2005年
(SF1496〜)
早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。
2024年(SF2428〜)/
2023年(SF2393〜)/
2022年(SF2350〜)/
2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/
2019年(SF2212〜)/
2018年(SF2161〜)/
2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/
2015年(SF1985〜)/
2014年(SF1935〜)/
2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/
2011年(SF1791〜)/
2010年(SF1739〜)/
2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/
2007年(SF1595〜)/
2006年(SF1543〜)/
2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/
2003年(SF1429〜)/
2002年(SF1385〜)/
2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/
1999年(SF1256〜)/
1998年(SF1217〜)/
1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/
1995年(SF1089〜)/
1994年(SF1045〜)/
1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/
1991年(SF0909〜)/
1990年(SF0852〜)/
1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/
1987年(SF0699〜)/
1986年(SF0646〜)/
1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/
1983年(SF0501〜)/
1982年(SF0460〜)/
1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/
1979年(SF0326〜)/
1978年(SF0274〜)/
1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/
1975年(SF0155〜)/
1974年(SF0134〜)/
1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/
1971年(SF0014〜)/
1970年(SF0001〜)
SF1496『マークス惑星応答なし』クルト・マール&ウィリアム・フォルツ
《宇宙英雄ローダン・シリーズ307》
ある惑星でPAD病に対抗する技術が開発されたとのネーサンからの報告は、ただちにアトランに伝えられた。その惑星、トゥラス=ネオは大提督自身が開発した新アルコン人の惑星なのだ。アトランは情報の真偽をたしかめるべく、USO転送機ネットワークを使っていそぎ銀河中枢部に向かった。一方、ネーサンの報告に疑問をおぼえ、ルナの巨大生体ポジトロン脳を調査しはじめたワリンジャーは、驚くべき事態に遭遇する…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1497『
トリポッド2 脱出』ジョン・クリストファー
(2005/7)
SF1497『
トリポッド2 脱出』ジョン・クリストファー
(2012/2)
トリポッドが世界を支配するようになってから、およそ百年。みんなキャップをかぶり、平和でのどかな生活をおくっている。でも、ほんとにこれでいいんだろうか? 戴帽式を間近にひかえ、そんな疑問で頭をいっぱいにしていたぼくは、ある日一人のはぐれ者から驚くべき話をきいた。トリポッドは異星からの侵略者で、海の向こうの白い山脈には自由な人々がいるという。ぼくは従弟のヘンリーとともに、自由を求め旅にでるが。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1498『銀河の覇者(上)』ショーン・ウィリアムズ&シェイン・ディックス
《銀河戦記エヴァージェンス3》
二千年前に作りだされた遺伝子改変クローン戦士、ソル・ヴンダーキントの謎を解明すべく、元帝国連邦情報部中佐ロシュをはじめとする一行は、ソル星系へと向かった。この星系にクローン戦士が集結しようとしており、また数万にものぼる国家やさまざまなカーストを代表する集団も向かっているというのだ。目的地のソル星系に到着すると、そこには数十万以上の艦艇がやってきており、星系内は大混乱におちいっていたが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1499『銀河の覇者(下)』ショーン・ウィリアムズ&シェイン・ディックス
《銀河戦記エヴァージェンス3》
ソル星系に到着したロシュ一行にたいして、さまざまな勢力から呼びかけがあった。そのうちのひとつ、全長千キロメートルのスケハン異教国宇宙船“プレゲトーン”に搭乗している始原人類緊急暫定評議会が、ロシュからクローン戦士のもたらす驚異について話をききたいと連絡をしてきた。ロシュは、ep感覚をもつ少女マイーとともに“プレゲトーン”に乗りこんでいくが…太古からの銀河の謎がついにあかされる、完結篇。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1500『
ホミニッド −原人−』ロバート・J・ソウヤー
(2005/3)
《ネアンデルタール・パララックス1》
ヒューゴー賞受賞
クロマニヨンが絶滅し、かわりにネアンデルタールが進化した世界で、量子コンピュータの実験をしていた物理学者のポンターは、不慮の事故でいずこかへと転送させられてしまった。並行宇宙に転送されたネアンデルタール物理学者の驚くべき冒険とは……?
(引用:早川書房)
SF1501『
プレイヤー・ピアノ』カート・ヴォネガット・ジュニア
(2005/4)
ノウハウは戦争を勝利に導いた。今では、すべての生産手段が自動化され、人びとの運命はパンチ・カードによって決められている。ポールは、イリアム製作所の所長。社会のありように疑問をいだいているのだが……。
SF1502『アンドロ・ペスト』ウィリアム・フォルツ&H・G・エーヴェルス
《宇宙英雄ローダン・シリーズ308》
銀河系から40万光年はなれた宇宙駅では、マークスとテラナーの死闘がつづいていた。ここルックアウト・ステーションにまでPADが蔓延し、両種族が無意味な殺しあいをくりかえしているのだ。その渦中には、中立の立場をとる種族カルヴィノレもいた。しかしその一員タルタイプスは、なりゆきからテラナーに協力することになった。やがて、マークス艦でテラナー5名が到着し、タルタイプスはあらたな冒険にまきこまれる。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1503『銀河おさわがせドギー』ロバート・アスプリン&ピーター・J・ヘック
銀河有数の大富豪で宇宙軍大尉ウィラード・フール率いるオメガ中隊。隊員たちは団結力と型破りな発想を武器に、惑星ゼノビアの平和を守っている。そんなある日、中隊に環境汚染の査察が入ることに! 調査にきたのは銀河一の人気者、スーパードッグのバーキー。誰彼かまわず追い回すバーキーのせいで中隊は大騒ぎ。おまけに中隊が所有するカジノには、フールの父ヴィクターが現われて…大爆笑ユーモアSF待望の第5弾。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1504『
断絶への航海』ジェイムズ・P・ホーガン
(2005/10)
第三次世界大戦の傷もようやく癒えた2040年、アルファ・ケンタウリから通信が届いた。大戦直前に出発した移民船〈クヮン・イン〉が植民に適した惑星を発見、豊富な資源を利用して理想郷建設に着手したというのだ。この朗報を受け、〈メイフラワー二世〉が建造され、惑星ケイロンめざして旅立った。だが彼らを待っていたのは、地球とはあまりにも異質な社会だった……現代ハードSFの旗手が放つ壮大なスペース・ドラマ!
(引用:早川書房)
SF1505『反ホムンクの強襲』クラーク・ダールトン&ハンス・クナイフェル
《宇宙英雄ローダン・シリーズ309》
銀河じゅうに展開するポスビのフラグメント船が救難シグナルを発しはじめた。二百の太陽の星でもPAD病が猛威をふるっているらしい。中央プラズマの援助に向かったワリンジャー・チームは、巨大ポジトロニクスの機能を補完するプラズマ・セグメントが感染したことをつきとめ、その排除にのりだす。一方、 PADばかりかアンドロ・ペストも抱えこんだティフラー一行の“メサシオン”も、ポスビの母星にたどりついたが。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1506『
トリポッド3 潜入』ジョン・クリストファー
(2005/7)
SF1506『
トリポッド3 潜入』ジョン・クリストファー
(2012/2)
ぼくたちはトリポッドのことを何も知らない。知能を持った機械なのか、それともべつの生物が乗っているのか? 敵を知らなければ、反撃することもできない。そして、敵を知る方法はただひとつ−トリポッドの都市に潜入し、調査し、情報を持ち帰るのだ! 危険な任務だ。生きてかえれないかも。でも、だれかがやらなきゃならない。訓練チームから選ばれた、ぼくとビーンポールとフリッツの三人は“黄金と鉛の都市”めざし旅立った。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1507『
アグレッサー・シックス』ウィル・マッカーシイ
(2005/5)
西暦3366年、突如オリオン座方面から、謎の異星人艦隊が侵攻した。彼らは圧倒的な戦闘力で人類の防衛艦隊を撃破、シリウス、ウルフ、ラランデの各星系内の植民地を次次に殲滅し、数十億の人類が死に絶えた。敵が次にめざすのは地球。絶望的な状況のなか、人類に残された最後の希望は、“アグレッサー・シックス”−敵の言葉を話し、敵のように生活し、思考することを任務とする特殊チームが立案した驚くべき戦術だけだった。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1508『銀河遊撃隊』ハリイ・ハリスン
旧版『
銀河遊撃隊』ハリイ・ハリスン
(2003/8)
天才科学者のジェリーとチャックは、偶然から、新物質チェダイトを造り出した。チェダイトは、どんなものでも瞬間的に転送することができる。ふたりは、航法装置チェダイト放射器を完成させるが……。
SF1509『時間遠征』クルト・マール&エルンスト・ヴルチェク
《宇宙英雄ローダン・シリーズ310》
反ホムンクを撃退したコル・ミモは、銀河系を救うには時間パラドックスを起こすしかないと確信する。しかし時間遡行に必要なゼロ時間デフォルメーターはテラにはなく、銀河系に現存するのはラパリストが極秘に建造した一基だけ…。それを奪取するためにミモは、シェーデレーアとコスム、そしてゴシュモ=カンの協力を取りつけた。一行は新型の艦隊テンダーを駆り、ラパリストの惑星アルケミストへ向けてスタートした。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1510『
天空の秘宝』ウィリアム・C・ディーツ
(2005/9)
《ギャラクティック・バウンティ》
おれの名はサム・マッケイド。もと地球帝国航宙軍大尉。いまはわけあって軍を除隊し、帝国から指名手配を受けた凶悪犯を追う賞金稼ぎ−バウンティ・ハンターをしている。100万クレジットの賞金首をしとめたおれは、つぎの仕事として、地球帝国軍から行方不明の軍人捜しを依頼された。なにやらいわくありげだが、まさか地球帝国の存亡を賭けた争いに巻きこまれることになろうとは、そのときは思ってもみなかった…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1511『
タフの方舟1 −禍つ星−』ジョージ・R・R・マーティン
(2005/8)
そこに赴けば、誰もが巨万の富と絶対的な力を手にできるという謎の星、〈禍つ星〉。宇宙商人ハヴィランド・タフは、その星の秘密を追う学者らとともに現地へ向かう。だが、彼らを待っていたのは巨大宇宙船〈方舟〉号の思いもよらぬ攻撃だった! 表題作ほか、宇宙一あこぎな商人タフの冒険を描く連作集・第一弾
(引用:早川書房)
SF1512『
光の王』ロジャー・ゼラズニイ
(2005/6)
ヒューゴー賞受賞
遥かなる未来、人類は遠い植民惑星にインド神話さながらの世界を築いていた。〈天上都市〉にいる不死の〈第一世代植民者〉は、神として地上の無知な民衆を支配している。だが、圧制下にある民衆を解放すべく、神たちに戦いを挑む男が現れた……SFと神話世界をみごとに融合した未来叙事詩。
(引用:早川書房)
SF1513『
宇宙戦争』H・G・ウエルズ
(2005/5)
天空に赤く輝く神秘の星、火星。その表面で、ある夜、無数の爆発が観測された。それから6年後、イギリス各地に、夜空を切り裂いて緑色に輝く流星郡が降りそそいだ。当初、隕石と思われた謎の物体のなかから、やがて驚くべき姿の生物と巨大なマシーンが出現!人々を焼きつくし、次々に村や街を破壊してゆく。その圧倒的な力の前に、人類はなすすべもなかった……SF史上に燦然と輝く不朽の名作、待望の新訳決定版登場!
(引用:早川書房)
SF1514『盗まれた脳』H・G・エーヴェルス&ハンス・クナイフェル
《宇宙英雄ローダン・シリーズ311》
銀河系の全種族を滅亡から救うため、ローダンは氷惑星D=ムナーで自分のドッペルゲンガーと直接対決しようとしていた。未来からやってきたコル・ミモとゴシュモ=カンの情報にもとづき、正確にコントロールした時間パラドックスを起こす計画だ。ローダンが自分のドッペルゲンガーを肉体的にコンタクトした状態で殺せば未来は変わるはずなのである。だが、時間の経過につれて、そのシナリオに微妙な狂いが生じていく…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1515『
トリポッド4 凱歌』ジョン・クリストファー
(2005/7)
SF1515『
トリポッド4 凱歌』ジョン・クリストファー
(2012/2)
異星人の都市からぼくが持ち帰ったデータをもとに、大急ぎで対応策が立案された。宇宙のかなたの主人たちの母星から、まもなく大型船が到来する。その船には、主人たちが呼吸できるように地球の空気を変える機械がつまれているのだ。それが動きだせば、地球上のすべての生き物が絶滅してしまう。この怖るべき計画を阻止するため、異星人の三つの都市を同時に攻撃すべく遠征隊が出発した! 『トリポッド四部作』堂々完結。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1516『
タフの方舟2 −天の果実−』ジョージ・R・R・マーティン
(2005/8)
レストランで、突如暴漢に襲われた宇宙商人ハヴィランド・タフ。その襲撃者の惑星では、モーセを自称する宗教的煽動家が、十戒を模した環境戦争を仕掛けているという。その共謀者との疑惑を晴らすため、タフは〈方舟〉号を駆って現地へ向かった! 「わが名はモーセ」ほか、全四篇を収録する連作集・完結篇
(引用:早川書房)
SF1517『
銀河市民』ロバート・A・ハインライン
(2005/7)
SF1517『
銀河市民』ロバート・A・ハインライン
(2009/11)
少年ソービーは奴隷市場に出された。見かねたバスリムによって買い取られ解放されるに至る。ソービーはバスリムを慕っていたが、事件が起こりふたりの生活は終結。ソービーは自由貿易船シス号のクラウサ船長にかくまわれ、旅立つこととなるが……。
SF1518『ノパロールの地下霊廟』ウィリアム・フォルツ&クラーク・ダールトン
《宇宙英雄ローダン・シリーズ312》
肉体から切りはなされ、脳だけの存在となったローダンは、大宇宙へと追放されてしまった。ようやく目覚めたローダンは、驚くべき事実を知る。誘拐されたローダンがいるのは、同じように脳だけとなった生物が無数に収容され、買い手を待つ“脳マーケット”−ナウパウム銀河のヤアンツァルと呼ばれる惑星だった。パラ転送移植医ドインシュトにより、ローダンの脳は、大猿に似た姿の従者種族ボルディンに移植されるが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1519『
折れた魔剣』ポール・アンダースン
(2005/8)
エルフ族の大守イムリックは、人間の赤子を手に入れた。ヴァイキングのオルムの子だ。赤子はスカフロクと名付けられ、屈強なエルフの戦士として育てられる。一方、取り替え子の事実を知らないオルムは、トロールの子を長男ヴァルガルドとして育てた。やがてふたりは事実を知るが……。
SF1520『
ヒューマン −人類−』ロバート・J・ソウヤー
(2005/7)
《ネアンデルタール・パララックス2》
ネアンデルタールの物理学者ポンターはクロマニヨンが進化した人類のいる並行宇宙へ転送されたものの、なんとか故郷宇宙に戻った。ポンターは、女性大使プラットとともにふたたび人類の宇宙へと向かうが、人類の宇宙では思いもよらぬ罠がポンターたちを待ち受けていた……
(引用:早川書房)
SF1521『ゼロ時間の橋』H・G・フランシス&クルト・マール
《宇宙英雄ローダン・シリーズ313》
ローダンは不安な日々をすごしていた。ローダンの脳が移植された老ボルディンの肉体は拒絶反応をしめし、細胞活性装置もない。このままではいつ肉体が崩壊してもおかしくない。一方、異銀河ナウパウムでローダンの唯一の協力者であるドインシュトは、臓器ブローカーから脅迫をうけていた。いまこの老科学者に万一のことがあれば、故郷銀河帰還の可能性は完全に断たれてしまう。ローダンはドインシュトを救おうとするが。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1522『
4000億の星の群れ』ポール・J・マコーリイ
(2005/9)
超光速航法により銀河系へと進出した人類は、いま謎の異星人と交戦状態にあった。その正体は、いっさい不明。わずかな手がかりは探査隊が発見した、驚嘆すべき科学力で改造された惑星だけだった。奇妙な生態系を持ち、地球を含む近隣星系から何百万年も前に絶滅した動物が棲息するこの惑星こそ、敵が遺棄した植民惑星ではないかと考えた軍部は、謎を解明すべく、テレパシー能力を持つ天文学者ドーシー・ヨシダを派遣するが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1523『
竜とイルカたち』アン・マキャフリイ
(2007/6)
《
パーンの竜騎士9》
惑星パーンを脅かしてきた糸胞根絶の計画が進行するなかパラダイス・リバー城砦の太守の息子リーディスが海で溺れかけ、イルカに助けられた。これがきっかけで思いがけないことが判明する。イルカには知性があり、 かつては人類と協力していたのだ。やがて人類とイルカの交流が再開されるが!?
(引用:早川書房)
SF1524『
渇きの海』アーサー・C・クラーク
(2009/12)
SF1524『
渇きの海』アーサー・C・クラーク
(2019/8)
旧版『
渇きの海』
(2005/6)
月の遊覧船〈セレーネ〉号が遭難した。予期せぬ月震のために、塵の海に沈んでしまったのだ。月の交通管制所は異常事態をつかんではいたが、連絡がとれないために状況が分からない。やがて人工衛星からの走査により、〈セレーネ〉号の遭難地点が確定されるが……。
SF1525『マクツァドシュの地獄』エルンスト・ヴルチェク&ウィリアム・フォルツ
《宇宙英雄ローダン・シリーズ314》
ペリー・ローダンはあらたな友へルタモシュの庇護のもと、星間帝国ナウパウム・レイチャトの主惑星レイトに到着した。支配者レイチャと会見し、その援助を得て故郷銀河に帰還しようというのである。だが、レイチャの指名後継者であるヘルタモシュには政敵も多く、レイト着陸直後からはげしい戦いがはじまる。まきこまれたローダンは身の危険を感じ、護衛二名とともに惑星首都マクツァドシュの地下世界に逃げこんだが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1526『
マジック・キングダムで落ちぶれて』コリイ・ドクトロウ
(2005/9)
未来の地球で人類は不老不死を達成した。すでに一世紀以上生きてきたジュールズは、ディズニー・ワールドのマジック・キングダムに住んで、スタッフとして働くという長年の夢をついに実現した。ともに働くガールフレンドのリルは、彼の15パーセントの歳で、ふたりは幸せな日々を送っている。だが、彼を思いもよらぬ事件が待ちうけていた…ディズニー・ワールドで働く不老不死のジュールズの冒険を描く、ユーモアSF。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1527『
銀河のさすらいびと』キース・ローマー
(2005/9)
SF1527『
銀河のさすらいびと』キース・ローマー
(2010/7)
凍死しかかっていたビリイ・デンジャーは、偶然異星からの訪問者に助けられた。だが地球を離れて彼らと旅する途中、未開の惑星で怪獣に襲われ、生き残ったのは美しいレア姫とビリイだけ。やがて一隻の宇宙船が降りてきた。救助されると思ったのもつかのま、中から現われた奇怪な小人族は、ビリイを光線銃で撃ち倒すとレア姫をさらって飛び去った…かくて最愛のレア姫を救うため、ビリイの果てしない探索の旅が始まる。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1528『
栄光への飛翔』エリザベス・ムーン
(2010/2)
《若き女船長カイの挑戦1》
「きみは士官学校の恥だ」と校長。「1500時までに退学届けを提出したまえ」そんな、あたしはただ親切心から下級生の頼みを聞いただけなのに! お人好しな性格があだとなり、事件に巻きこまれて士官学校を退学になったカイ・ヴァッタは、傷心を抱えて故郷へと戻った。そんな娘に、航宙会社を経営する父はおんぼろ貨物船の船長を命じる——ベテランクルーにかこまれ、辺境星域に貨物を運ぶ簡単で安全な仕事のはずだったが!?
(引用:早川書房)
SF1529『秘密臓器コマンド出動!』H・G・エーヴェルス&クラーク・ダールトン
《宇宙英雄ローダン・シリーズ315》
ハクチュイテンのからだに宿ったペリー・ローダンは肉体を交換する必要に迫られていた。犯罪者の肉体では活動が制約されすぎるのだ。一方、ヘルタモシュは重傷を負った側近を救うため、テラの友に脳移植を提案する。ローダンはそれを承諾したが、脳移植をうけるにはヤアンツァルにもどる必要があり、そこにはサイナック・ハンターが待ちかまえていた。ふたりはハンターを幻惑するため複雑な二重陽動作戦を立案するが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1530『
悠久の銀河帝国』アーサー・C・クラーク&グレゴリイ・ベンフォード
(2006/3)
遥かな未来、地球は砂漠に覆われ、かつては繁栄を誇った幾多の都市も廃墟と化しただひとつダイアスパーだけが最後の都市としてほそぼそと生き延びていた。このダイアスパーで7000年ぶりに生まれた子供アルヴィンは、変化のない生活に飽きたらず、外の世界を探険すべく旅立つが……巨匠クラークの名作『銀河帝国の崩壊』を第1部とし、ハードSFの第一人者ベンフォードがその壮大な世界を新たに展開した傑作未来叙事詩!
(引用:早川書房)
SF1531『ディアスポラ』グレッグ・イーガン
30世紀、人類のほとんどは肉体を捨て、人格や記憶をソフトウェア化して、コンピュータ内の仮想現実都市で暮らしていた。《コニシ》ポリスでソフトウェアから生まれた孤児ヤチマの驚くべき冒険譚をはじめ、人類を襲う未曾有の危機、人類の企てた壮大な宇宙進出計画《ディアスポラ》などを描く、究極のハードSF
(引用:早川書房)
SF1532『無限からの警告』ハンス・クナイフェル&H・G・フランシス
《宇宙英雄ローダン・シリーズ316》
ヘルタモシュの側近トラシュティンの体に宿ったローダンは、十万年前に絶滅した太古種族ユーロクの惑星トレーチャーに向かった。そこならば、故郷銀河についての手がかりがあるにちがいない。ローダンは、トカゲ種族のペトラクツ人で銀河学者のガイト・コールとともにトレーチャーで調査を開始する。だが、乗ってきた搭載艇を何者かに破壊されてしまった。やむをえず、救援が来るまで調査をつづけていくことにするが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1533『
啓示空間』アレステア・レナルズ
(2005/12)
その内部には「啓示空間」があり、驚異の科学技術が隠されているといわれる謎の空間シュラウドからただ一人生還したダン・シルべステは、リサーガム星で異星種族の遺跡を発掘中、その滅亡の原因を解く鍵として、中性子星ハデスを差し示す手がかりを得るが……99万年前の異星種族絶滅の謎、巨大ラム・シップ内の暗闘、中性子星に隠された秘密などを背景に、人類の存亡をかけた戦いをグランドスケールで描く迫真の宇宙SF!
(引用:早川書房)
SF1534『
サンドキングズ』ジョージ・R・R・マーティン
(2005/11)
こいつは奇妙だ! 風変わりな異星生物を飼うのが趣味のサイモン・クレスが見つけた新たなペット、それがサンドキングズだった。指の爪ほどの大きさで、6本の手足と、3対の小さな眼。集合意識により一団となって城砦を築き、さらには城砦同士で戦争をするほどの知能がある。しかも飼い主を神として崇拝するというのだが…… ヒューゴー、ネビュラ両賞受賞の表題作のほか、壮大な宇宙史を背景に描きだされた魅惑6篇を収録。
(引用:早川書房)
SF1535『
ハイブリッド −新種−』ロバート・J・ソウヤー
(2005/10)
《ネアンデルタール・パララックス3》
ネアンデルタールの物理学者ポンターは、クロマニヨンが進化した人類のいる並行宇宙とネアンデルタールが進化した自分たちの宇宙とをつなぐ恒久的な門を作ろうとしていた。クロマニヨンの子孫である遺伝学者メアリは、ポンターとの結婚を真剣に考えはじめる。だが、メアリたちの住む宇宙の地球には数万年ぶりに磁場の崩壊がせまっていた。この天変地異は、人類にいったいどんな影響を与えるのか……好評のシリーズ、完結篇
(引用:早川書房)
SF1536『サイナック脳の謀略』クルト・マール&H・G・エーヴェルス
《宇宙英雄ローダン・シリーズ317》
惑星ヤアンツァルにもどったローダンはパラ移植医ドインシュトを仲間にして、サイナック・ハンターのトリトレーアに対する本格的反攻作戦を立案した。トリトレーアを罠にかけて、帰郷に必要な情報を入手しようというのだ。ヘルタモシュたちの援助をうけたテラナーは、複雑きわまる謀略戦を開始した。一方、トリトレーアもサイナック脳を捕らえるため、ノパロール地下世界の情報提供者とコンタクトをとりはじめるが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1537『
復讐への航路』エリザベス・ムーン
(2010/3)
《若き女船長カイの挑戦2》
ヴァッタ一族惨殺さる!? 惑星スロッター・キーのヴァッタ航宙本社ほか関連施設が襲撃を受け、カイの両親ほか、一族のほとんどの人間が殺害された。また同時に、銀河系各地で一族が船長を務める会社の宇宙船が次々にテロにあう。ある船は停泊中に爆破され、またある船は航宙中に行方を絶ったのだ。いったいが? その目的は何か? 謎の暗殺者の襲撃を受けたものの、なんとか切り抜けたカイは、真相の究明と復讐を誓う!
(引用:早川書房)
SF1538『
スキャナー・ダークリー』フィリップ・K・ディック
(2006/2)
カリフォルニアのオレンジ郡保安官事務所麻薬課のおとり捜査官フレッドことボブ・アークターは、上司にも自分の仮の姿は教えず、秘密捜査を進めている。麻薬中毒者アークターとして、最近流通しはじめた物質Dはもちろん、ヘロイン、コカインなどの麻薬にふけりつつ、ヤク中仲間ふたりと同居していたのだ。だが、ある日、上司から麻薬密売人アークターの監視を命じられてしまうが……P・K・ディック後期の傑作、新訳版
(引用:早川書房)
SF1539『ノヴァ』サミュエル・R・ディレイニー
旧版『
ノヴァ』
(2002/5)
旧版『
ノヴァ』
(2006/1)
時は32世紀。プレアデス連邦の権力者ローク・フォン・レイは、仇敵プリンス・レッドを破滅の淵に追いこむべく、途方もない冒険に乗りだした。希少な超エネルギー資源イリュリオンを短時間に大量に採取しようというのだ。だが銀河広しといえど、それが可能な場所はただひとつ——大爆発をおこしノヴァになる瞬間の恒星の中心部だけだった! 華麗な神話的宇宙を織りあげ、現代SFの頂点をきわめたディレイニーの最高傑作。
(引用:早川書房)
SF1540『フルロックの聖域』ウィリアム・フォルツ&H・G・フランシス
《宇宙英雄ローダン・シリーズ318》
サイナック・ハンターのトリトレーアはローダンの帰郷を援助すると約束し、ある惑星の座標データを伝えた。その惑星ホルントルにはユーロクとならぶ旧種族ペルトゥスのシュプールがのこされているという。ペルトゥスは宇宙航行技術に長じた種族で、そこに行けば故郷銀河に関するデータが見つかるかもしれない。テラナーはさっそくガイト・コールやゼノとともに、ヘルタモシュの旗艦“プリント”でホルントルに向かうが。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1541『人形つかい』ロバート・A・ハインライン
旧版『
人形つかい』
(2004/10)
アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほとんどは、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物にとりつかれていたのだ。人間を思いのままに操る恐るべき侵略者と戦うサムたちの活躍を描く、傑作冒険SF
(引用:早川書房)
SF1542『帝国を継ぐ者』ウィリアム・C・ディーツ
《ギャラクティック・バウンティ》
地球帝国の皇帝が急逝した。皇帝には息子と娘がおり、皇帝は後継者に息子を指名した。だが指名されたアレクサンダー皇子は二年前から行方不明。三カ月以内に皇子を見つけなければ、野心に燃えるクローディア皇女が皇帝の座につき、人類と敵対するイル・ローン帝国との戦争は必至だ。事態を憂慮した地球帝国軍情報部は、マッケイドに皇子の捜索を依頼した。だがそれを阻止すべく、皇女の怖るべき魔手がマッケイドに迫る。
(引用:「BOOK」データベース)
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