書的独話

 
2007年のひとりごと
01月01日 展望、2007年
01月02日 2006年、ベスト
01月07日 時間と、思想と、敵は海賊
01月21日 風見しんごと『大誘拐』
02月10日 宇宙くじという可能性
04月15日 本好きへの100の質問
05月06日 SFサイトへ100の質問
05月20日 Macサイト管理人への100の質問
07月29日 作者名順リスト
07月30日 訳者名順リスト
07月31日 書名順リスト
11月21日 女ばかりの世界
12月30日 こんにちは、iMac
12月31日 総括、2007年
 



 
 

 
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2007年12月31日
総括、2007年
 
 年初の「展望、2007年」の目標、100冊読破はどうにかこうにかクリアしました。ぴったり100冊でしたが。長年やりたかった再読も、たくさん読み返すことができました。なんと、47冊が再読です。
 でも、サイト更新に力を入れるのはうやむやに。いくつか改訂はできましたが、きれいさっぱり忘れてました。ま、そういうもの(?)ですよね。

 ひとまず月ごとに振り返ってみますと……

 1月
 まずは、長年本棚の奥に埋まっていた、神林長平の《敵は海賊》シリーズで開幕。(01月07日「時間と、思想と、敵は海賊」をご参照ください)初巻などはほぼ20年ぶりの再読で、そろそろ新刊が出るかも……に合わせたのですが、肝心の新刊は読まずじまい。
 20年でちょっと嗜好が変わってきて、以前は楽しめたものが今は合わなくなってるのも確か。それが確認できたのは大きい、かも。

 2月
 ジョン・J・ナンスの『軌道離脱』にがっくり。
 ノベルス・レーベルから出ているのですが、主要舞台のひとつが静止軌道上。宣伝文句にはSFの「S」の字もありませんでしたけど、なんとなくSFっぽさを期待してしまって……。見事に外されました。
 勝手に期待したわたしが悪いんですが。

 3月
 ようやく読んだ、『宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン。戦場を舞台にした反戦小説。いろいろな作品に影響を与えた……とされているものの、影響具合がよく分からず。正しい読み順で読めば、きっと
 これはハインラインのが踏襲されているんだわ!
 と気がつくんでしょうけど。鈍感で忘れっぽいからだめかな。

 4月
 ぬる系ファンタジーに、脱力。
 手を出したのが、C・S・ガードナーの《魔術師エベネザム》シリーズ(『魔術師エベネザムと不肖の弟子』『魔術師エベネザムと詩を読む悪魔』『魔術師エベネザムと禁断の都』)。ユーモアたっぷりの楽しい作品……と思っていたのですが、本当に脱力系でした。好きな人は好きなんでしょうけど。

 5月
 4月にやってみた「本好きへの100の質問」にはまって、「Macサイト管理人への100の質問」「SFサイトへ100の質問」と続けざまにチャレンジ。どちらも100の質問系ですけれど、うまい設問と、謎の設問がありました。(リンクはそれぞれ、書的独話の該当ページ)

 6月
 1ヶ月かけて、アン・マキャフリイの《パーンの竜騎士》シリーズを再読+新刊の『竜と竪琴師』でパーンに浸りきり。改めて続けざまに読んでみると、今まで気がつかなかったつながりとかも見えてきて、さすがマキャフリイだな、と。

 7月
 前々から探していた、今日泊亜蘭『我が月は緑』をついに手に入れた……のは2006年の1月のこと。その直後、同じように探求されていた方に貸していたのが、ようやく戻ってきました。喜び勇んで、10年ぶりの再読。いなせだねぇ。これが世間一般に広く知れ渡ってないのは非常にもったいないと思う一方、世間一般向けじゃないのも確か。

 8月
 映画の公開に合わせて出版されたフォスター『トランスフォーマー』に、ちょっといきどおり。ノベライズの許容範囲は広めにとってますけど、前日談(『トランスフォーマー ゴースト・オブ・イエスタディ』)と食い違ってるのはどうかなぁ、と。

 9月
 仕事が忙しくなってきて、読書量が激減。文書やら、別の活字は読みまくってましたが、100冊の目標が危なくなってきました。
 まいったなぁ。

 10月
 仕事が一段落ついて、ふたたび読書できるようになりました!
 1ヶ月も間が空くと、さすがにリハビリが必要。薄めの名作の再読から手をつけることにしました。まずは、マイクル・ムアコック『この人を見よ』から。それから、よく分からなかった名作も読みました。やっぱりよく分からなかったのも……。

 11月
 古書店のワゴンセールで50円になっていたスティーヴンスン『ジーキル博士とハイド氏』を発見。ついつい衝動買いしてしまいました。オチは知ってますが、読んだことなかったんです。オチを知ってても、おもしろかった〜。

 12月
 目標まであと4冊。師走のあわただしさが迫る中、なんとしてでも100冊突破せねば……と、そんな気分になりました。最後は、何度も読んでて気がそぞろでも頭に入ってくる、ロバート・T・バッカー『恐竜レッドの生き方』と酒井賢一『後宮小説』で締め。

 谷あり山あり、再読の一年でした。
 100冊のうち、47冊が再読です。よく分からなかったものが分かるようになってたり、面白かったものがつまらなくなってたり……。
 再読ばかりでも新たな発見があった一年でした。


 

 
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