書的独話

 
2008年のひとりごと
01月01日 展望、2008年
01月02日 2007年、ベスト
01月10日 『冒険の惑星』は全四巻か、四部作か
04月20日 続・本棚写真館
05月23日 活字と映画と歴史の『指輪物語』
07月13日 残された人びと、あるいは……
08月20日 選ばれた人たち
12月23日 時の流れと《ネシャン・サーガ》三部作
12月31日 総括、2008年
 



 
 

 
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2008年12月31日
総括、2008年
 
 今年の目標は、大長編。まぁ、そちらの方はそこそこ。でも、サイトの更新がんばる、は、ちょっとどうかなぁってところでした。
 この書的独話も、執筆がままならず、バージョンアップしたWebオーサリングツールは、けっきょく使えないことが判明。今は、ふたたび古いバージョンのソフトにお世話になってます。
 
 読書的には……
 
1月
 大好きなジャック・ヴァンスの『冒険の惑星』を読んで、当初、全四巻としてご紹介。その後、四部作と改める異例の事態となりました。(01月10日「『冒険の惑星』は全四巻か、四部作か」をご参照ください)
 
2月
 読むのを伸ばし伸ばしにしていた、ニール・スティーヴンスンの『クリプトノミコン』を読了。現代と過去とが交錯する骨太の物語でした。今年の目標は、この本を読むためでもあったので、ほっと一息。
 
3月
 ついに再読した、安能務/訳の『封神演義』。10年くらい前までは、かなり頻繁に手を伸ばしていたのですが、ここ数年は本棚の奥で埃をかぶってました。読み返して、変わらずおもしろいところと、おや?と思ってしまったところと。時の流れを感じました。
 
4月
 この月は、ハインラインの《未来史》シリーズに没頭。『デリラと宇宙野郎たち』『地球の緑の丘』そして『動乱2100』。短編集って、どうも読むのに時間がかかってしまいます。
 
5月
 映画の「ロード・オブ・ザ・リング」をようやく鑑賞して、むくむくと、原作読みたい感が募ってきて、そして読みまくりました。『旅の仲間』『二つの塔』そして『王の帰還』。(05月23日「活字と映画と歴史の『指輪物語』」をご参照ください)読むたびに違う面を見せてくれるフロドと仲間たちの旅。毎日ほぼ1冊ずつ読んでました。
 
6〜7月
 実は、延々と『80年代SF傑作選』を読んでました。分厚いとはいえ、上下たったの二巻。毎日1篇ずつ読めばここまで時間はかからなかったのですが……。ついに読み終わったのは8月の頭。2ヶ月もかけてしまいました。
 
8月
 年初めに「欧米文学にも手を出してみたい〜」と語ったことを、ようやく実行。手始めに、スティーヴンスン『宝島』を。古典新訳文庫から出直しただけあって、おもしろいこと。なお、スティーヴンスンは前の年に『ジーキル博士とハイド氏』を読んでいるので、まったくの初挑戦というわけではありません。
 
9月
 何年かぶりに図書館に行きました。そして運良く、ステープルドンの『スターメイカー』と『最後にして最初の人類』を借り出し。とにかく壮大な歴史に圧倒されてしまうのでした。
 
10月
 映画の「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を鑑賞。そしてまたもや原作へ……という流れで、フィリップ・プルマン『黄金の羅針盤』を再読。やはり映像を見た後に読むと、見方が微妙に変わってきます。これだけ読んでとりあえずは満足していたのですが、けっきょく、続編の『神秘の短剣』『琥珀の望遠鏡』も再読することに……。
 
11月
 マイクル・クライトンが死去。まだ若かったのにねぇ。で、「マイクル・クライトンの再来」という宣伝文句をつけられているマイクル・コーディの『クライム・ゼロ』を読書。この方、デビュー作の『イエスの遺伝子』でも同様でしたけど、敵方の粘り強いこと。そこまでやるか、と。
 
12月
 最後の締めは、カール・セーガン『コンタクト』。かなり昔に映画は観てます。で、原作も(は?)いいよと薦めてもらっていたのをようやく読みました。
 関係ないことですが、PowerMacintosh7100の最初の開発コードネームは、カール・セーガンだったそうです。そしてその7100が、私の初Macなのでした。
 
 2008年の下半期は、いつになく児童書を読みました。
 トールキンの《指輪物語》に始まって、スティーヴン・キング『ドラゴンの眼』。フィリップ・プルマンの《ライラの冒険》。ふたたびトールキンで『仔犬のローヴァーの冒険』。最後は、ラルフ・イーザウの《ネシャン・サーガ》三部作(『ヨナタンと伝説の杖』『第七代裁き司の謎』『裁き司 最後の戦い』)。
 物足りないところがないわけじゃありませんけど、たまには児童書もいいもんですね。

 

 
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