書的独話

 
2013年のひとりごと
01月01日 展望、2013年
01月13日 2012年、ベスト
01月14日 失われた植民地
12月31日 総括、2013年
 



 
 
イラスト
 
▲もくじへ
2013年12月31日
総括、2013年
 

 今年の読書目標は、毎月7冊。そして、きっかけを掴んだ読書を……ということでしたが、案の定、7冊は守られず。きっかけの方は、それなりに考慮していたと思うのですけど。
 さらに、ちゃんと更新する気力も残らずじまいで。この書的独話そのものが、1月の次が大晦日という体たらく。
 グダグダな一年でした。
 でも、最後に、この一年を振り返ることくらいはしなくては……。

1月
 火星探査機キュリオシティの映像を見た瞬間、これは読まなければ!と思ったのが、ジェフリー・A・ランディスの『火星縦断』でした。現役のNASAの研究者によるフィクション。再読ですが、本物の写真を見た後に読むと格別。

2月
 あまり長いシリーズものって読んでなかったのですが、ついに手を出したのが、ピアズ・アンソニイの《魔法の国ザンス》で、第一巻は、『カメレオンの呪文』でした。当初は三部作の予定だったそうなので、立て続けに『魔王の聖域』『ルーグナ城の秘密』も読書。さすがに評判が良いだけのことはありました。

3月
 先月の17日から、1ヶ月以上もなにも読んでない状態で、さすがにまずいと思って、23日になってようやく読んだのが、ウィリアム・シャトナー『電脳麻薬ハンター』。正直なところ、内容の分かってる傑作を再読すればよかったな、と後悔する結果に。結局、3月の読了本はこの1冊のみでした。
 ちなみに、この間なにをしていたのかというと、ゲームですよ、テレビゲーム。自分でも呆れてます。

4月
 気を取り直して(というより、ゲームに飽きて)なんとか7冊ペースを復活させた4月。
 マイクル・ムアコックの『この人を見よ』を読んだきっかけは、ドライブ中に踏切で「とまれ、見よ」という看板を見たことでした。言葉のリズムが、ムアコックを連想させたのです。似てませんか?

5月
 読了本10冊の内、5冊がピアズ・アンソニイの《魔法の国ザンス》という固め読み。

6月
 しょっぱなに読んだ、リチャード・ドイッチの『13時間前の未来』、絶賛というのとは違いますが、なかなか手が込んでいて、楽しめました。月の初めにおもしろいものに出会えると、その後の読書にはずみがつきますね。

7月
 5月につづき、読了本10冊の内、5冊がピアズ・アンソニイの《魔法の国ザンス》という固め読み。しかし、ハイテンポで読んでしまったツケか、少し飽きてきたような……。

8月
 出先で、時間をつぶすための本が必要になって、急遽買い求めたのが、イーヴリン・E・スミスの『ミス・メルヴィルの後悔』。なぜ、この本にしたのか自分でも分かりませんが、やや年配のご婦人が活躍する物語って、なんだか安心して読めるから不思議です。主人公が安定しているから、かしらね。

9月
 5月、7月につづき、読了本10冊の内、5冊がピアズ・アンソニイの《魔法の国ザンス》という固め読み。
 それよりなにより、はじめて横溝正史を読みました。《金田一耕助》シリーズの、『八つ墓村』を。ドラマとか映画とかで見たことはあったので、概略を知っている上での読書だったのですが、やはり原作はひと味違いました。今後は、日本人作家にも裾野を広げようと思ったものでした。

10月
 4月以降、順調に回復していた読書ペースが、ふたたびガクンと落ちてしまったのが、この月。転勤とか、資格試験とか、研修とか、いろいろと重なってしまった結果です。遊んでたんじゃないんです。本当です。

11月
 先月の不調を振り払うべく、ピッチをあげてみました。
 と同時に、もうちょっと日本人作家の本も、ということで、9年ぶりに恩田 陸(『蒲公英草紙』『エンド・ゲーム』)を読みました。9年もたつと、さすがに好みが変わっているようで・・・。

12月
 航本日誌のページ構成が1ページに10冊となっている関係で、師走に入ると、読了本を10冊単位にまとめようとしてしまうことがあります。おそらく、それがなかったら、もう少し読んでいたのではないかと思うのですが、終わってみれば、トータル90冊になってました。
 最後になって、はじめての日本人作家に手をだせたのは(佐藤賢一『王妃の離婚』)来年につながる読書だったかもしれませんね。


 

 
■■■ 書房入口 ■ 書房案内 ■ 航本日誌 ■ 書的独話 ■ 宇宙事業 ■■■