書的独話

 
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2016年07月13日
しかし、猫はいない
 

 久しぶりに、図書館に行きました。
 どのくらい久しぶりかというと、おそらく、2008年9月以来。オラフ・ステープルドンの『スターメイカー』と『最後にして最初の人類』を借りて以来。

 基本的に、本は購入しています。
 ただ、古い古い本を読みたくなったときには、思う通りに入手できないこともあります。高い本のときも、ちょっと厳しい……。
 そういうとき頼りになるのが、地域の図書館。

 頼りになるのにちっとも利用してなかったのは、立地に原因がありました。歩ける距離ではないので車で行っていたのですが、いかんせん駐車場がせまくって、平日でも、開館の10分前には到着してないと、いつ停められるか分からない状況。
 単発の利用はできても、継続利用にはいたれず。
 それが、久しぶりに行ったら、なんと

 駐車場が有料になってました。

 さすがに公共機関なので、そんなに高くはないですけど。短時間なら料金発生しませんし。
 ですが、この有料というのは大きいようです。休日に行っても、あっさり停められるんです。感動しました。
 つまり、定期的に通える、ということ。

 手元に山積みの本もありますが、今後、月に1〜2冊程度は借りものを読むことになりそうです。もしかすると、読書の幅を広げられるかも?
 楽しみなことです。

 ところでこの図書館、開館したころにも通ってました。
 カウンターやら何やら、あらゆるものが美しく、表示も統一されたスタイルで作られてありました。ちょっと体格のいい利用者を想定しているようなソファーは、子どもには大きく感じられたものです。それがあちらこちらにあって、かなりゆったりとした落ち着いた場所でした。
 そのころは気軽に行けるところに住んでいたので、頻繁に訪れてはいろんな本を読みふけったものでした。

 それが、久しぶりに行ってみたら、全然ゆったりしていないんです。
 大きなソファーが撤去されてオットマンのようなものになっていたり、くつろぎスペースがなくなって情報端末が並んでいたり、書架が増えてたり。白い紙の案内文がベタベタ貼ってあったり。
 一抹の寂しさが漂ったのでした。

 そして、もうひとつ。
 図書館という単語で『図書館ねこデューイ』のことが頭を横切ったのですが、もちろん、猫はいませんでした。
 猫アレルギーの方もいらっしゃるでしょうから、日本の公共機関では難しいんでしょうねぇ。ネズミよけに……っていう時代でもないですし。

 でも、実は、長野県喬木村の「椋鳩十記念館・記念図書館」では、図書館猫「ムクニャン」が館長に就任しているのです。
 ムクニャンは、怪我をして彷徨っているところを保護された茶トラ猫。元々、椋鳩十が猫好きであることから猫のイメージキャラクター「ムクニャン」を使っていたため、正式にムクニャンと名付けて館長に抜擢されたようです。
 日本でも、そういう図書館が増えたらおもしろいですねぇ。


 

 
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