・シモンズ(2001/8)
[ヒューゴー賞/ローカス賞受賞]時は二八世紀、人類社会の辺境に位置する惑星ハイペリオン——今まさに、この星にある謎の遺跡〈時間の墓標〉に封じられた、時を超越する怪物シュライクが解きはなたれようとしていた。その謎を解明すべく送りだされた七人の巡礼者が、旅の途上で語る数奇な人生の物語とは……
(引用:早川書房)
 
SF1335天界を翔ける夢』デニス・ダンヴァーズ(2011/3)
 21世紀、人類の大半は現世の肉体を捨て、ヴァーチャル・リアリティの楽園“ビン”に移住した。現実世界に残ったのは変人だけで、世界は荒廃するばかり。そんな世界に残っていた若者ネモは、一時訪問した“ビン”で、エイミー・マンの唄を歌うロック歌手ジャスティンと出会う。現実にいるかぎり、手の届かないジャスティンとの恋に落ちたネモは…仮想現実の女性をめぐる、謎とロマンスにみちたネモの冒険を描く話題作。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1336『訓練惑星の妖女』H・G・エーヴェルス&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ266》
 タッチャー・ア・ハイヌ大尉は特別命令をうけた。惑星デソパトに出現した漆黒の皿状船を追跡してその正体をつきとめるのだ…またしてもダライモク・ロルヴィク大尉といっしょに! デソパトが崩壊した3441年11月27日、合計5名のコマンドはスペース=ジェットで出撃した。だが、追跡を開始してまもなく、リニア空間にいるはずの円盤艇に巨大な怪物が出現する。しかも一行は知らぬ間に未知惑星に着陸していたのである。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1337『祈りの海』グレッグ・イーガン
[ヒューゴー賞/ローカス賞受賞]遥かなる未来、遠い星に植民して独自の文明を築いた人類の末裔の不可思議な姿を描く表題作をはじめ、出世作「ぼくになることを」や『順列都市』と同じ設定で描いた姉妹篇「誘拐」ほか、仮想現実、人工知能、人工生命などをテーマにしたヴァラエティにとむ全十一篇を収録する
(引用:早川書房)
 
SF1338過ぎ去りし日々の光(上)』アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター(2001/7)
SF1338過ぎ去りし日々の光(上)』アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター(2012/3)
 西暦2033年、太陽系外縁で発見された巨大彗星が500年後に地球に衝突するとの報がもたらされた! 迫りくる滅亡を前に人々は絶望し環境保全など地球の未来への関心が失われていった。そんなおり、ハイテク企業アワワールド社は、いかなる障壁にも遮られずに時間と空間を超えた光景を見ることのできる驚異の技術ワームカムを完成させた。はたしてその存在は人類にとって救いとなるのか? 英SF界の巨匠と俊英による話題作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1339過ぎ去りし日々の光(下)』アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター(2001/7)
SF1339過ぎ去りし日々の光(下)』アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター(2012/3)
 ワームカムをもちいた過去の探査によって、キリストの生涯、フェルマーの定理など、歴史上の謎がつぎつぎと解明されていった。しかし、それらの素晴らしい成果とは裏腹に、ワームカムは人々がお互いを監視する道具としても使われていく。やがて、世界中に普及したワームカムは、人類の未来に驚くべき変化をもたらすことになるが!? 人類そして地球の過去と未来を見すえた壮大なヴィジョンで描かれる、ハードSFの新地平。
(引用:「BOOK」データベース)
 
 

 
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