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ハヤカワ文庫SFリスト
2012年(SF1836〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2024年(SF2428〜)/ 2023年(SF2393〜)/ 2022年(SF2350〜)/ 2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/ 2019年(SF2212〜)/ 2018年(SF2161〜)/ 2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/ 2015年(SF1985〜)/ 2014年(SF1935〜)/ 2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/ 2011年(SF1791〜)/ 2010年(SF1739〜)/ 2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/ 2007年(SF1595〜)/ 2006年(SF1543〜)/ 2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/ 2003年(SF1429〜)/ 2002年(SF1385〜)/ 2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/ 1999年(SF1256〜)/ 1998年(SF1217〜)/ 1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/ 1995年(SF1089〜)/ 1994年(SF1045〜)/ 1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/ 1991年(SF0909〜)/ 1990年(SF0852〜)/ 1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/ 1987年(SF0699〜)/ 1986年(SF0646〜)/ 1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/ 1983年(SF0501〜)/ 1982年(SF0460〜)/ 1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/ 1979年(SF0326〜)/ 1978年(SF0274〜)/ 1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/ 1975年(SF0155〜)/ 1974年(SF0134〜)/ 1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/ 1971年(SF0014〜)/ 1970年(SF0001〜)
 


 
 
SF1836『分子変形能力者の基地』H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ416》
 ガヌール銀河で暗躍をつづける分子変形能力者たちは、青色巨星をめぐる隕石片にしか見えない作戦基地に潜んでいた。テラナーがメダイロン星系からフルクース艦隊を撤退させ、地球を支配していた小陛下を退去させたと知った分子変形能力者は、その状況を探るべくケルシリアルとトーン=ベルカーンを派遣する。いっぽう、コンセプトのグルケル・アソシェンは《アイアンデューク》をゴシュモス・キャッスルに向かわせた……
(引用:早川書房)
 
SF1837『アダムス再登場』ハンス・クナイフェル&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ417》
 嵐の夜、荒れはてたテラニア・シティを歩くひとりの男の姿があった。その名はホーマー・G・アダムス……もと太陽系帝国の経済財務相である。超越知性体“それ”のハイパー保管場所に吸収されたが、地球に秩序をとりもどすためコンセプトとして送りだされたのだ。しかし、なぜかアダムスは自分の肉体をうまくコントロールすることができない。かれのからだに宿るもうひとつの意識存在は、アフィリカーのものだったのだ!
(引用:早川書房)
 
SF1838『彷徨える艦隊7 −戦艦ドレッドノート−』ジャック・キャンベル
 ギアリーとデシャーニの甘い新婚生活も、一カ月しか続かなかった。アライアンス運営委員会から、二人のもとに緊急出頭命令が届いたからだ。ナバーロ議長によって、大佐から元帥への再昇進を告げられたギアリーは、謎の異星種族に関するさらなる情報を得るため、増強された第一艦隊を率いてシンディック宙域の向こうにある未踏宙域をめざす! だがそこで待ち受けていたのは、思いもかけぬ脅威だった……待望の第二部開幕!
(引用:早川書房)
 
SF1839『パラダイスの幻影』H・G・フランシス&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ418》
 テケナーとジェニファーは、宇宙船《フォラ》に乗り、惑星テルツロックの周回軌道上にいた。暴力クリスタルの放射を防ぐ遮蔽装置のおかげで狂暴化しなくなったハルト人コルノル・レルツたちとともに、いまだ暴力的なハルト人から逃れるためだ。地上のハルト人が常態に復するまで待つ計画だったが、レルツは軌道上からクリスタルを攻撃し、壊滅させようとしていた。テケナーは、その攻撃をなんとか止めようとするが……!?
(引用:早川書房)
 
SF1840『中性子星の呪縛』クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ419》
 ジュリアン・ティフラーは、旧ミュータントのタコ・カクタの意識をみずからの体内にとりこみ、アルクル=ベータのある星域をめざした。アルクル=ベータを中性子星からブラックホールに生成する計画が進み、潜入させているコンセプトのヴァンネとケロスカーたちに危険が迫っているからだ。そのころ、ホトレノル=タアクは、ヴァンネとケロスカーたちを実験台としてSVE艦《ギュロソル》に乗せ、送りだそうとしていた!
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1841エラスムスの迷宮』C・L・アンダースン(2012/4)
 地球を中心とする人類居住星域パクス・ソラリス。その周縁部に位置し、負債奴隷制を基盤とするエラスムス星系は、地球統一政府軍守護隊によって、戦争の危険がもっとも高いホット・スポットに認定された。そんななか、守護隊のもと野戦指揮官テレーズは、現場復帰を依頼される。戦争の危機を回避し、盟友ビアンカの謎の死の真相を明らかにすべく、テレーズは権謀術数渦巻く迷宮と化したエラスムス星系へと向かうが……!?
(引用:早川書房)
 
SF1842『コンセプトの大祭典』クルト・マール&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ420》
 3584年11月のある日、テラニア・シティに異変が起こった。それまでひとけがなく閑散としていた道路に、突如、大群衆があふれだしたのだ。かれらの正体はコンセプトであった。地球上のあらゆる場所で、いちどきに肉体化したらしい。その数、ぜんぶで30億。かれらの目的はなにか? なぜ、地球に送りこまれたのか? コンセプトたちの答えは謎であった。"大祭典"と"巨大花火"を祝うためにテラにやってきたというのだ!
(引用:早川書房)
 
SF1843『ガラス世界』クラーク・ダールトン& H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ421》
 第四具象ブルロクとともにエネルギー球で宇宙を旅しているローダンは、ある星系の第五惑星で、瞑想をはじめたブルロクのエネルギー球体から一時的に解放された。その惑星の地表にはガラスの破片が無数にちらばっている。かつて温室惑星として栄えていたが、戦争のため、知性体は絶滅したらしい。だが、この惑星起源ではない有機知性体を狩りたてて殺すアンドロイド・ハンターが、一体だけ生き残って活動しつづけていた!
(引用:早川書房)
 
SF1844『七王国の玉座〈改訂新版〉(上)』 ジョージ・R・R・マーティン
 《氷と炎の歌1》
 ウェスタロス大陸の七王国は、長い夏が終わり、冬を迎えようとしていた。狂王エイリスを倒し、ターガリエン家から〈鉄の玉座〉を奪って以来、バラシオン家、ラニスター家、スターク家ら王国の貴族は、不安定な休戦状態を保ってきた。だが、ロバート王がエダード・スタークを強大な権力を持つ〈王の手〉に任命してから、状況は一変する。それぞれの家の覇権をめぐり様々な陰謀が渦巻き……。ローカス賞に輝く歴史絵巻開幕!
(引用:早川書房)
 
SF1845『七王国の玉座〈改訂新版〉(下)』 ジョージ・R・R・マーティン
 《氷と炎の歌1》
 前任の〈王の手〉は暗殺されたのでは? 疑惑を胸に王都におもむいたエダード・スタークは、密かに調査を進めるうちに驚くべき秘密をつきとめる。だが同時に、彼のまわりには覇権を賭けた諸侯の怖るべき罠が、幾重にも張りめぐらされていたのだ。一方、南方の草原では、ターガリエン家の遺児が騎馬民族と結託し、〈鉄の玉座〉奪還を狙う。さらに王国の北を守る〈壁〉の向こうでは、人知を超えた邪悪な力が蠢きだしていた!
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1846『早熟な夢想家』H・G・フランシス&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ422》
 次元トンネルの崩壊後、ダッカル次元風船には公会議の残党たちが閉じこめられていた。次元風船はますます不安定化し、エネルギー嵐が日ごとに強まってくる。ツグマーコン人科学者マッカル・カルフは、その原因がラール人の破壊工作にあるのではないかと感じていた。かれは"早熟な夢想家"と呼ばれる謎の存在、カドとシグに命じて、エネルギー嵐に対処させる。しかし、カドとシグはしだいに不思議な力を発揮しはじめた!
(引用:早川書房)
 
SF1847『ラール人の逃避行』ハンス・クナイフェル&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ423》
 3585年4月、おんぼろのコルヴェット《ハスの花》が宇宙空間を航行していた。乗員は五名。女指揮官のパトリシアとその息子ソル、ノーマッドの末裔ジェイソン、プロスペクタ—の族長クノーテとフェルナーだ。かれらの乗るトランパー艇は老朽化し、あちこち修理が必要となっていた。そこで、これまでに集めた "戦利品"のなかから役だちそうなものを探そうとする。ジェイソンは頑丈なつくりの"トランク"に目をつけたが!?
(引用:早川書房)
 
SF1848『若き少尉の初陣』グレアム・シャープ・ポール
 《若獅子ヘルフォート戦史》
 卒業を目前にした士官候補生ヘルフォートは、訓練飛行中に危険な行為を行なったとして校長から厳重な注意と処罰を受けた。成績優秀な彼を嫌う一部の同級生による策謀にひっかかったのだ。処罰にもめげず訓練に励み、晴れて士官として卒業したヘルフォートは、最新鋭の〈深宇宙軽偵察艦(DLS)387〉に配属される。熱意に燃え、新たな任務に取り組む彼の前に、やがて怖るべき試練が……ホーンブロワーを彷彿とさせる傑作戦争SF!
(引用:早川書房)
 
SF1849『最終要塞タイタン』H・G・エーヴェルス&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ424》
 オリンプ地下帝国に、銀河系をはじめとする五銀河から集まった分子変形能力者、ガイズ=ヴォールビーラーの代表たちが結集した。はるか昔に宇宙戦で敗北して離散した同胞を探し、失われた故郷銀河をふくむ星間帝国のトバをふたたび復興させようというのだ。そのためにガイアの人類を利用するつもりでいる。これを知ったオリンプの皇帝アンソン・アーガイリスは、犠牲を出すことなく、かれらの計画を阻止しようとする……
(引用:早川書房)
 
SF1850『バルディオク』クルト・マール&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ425》
 地球では、重力渦流と呼ばれる、奇怪な地震か嵐のような現象が多発していた。その原因は、地球がめぐっている恒星メダイロンがブラックホール化しつつあるせいと思われた。このままでは、地球がいずれ大災厄にみまわれてしまうことはまちがいない。しかも、この怪現象には"それ"が関係しているらしい。そこで、アダムスはエデンIIを訪れ、"それ"の意図をコンセプトのケルシュル・ヴァンネから、聞きだそうとするが!?
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1851『月面の聖戦 1 下士官の使命』ジャック・キャンベル
 21世紀、巨大な軍産複合体と化したアメリカは、地球のほぼ全域を支配下におさめていた。資源を求め、各国は唯一残されていた月に進出する。だが、莫大な軍事費を捻出するために企業の戦時協力金が不可欠な陸軍は、平和維持活動の名のもとに月に兵士を派遣、諸外国の施設を占領しコロニーを建設するが……他国軍からの執拗な攻撃と、理不尽な軍上層部の命令から部下の命を守るため、スターク軍曹の月面での戦いが始まる!
(引用:早川書房)
 
SF1852ボーンシェイカー ぜんまい仕掛けの都市』シェリー・プリースト(2012/7)
 ブライアはライフルとガスマスクを手に、閉ざされた街へ降り立った——息子を救えるのはあたししかいない! 掘削用ドリルマシン〈ボーンシェイカー〉が暴走し地下の毒ガスが噴出、シアトルの街は見境なく人間を襲う〈腐れ人〉が跋扈する地獄と化し、高い壁で閉鎖された。ブライアは、消えた父を追って街へ入った息子ジークを救うため、自らも壁の内側にむかう……。ネオ・スチームパンクの旗手によるローカス賞受賞作!
(引用:早川書房)
 
SF1853ペルディード・ストリート・ステーション(上)』チャイナ・ミエヴィル (2013/5)
 蒸気機関と魔術学が統べる都市国家ニュー・クロブゾン。中心に巨大駅ペルディード・ストリート・ステーションが聳えるこの暗黒都市で、統一場理論の研究を続ける異端の科学者アイザックは、ある日奇妙な客の訪問を受ける。自ら犯した大罪のため、翼を奪われた〈鳥人〉ヤガレクは、命にも等しい翼の復活をアイザックに依頼するのだった……。現代SF界の旗手が、SF/ファンタジイ・ジャンルの新たな可能性を示した巨篇。
(引用:早川書房)
 
SF1854ペルディード・ストリート・ステーション(下)』チャイナ・ミエヴィル (2013/5)
 異端の天才科学者アイザックは、〈鳥人〉ヤガレクの依頼に応えるべく、飛翔理論の研究を進めていた。だが、検査サンプルに紛れ込んでいた謎の幼虫が羽化、圧倒的な力を持つ夢蛾スレイク・モスとなって、住人を無差別に襲い始めた。モスを解き放ったことから追われる身となったアイザックは、ヤガレクとともに夢蛾を追って卑しき都市をさまようこととなる。『都市と都市』で読書界を驚愕させた作家のスチームパンク超大作。
(引用:早川書房)
 
SF1855『星々のあいだの孤島』ウィリアム・フォルツ&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ426》
 第四具象ブルロクの球体に閉じこめられ、ともに旅をしてきたローダンは、ついに惑星バルディオクに到着した。この惑星こそ、超越知性体バルディオクが脳のみの存在にされている流刑地だった。ブルロクは、自分の主人であるバルディオクの出自だけでなく、具象たちの誕生の秘密や、かつて人類を悩ませた大群の原因についても話しはじめる。やがて、ブルロクはローダンを球体から外に出し、独自に謎の活動を開始するが……
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1856『人類の故郷』H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ427》
 3585年6月28日、地球とルナは太陽系の本来の軌道にもどった。ラール人が銀河から撤退し、超重族の圧政もなくなり、人類はかくれていた暗黒星雲プロヴコン・ファウストや、銀河各地の惑星から故郷の地球にもどろうとしていた。銀河の各惑星で暮らす人類にも迎えの船がやってくる。だが、惑星トラオで生きのびるのに必要な血清を採取するためキイペルヘビを狩るジャノク・カイスにとって、それは滅びの船でしかなかった!
(引用:早川書房)
 
SF1857アルフハイムのゲーム』ジャスティナ・ロブソン(2012/8)
 《特務探査官リーラ・ブラック》
 2015年、超伝導粒子爆発が世界を変えた。その事故現場に出現した巨大な時空の穴が、五つの異界に通じていることが判明したからだ。元素精霊の支配する〈野生界〉、魔法を操るエルフたちの〈高妖精界〉、魔物が闊歩する〈魔世界〉、探査不能の〈死世界〉、そしてフェアリーが暮らす〈小妖精界〉の五世界だ。国家安全保障局の特務探査官リーラ・ブラックは、異世界とのかかわりで発生した難事件を解決すべく、奮闘するが……!?
(引用:早川書房)
 
SF1858『王狼たちの戦旗[改訂新版]上』 ジョージ・R・R・マーティン
 《氷と炎の歌2》
 七王国の空に燦然と輝く、真紅の彗星。それは大戦乱時代の到来を告げていた。前王の死後、王妃の策略どおり〈鉄の玉座〉は少年王ジョフリーが継いだ。だが南部諸侯を率いるレンリーに、異国の神の祭司の力をかりるスタニス——少年王の二人の叔父が自分こそ王であると挙兵したのだ! さらに父を処刑されたスターク家の長男ロブも〈北の王〉として蜂起する……ローカス賞を連続受賞した大河ファンタジイ、待望の第2部!
(引用:早川書房)
 
SF1859『王狼たちの戦旗[改訂新版]下』ジョージ・R・R・マーティン
 《氷と炎の歌2》
 国内に四人の王が入り乱れ、いまや七王国全土に戦乱の嵐が吹き荒れていた。血で血を洗う激しい戦(いくさ)により、民は飢え、貴族たちは兄弟で殺し合い、黒魔導師が暗躍する混沌の時代。さらに〈狭い海〉の向こうの大陸では、前王朝ターガリエン家の末裔が、よみがえったドラゴンたちとともに、〈鉄の玉座〉の奪還に向け、その力をたくわえつつあった……戦いと陰謀に彩られた七王国を舞台に、壮大な群像劇がさらなる佳境を迎える!
(引用:早川書房)
 
SF1860『精神スペクトル』エルンスト・ヴルチェク& H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ428》
 ガイア人ミュータント三名にかくれ場を追われたボイト・マルゴルは、恋人のもとに逃げこみ、そこで問わず語りにおのれの過去を語りはじめた。その物語は 3491年のプロヴコン・ファウストを舞台にはじまる。公会議の脅威から逃れてきた避難民を運ぶ宇宙船のなかで、ガイア人女性ヴィルナ・マルロイと、ヴィンクラン人の真空案内人ハルツェル・コルドが出会った。ふたりはともに惑星ツォッタートラクトへ行くことになるが!?
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1861『アフィリーの遺産』クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ429》
 3586年1月、ネーサンはエネルギーの生産・消費量を急速に増大させていた。計測の結果、その増加ぶんはルナ地下のゲルミア・セクターに供給されたと判明する。だが、ゲルミア・セクターでの計画は、ローダンの政府によるものではなかった。ローダンたちが《ソル》で旅だったあと、アフィリーが立案したらしい。しかも、その詳細は不明だった。そこで、科学担当テラ評議員ペイン・ハミラーは、さっそく調査を開始した……
(引用:早川書房)
 
SF1862スターフォース 最強の軍団、誕生!』B・V・ラーソン(2012/8)
 二人の子供との平穏な暮らしは、ある夜、突如として終わりをつげた。家を襲った謎の宇宙船に子供たちは拉致され、大学でコンピュータ・サイエンスを教えるカイル自身も捕らわれの身となったのだ! だが、船内でいくつもの試練を乗り越こえたすえ、宇宙船のAIから自分がこの船の指揮官になったと告げられる。困惑しながらも状況を調べるうち、驚くべき事実が……全人類の命運を握ることになった一人の男の驚異の冒険!
(引用:早川書房)
 
SF1863『トータル・リコール』フィリップ・K・ディック
 夜ごと火星に行く夢を見ていたクウェールは、念願の火星旅行を実現しようと、リコール社を訪れるが……。現実と非現実の境界を描いた映画化原作「トータル・リコール」、犯罪予知が可能になった未来を描いたサスペンス「マイノリティ・リポート」(スピルバーグ映画化原作)をはじめ、1953年発表の本邦初訳作「ミスター・スペースシップ」に、「非(ナル)O」「フード・メーカー」の短篇集初収録作ほか、全10篇を収録した傑作選
(引用:早川書房)
 
SF1864『時間超越者の帰還』ハンス・クナイフェル&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ430》
  銀河中枢部の惑星ヴォルチャー・プールには、3490年に公会議から逃れてきたテラナー3000名が集落を作っていた。惑星の自然環境は厳しく、住人はつねに猛獣や有毒植物に命を狙われている。なかでも危険なのは"暴力リング"という密林ゾーンだ。ここを通過できるのは、"狩人"と呼ばれ、住人のなかでただひとり動植物の攻撃に先天的な免疫を持つハイタワス・ボールだけだった。だが、惑星には新たな危機がせまっていた!?
(引用:早川書房)
 
SF1865『脳搬送』ウィリアム・フォルツ&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ431》
 惑星バルディオクでの捜索活動と時間超越者カリブソの助力によって、ついにバルディオクの始原脳が見つかった。ローダンたちは脳をその周囲の有機体から切りはなし、下の土壌ごと《ソル》に移送する計画をたてる。一方、バルディオクが沈黙したあと、フルクースたちはしたがうべき命令がなくなり、とほうにくれていた。そこにブルロクが登場して、裏切り者であるバルディオクを成敗するため、惑星を爆撃せよというのだ!
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1866『月面の聖戦 2 指揮官の決断』ジャック・キャンベル
 ミーチャム少将の愚劣な命令により、次々に惨殺されていく何千もの味方兵士の姿をまのあたりにし、スタークら軍曹たちは上級士官から指揮権を剥奪、月基地の支配権を握った。だが軍曹たちによって司令官代行に選ばれたスタークの前途には、様々な難題が待ち受けていた! 執拗に猛攻を繰り返す敵軍、守るべきコロニーの民間人との折衝、さらには米国航宙軍でも反乱が勃発し……これら難題に対し、スタークのとった決断は?
(引用:早川書房)
 
SF1867シップブレイカー』パオロ・バチガルピ(2012/10)
 石油資源が枯渇し、経済社会体制が激変、地球温暖化により気候変動が深刻化した近未来アメリカ。少年ネイラーは廃船から貴重な金属を回収するシップブレイカーとして日々の糧を得ていた。ある日ネイラーは、超弩級のハリケーンに蹂躙された後のビーチに、高速船が打ち上げられているのを発見する。船内には美しい黒髪と黒い目をした少女が横たわっていた……。『ねじまき少女』でSF界の頂点に立った新鋭が描く冒険SF。
(引用:早川書房)
 
SF1868『眠れる女神』H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ432》
 クレタ島で発掘調査をしている考古学者のチェルク・マツリュフから、科学担当テラ評議員のペイン・ハミラーに連絡がはいった。とんでもない発見をした、というのだが、詳しいことは現地に来たら話すという。さっそくハミラーは政府グライダーでクレタ島をめざした。ハミラーは古代神殿の地下の、紀元前8000年頃に建造されたホールに案内される。そこに安置されている透明な棺には、眠れる女性がおさめられていたのだが!?
(引用:早川書房)
 
SF1869『災いのオーラ』 H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ433》
 ホトレノル=タアクは惑星ムグナモルから帰還する途中に、ハイパーエネルギー性のシグナルをうけとった。発信源は銀河系の氷惑星ヘルチョスである。そこでひとりのプロスペクターを発見し、救助した。かれの名はプヨン・アルザチェナ。貴重な鉱物を掘りあてようとしてヘルチョスにやってきたものの、迎えの船がこなかったらしい。プヨンから分子変形能力者の話を聞いたホトレノル=タアクはその動向に興味をいだくが……
(引用:早川書房)
 
SF1870『太陽の黄金の林檎[新装板]』レイ・ブラッドベリ
     旧版『太陽の黄金の林檎(2001/7)
 冷えきった地球を救うために太陽から"火"を持ち帰ろうとする宇宙船を描いた表題作「太陽の黄金の林檎」、灯台の霧笛の音を仲間の声だと思いこみ、海の底から現れる古代生物の悲哀を綴った「霧笛」、タイム・トラベルの危険性を鋭くえぐる「サウンド・オブ・サンダー(雷のような音)」など、SFの抒情詩人たる巨匠の幻想と詩情にあふれる22篇を収録した短篇集。ジョゼフ・ムニャーニによる幻想的なイラストも収録。
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1871『瞬きよりも速く[新装版]』レイ・ブラッドベリ
 暑い夏の夜、妻とマジック・ショーに出かけたわたしは、舞台に上げられた男が自分そっくりであることに気づく。彼は女魔術師により、身につけたものを目にも止まらぬ早業で奪われていった……奇妙なできごとをシニカルに描いた表題作「瞬きよりも速く」、夜ごと庭に現れる若い女への揺れる心情を綴る「芝生で泣いてる女」、三人の偉大な作家に捧げるレクイエム「最後の秘跡」など、詩情に満ちた21の短篇を収録した傑作集。
(引用:早川書房)
 
SF1872昔には帰れない』R・A・ラファティ(2013/12)
 笛の音によって空に浮かぶ不思議な"月"。その"月"にときめいた子供時代の日々は遠く……表題作「昔には帰れない」をはじめ、神話的な過去と現在を巧みに溶かしあわせた「崖を登る」、悩みをかかえる奇妙なエイリアンがつぎつぎに訪れる名医とは……「忘れた義足」、ヒューゴー賞受賞に輝く奇妙奇天烈な名品「素顔のユーリマ」など、SF界きってのホラ吹きおじさんの魅力あふれる中短篇16篇を収録した日本オリジナル短編集
 
SF1873『《バジス》発進!』 H・G・フランシス&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ434》
 《ソル》倉庫に移送されたバルディオクは、生命維持システムによって生かされ、テルムの女帝のもとに到着する日を待っていた。だが、生命維持システムに異変が生じる。脳がおかれた土壌の植物が枯死しはじめたのだ。このまま放置していると、バルディオクは死んでしまう。ローダンは原因と対処法を探すべく、宇宙生物学者ガヴロ・ヤールに協力をもとめることにする。ところが、ヤールは奇怪な自説を論じはじめたのだ……
(引用:早川書房)
 
SF1874『怪物とアフィリカー』クルト・マール&ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ435》
 " パン=タウ=ラ"遠征に向かった《バジス》だが、船内にひそむ謎の怪物ダルギストに襲われ、動きがとれずにいた。エネルギー・バリアによる怪物捕獲作戦も失敗に終わってしまい、乗員たちは次の対策をせまられる。一方、テラではロワ・ダントンがひそかにインペリウム級戦艦《バイコ》に乗りこみ、未明に宇宙港を出発していた。目的地は《バジス》のいるポジション。ドゥンジャ・ヴァレンシーのもとへと向かったのだ!
(引用:早川書房)
 
SF1875アンドロイドの夢の羊』ジョン・スコルジー(2013/4)
 地球‐ニドゥ族の貿易交渉の席上で事件がおきた。戦争につながりかねないこの問題の解決のため、ニドゥ族は代償として特別なある「羊」の調達を要求してくる。期限は一週間。凄腕ハッカーの元兵士クリークがこの羊探しを命じられるが、謎の宗教団体に追われ、反ニドゥ勢力の暗殺者に狙われるはめに。そして、ようやく見つけ出した羊の正体とは……。〈老人と宇宙〉シリーズ著者がP・K・ディックに捧げた冒険活劇SF。
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1876『剣嵐の大地(上)』ジョージ・R・R・マーティン
 《氷と炎の歌3》
 七王国の〈鉄の玉座〉を賭けた王都での決戦の夜、湾を埋めつくした大船団は、緑色の燐火に呑まれ巨大な鎖に捕らわれて次々に沈没し壊滅した。一夜明けて、民衆は都の無事を喜び、少年王ジョフリーに喝采を叫ぶ。南部総督タイレル家との婚姻による同盟も決まり、ラニスター家の勢力は隆盛を極めた。一方、敵対するスターク家には、かつてなく過酷な運命が舞いおりていた……ーカス賞3作連続受賞に輝く至高の異世界戦史待望の第3部!…!
(引用:早川書房)
 
SF1877『剣嵐の大地(中)』 ジョージ・R・R・マーティン
 《氷と炎の歌3》
 〈五王の戦い〉が収束し、七王国の統治は事実上ラニスター家にゆだねられた。辣腕たる〈王の手〉タイウィン公の手により、民はひとときの平和を享受する。だが、様々な怪異が各地で目覚めつつあった! 北の奥地では、〈異形(ジ・アザー)〉とその配下の〈亡者(ワイト)〉の脅威におびえた野人たちが、マンモスや巨人を引き連れて、〈壁〉を破壊せんと押し寄せる。また王都決戦に敗れたスタニスのもとでは、〈光の王〉の女祭司が怖るべき呪術を……!?
(引用:早川書房)
 
SF1878『剣嵐の大地(下)』ジョージ・R・R・マーティン
 《氷と炎の歌3》
 フレイ家への謝罪のため、双子城へ赴いた〈北の王〉ロブ。だが、そこで待っていたのは、酸鼻をきわめる血の歓待であった! 一方、少年王ジョフリーと南部の大家タイレル家の娘の結婚に沸く王都では、いましも豪奢な宴が始まろうとしていた。そのころ、野人から逃れたジョン・スノウは、〈冥夜の(ナイツ・)守人(ウオツチ)〉とともに〈壁〉をはさんで野人たちとの激しい攻防を繰り広げていた……驚くべきクライマックスが待ち受ける第3部完結篇!
(引用:早川書房)
 
SF1879『影の世界』ウィリアム・フォルツ&ハンス・クナイフェル
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ436》
 ウィンガーのプロンドフェアは規則を破って神殿にはいりこみ、神官たちに追われていた。そんなかれの前にあらわれたのは、思いがけない助力者だった。密輸団のメンバーと、その首領パイノトだ。パイノトによれば、惑星ヴェルガースペアに向かった"招聘されし者"のうち、生きて帰ったウィンガーがひとりいるという。そのウィンガーを知る男に会って情報を得るため、プロンドフェアは衛星ボステルに向かおうと決心した!
(引用:早川書房)
 
SF1880『ヴェルガースペアの監視者』H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ437》
 宇宙の大車輪にまつわる謎を解くことができないまま、プロンドフェアは衛星スタルショにやってきた。招聘をうけた者は全員、ここから巨大惑星ヴェルガースペアに送られるという。スタルショで出会ったウィンガーの女のヴェルテも、やはり招聘されし者だった。プロンドフェアはヴェルテとともに、養母コスジャルタが送られたはずの医療センターに向かおうとする。そのとき、自分を尾行している神官の存在に気づいたが……
(引用:早川書房)

 

 
 

SF1881『月面の聖戦 3 永遠の正義』ジャック・キャンベル
 スタークら下士官が指揮権を奪取した月面のアメリカ陸軍は、コロニーの民間人と協力して、絶え間なく攻撃をしかける外国軍と激しい攻防を続けていた。だが、敵は外国軍だけではない。コロニーの支配権を取り戻すため、地球のアメリカ当局も、手段を選ばず次々に陰険な攻撃をくわだてる。敵である外国軍基地を借り受け、そこから攻撃を仕掛けたり、反乱を扇動したり、ついには最新鋭のロボット兵まで投入してくるが……!?
(引用:早川書房)
 
SF1882『支配者ラルド』マリアンネ・シドウ&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ438》
 チューシク銀河で《バジス》と遭遇した《ソル》だが、ウィンガーとのコンタクトを成立させられずにいた。ローダンは一計を案じ、近傍の無人惑星テストII に搭載艇を送って、わざと不時着させることにする。遭難をよそおい、ウィンガーに救助してもらおうという作戦だった。ミュータントのイルミナ・コチストワを指揮官に、テラナー六名がテストIIに向かう。ところが、着陸後にイルミナのようすがおかしくなってしまった!
(引用:早川書房)
 
SF1883『ルーワー登場』クルト・マール&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ439》
 ハイタワス・ボール、デメテル、プロンドフェアの三名は、惑星ヴェルガースペアから未知の場所へと転送され、ふたたび虜囚の身となっていた。自分たちがどこにいるのかつきとめたいと考えたハイタワスは、知恵を絞り、監視ロボットのすきをついて、仲間ふたりとともに監禁されていた部屋を脱出する。部屋の外には金属製の明るくひろい通廊がどこまでもつづいていたが、ついに奇妙なマシンがならぶ巨大ホールに到達した!
(引用:早川書房)
 
SF1884黒き計画、白き騎士』ケイジ・ベイカー(2013/2)
 《時間結社〈カンパニー〉極秘記録》
 時は24世紀。ドクター・ゼウス株式会社をはじめ、いくつもの名前を持つ秘密結社"カンパニー"があった。この秘密結社は、「時間旅行」と「不死」の技術を使い、過去の「至宝」を手に入れることで莫大な利益を上げていたのだ! 霊薬エリクシールの発見の顛末や、ミイラの棺に隠された驚くべき秘宝など、時間結社の腹黒き計画に踊らされ、人体改造を施されて不死身の体になったエージェントたちが手がけた驚愕の事件の数々。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 

 
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