書的独話

 
2016年のひとりごと
01月01日 展望、2016年
02月01日 2015年、ベスト
02月27日 後から前哨戦
05月01日 気がつけば、1500
05月22日 特集:Jack Vance
06月17日 《居眠り磐音江戸双紙》読本2
06月30日 中間報告、2016年
07月13日 しかし、猫はいない
08月20日 黒死病
12月31日 総括、2016年

 



 
 
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2016年12月31日
総括、2016年
 

 前半はそこそこだったけれど、案の定失速した2016年。
 100冊読みたいなぁ、と言いつつ、80冊で終了しました。まぁ、中間報告の時点で40冊だったので、こんなものなのかな、と。
 ただ、ちまちまと書いていた書的独話が、8月以降止まってしまったのは心残りでした。いろいろとネタは仕込んであったので、2017年に持ち越しします。

 それでは、読んだ本の思い出を中心に、2015年を振り返ります。

 1月
 いきなりの、横溝正史はじまり。正月早々おどろおどろしく、金田一耕助シリーズの第一作『本陣殺人事件』から。2013年に『八つ墓村』を読んでいたので、個人的には久しぶりの金田一耕助です。
 今年はミステリを読もうとの決意の表れだったような気がしますが、そういう流れにはならなかったような……。

 2月
 年に一度は漫画を読もうと考えてまして、2016年は、大場つぐみ&小畑健の『DEATH NOTE』になりました。SNSなどのコネタで度々お見かけしてはいましたが、きちんと向き合うのはこれがはじめて。
 ついに、夜神月(やがみ ライト)の読み方を知りました。3文字で名字だと、ずーっと思ってました。勉強になります。

 3月
 この月の読了本は2冊だけ。
 意外なことに、キャサリン・M・ヴァレンテ『宝石の筏で妖精国を旅した少女』が手こずりました。すごくおもしろい反面、凝りすぎているのか、世界に入るまでが大変でした。
 サクっと読めそうな気分で入ってしまったのがいけなかったのかもしれません。
 それはそうと、この月のもうひとつの読了本、ジョン・ケッセル『ミレニアム・ヘッドライン』のおかげで、作者別リストの「け」のページが初お目見えしました。残すは「つ」のみ!

 4月
 レッドつながりで、ロバート・A・ハインライン『レッド・プラネット』とジョン・E・スティス『レッドシフト・ランデヴー』を連続読み。
 まったく関係のない物語でしたが。
 思えば、2016年は〈赤色〉の年でした。広島東洋カープといい、鹿島アントラーズといい。
 個人的には、NHK大河ドラマの「真田丸」に大ハマリ。DVD-BOX第壱集の発売がアナウンスされるやいなや、ただちにオーダーしたものでした。(到着したのは7月)

 5月
 作者別リストの「つ」のページをこしらえるために読んだのが、壺井栄『二十四の瞳』。こんな不純な動機だったのですが、さすがは名の知れた名作。涙、涙でした。
 おかげさまで、作者別リストが全ページ揃いました。正確に言えば「を」と「ん」はありませんが。

 6月
 サクっと読めてしまう、佐伯泰英の《居眠り磐音江戸双紙》を固め読み。このシリーズについては、書的独話にも記載あり。(2015年08月26日「《居眠り磐音江戸双紙》読本」2016年06月17日「《居眠り磐音江戸双紙》読本2」)
 なんでも、2017年の正月時代劇で、TVドラマ版が完結するそうです。いいときに読み進めておけたかな、と。
 演者たちのビジュアルが脳内イメージとまったく違うのですが、NHK大河ドラマ「真田丸」の石田治部少輔三成の役者さんが坂崎磐音を演じるので、興味はあるのです。

 7月
 NHK大河ドラマ「真田丸」つながりで、藤沢周平『密謀』を読みました。ドラマで印象的な脇役である上杉家の物語。さすがに藤沢周平はうまいけれど、上杉家の筆頭家老(直江兼続)を主人公にするのって、難しいんだなぁ……と痛感。
 そして、もうひとつ。この月、2008年9月以来ぶりに図書館に赴きました。以降、月に1回程度、通ってます。

 8月
 NHK大河ドラマの原作に、との声があがっているらしい、冲方丁『光圀伝』を読みました。形になっているものを使ってアピールした方が訴えやすいのでしょうけれど……。

 9月
 15年ぶりに、フランク・ハーバート『ボイド 星の方舟』を再読。かろうじて骨格は覚えていたものの、結末はきれいさっぱり忘れていました。それどころか、読了して3日後に航本日誌に書こうとしたら、また結末が思い出せない始末。
 当月には関連書として、ロバート・J・ソウヤー『ゴールデン・フリース』も読みました。ハーバートよりもソウヤーの方が自分には合っているようです。

 10月
 2013年から読み始めたピアズ・アンソニイ《魔法の国ザンス》シリーズを、ようやく読破。本当は、翻訳がストップしているだけで本国ではまだ終わってないのですが。ひとつの区切りにはなったかな、と。

 11月
 チャイナ・ミエヴィルの『言語都市』と『アンランダン』を連続読み。『アンランダン』の方は児童書なのでやさしく読めるかな、と考えて後回しにしたのですが、さすがはミエヴィル。一筋縄ではいきませんでした。それもいい思い出。

 12月
 2016年の締めになってしまった、バリントン・J・ベイリー
ゴッド・ガン』。本当はあと何冊か読むつもりでいたものの、ついに積ん読のまま2016年が終わってしまいました。
 このとき、読了本80冊。キリがいいせいで読む気力がなくなってしまったようです。反省。
 そして、いまだにNHK大河ドラマ「真田丸」に大ハマリ中。ドラマが強烈すぎて、しばらくは同時代の物語を読む気になれないかもしれません。(飯嶋和一は除く)


 

 
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