

SFとは、Science Fiction。
空想科学小説。
ときには、
科学どこ行った?
そんなSFもあるにはありますが、基本的には科学技術が絡んできます。
そういう小説を読んできて、そういう映画やドラマもそれなりに鑑賞してきました。映像になっているSFって目を惹くものがあります。
実現しそうなもの、
実現しそうもないもの
見た目のかっこよさだけでなく、そういう思考の楽しさもあります。素人からしてもそう思うのですから、専門家の頭のなかでは、どんな考えが巡っているのでしょうね。
そんな一端を知られる書籍を読みました。
高水裕一
『物理学者、SF映画にハマる 「時間」と「宇宙」を巡る考察』
SF映画に出てくる専門用語を理解すればSF映画はもっと楽しくなり、物理学の面白さも知れる。SF映画を科学的な目線で読み解く。
(光文社新書・内容情報)
時間や宇宙を扱った映画やドラマなどを科学的に考察した本です。主に本書でとりあげられているのは……
第一部「時間」を巡る
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
「デジャヴ」
「TENET」
「ターミネーター」
「HEROES」
第二部「宇宙」を巡る
「ゼロ・グラビティ」
「ファースト・マン」
「オデッセイ」
「インターステラー」
「スター・ウォーズ」
「メッセージ」
「V」
以上は、目次にも載っているもの。ほかにも「スタートレック」や「12モンキーズ」もありました。
そういえば「スター・ゲイト」はなかったなぁ。
「アバター」はあった。
注意が必要だと思ったのは……
著者が「こういうテーマで書きたい」と思って本になったわけではなく、依頼されて承諾した、という流れで執筆した、ということ。そのためか、著者の専門は宇宙論ですが、それ以外のことにもふれられてます。
作品の取捨選択にまで出版社の意向が反映されているかはわかりませんが。
「科学的にはどういう風に考えられているかとか、科学者の目線で好意的に作品を解釈するとどうなるか」
というのが基本スタンス。
そういう点では読みやすかったです。あれはダメ、これはダメでは、読んでいてつらいので。
興味本位で軽く読むのに、楽しい時間を過ごせました。