

10月は、ノーベル賞発表シーズン。
そんな月に読んだ作家がノーベル文学賞受賞者で、しかもちょうど10人目でした。
ちなみに、読んだのはオルハン・パムク『雪』。
本をチェックしたときには、現代トルコ文学を読みたいと思ってました。そのときには読めずじまい。ただチェックだけは残してあり、そろそろ読もうとしたときにノーベル賞の話題がチラホラでてきていて、しかも意識してなかったけどノーベル文学賞受賞者だった……と。
これを機に、これまで読んだノーベル文学賞受賞者をまとめておきます。
読んだ本をどれか1冊と、ノーベル財団が明らかにしている受賞理由も併せて。どれか1冊は、代表作もしくは受賞前に発表されていたものから。
受賞理由は、ノーベル財団のアーカイブからひろってきてくれたウィキペディアからもってきてます。
■キプリング【ラドヤード・キプリング(キップリング)】
イギリス(受賞1907年)
受賞理由
世界的に有名な作家の創作を特徴づける観察力、想像力の独創性、発想の意欲と、叙情の非凡な才能に対して
『ジャングル・ブック』
ある夜、ジャングルで虎に追われた男の子が、狼の住む洞穴に迷い込んできた。母狼にモーグリと名付けられ、ジャングルの掟を学びながらたくましく成長し、 十年後ついにオオカミの王者となる。名作が甦る!
(引用「BOOK」データペース)
■ショー【バーナード・ショー】
アイルランド(受賞1925年)
受賞理由
他に類を見ない風刺に満ち、理想性と人間性を描いた作品を送り出した事に対して
『ピグマリオン』
強烈なロンドン訛りを持つ花売り娘イライザに、たった6ヵ月で上流階級のお嬢様のような話し方を身につけさせることは可能なのだろうか。言語学者のヒギンズと盟友ピカリング大佐の試みは成功を収めるものの……。英国随一の劇作家ショーのユーモアと辛辣な皮肉がきいた傑作喜劇。
(引用「BOOK」データペース)
■エリオット【トーマス・スターンズ・エリオット】
イギリス(受賞1948年)
受賞理由
詩文学への卓越した貢献に対して
『キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科』
ミュージカル「キャッツ」の原作をエドワード・ゴーリーの挿絵と新訳で贈る。さまざまな猫たちが繰り広げる、奇想天外な猫詩集!
(引用「BOOK」データペース)
■へミングウェイ【アーネスト・へミングウェイ】
アメリカ(受賞1954年)
受賞理由
"老人と海"に代表される、叙述の芸術への熟達と、現代のストーリーテリングの形式に及ぼした影響に対して
『老人と海』
初訳から60年、まったく新しい「老人」の誕生! 数カ月続く不漁のため周囲から同情の視線を向けられながらも、独りで舟を出し、獲物を待つ老サンチャゴ。やがて巨大なカジキが仕掛けに食らいつき、3日にわたる壮絶な闘いが始まる……。原文を仔細に検討することによって、従来の活劇調の翻訳とは違う「老人」像が浮かび上がる! 決して屈服しない男の力強い姿と哀愁を描いたヘミングウェイ文学の最高傑作。
(引用「BOOK」データペース)
■パステルナーク【ボリス・パステルナーク】
ソビエト連邦共和国/ロシア(受賞1958年)
受賞理由
叙情的な詩、および大ロシアの歴史的伝統に関する分野における、彼の重要な功績に対して
『ドクトル・ジバゴ』
1904年に勃発した日露戦争。翌年の鉄道ストライキの騒動。1914年には第一次世界大戦がはじまり、1917年二月革命でロマノフ朝は崩壊した。
その後の十月革命で臨時政府は倒され、ボリシェヴィキ政権が誕生する。そして、スターリン独裁と大粛清がはじまる。
従軍医師としての役割を求められるユーラ。出征した夫を追って従軍看護婦として戦場に向かうラーラ。
激動のロシアで、ふたりは運命に翻弄されていく。
■ガルシア=マルケス【ガブリエル・ガルシア=マルケス】
コロンビア(受賞1982年)
受賞理由
現実的なものと幻想的なものとを融合させて、一つの大陸の生と葛藤の実相を反映する豊かな想像力の世界を構築した
『百年の孤独』
1967年にアルゼンチンのスダメリカナ社から刊行されて以来、世界の名だたる作家たちが賛辞を惜しまず、その影響下にあることを公言している世界文学屈指の名著。現在までに46の言語に翻訳され、5000万部発行されている世界的ベストセラー。「マジック・リアリズム」というキーワードとともに文学シーンに巨大な影響を与え続けている。2022年にはNETFLIXが映像化の権利獲得を発表、大きな話題を呼んた。蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族の歴史を描いた一大サーガ。
(文庫版引用「BOOK」データペース)
■ゴールディング【ウィリアム・ゴールディング】
イギリス(受賞1983年)
受賞理由
現実的な物語の芸術の明快さと多様性、神話の普遍性に満ちた小説によって、現代世界の人間が置かれた状況を照らし出したこと
『蠅の王』
少年たちは"獣"になって殺し合う… 無人島に取り残された少年たち。やがて彼らは心の底にひそむ野性にめざめ、凄惨な内部抗争と殺戮を繰り返すようになる。極限状況での秩序の崩壊を通して、人間社会のあり方を諷刺した衝撃作。
(引用「BOOK」データペース)
■サラマーゴ【ジョゼ・サラマーゴ】
ポルトガル(受賞1998年)
受賞理由
想像、哀れみ、イロニーを盛り込んだ寓話によって我々がとらえにくい現実を描いた
『白の闇』
ある男が、突然失明した。それは原因不明のまま次々と周囲に伝染していった。事態を重く見た政府は、感染患者を隔離しはじめる。介助者のいない収容所のなかで人々は秩序を失い、やがて汚辱の世界にまみれていく。しかし、そこにはたったひとりだけ目が見える女性が紛れ込んでいた……。 極限に追い詰められた人間の弱さと魂の力を圧倒的な筆力で描いた現代寓話。
(引用「BOOK」データペース)
■パムク【オルハン・パムク】
トルコ(受賞2006年)
受賞理由
文明の衝突と混交との新たな象徴を見出した
『雪』
十二年ぶりに故郷トルコに戻った詩人Kaは、少女の連続自殺について記事を書くために地方都市カルスへ旅することになる。憧れの美女イペキ、近く実施される市長選挙に立候補しているその元夫、カリスマ的な魅力を持つイスラム主義者〈群青〉、彼を崇拝する若い学生たち……雪降る街で出会うさまざまな人たちは、取材を進めるKaの心に波紋を広げていく。ノーベル文学賞受賞作家が、現代トルコにおける政治と信仰を描く傑作
(引用「BOOK」データペース)
■イシグロ【カズオ・イシグロ】
イギリス(受賞2017年)
受賞理由
壮大な感情の力を持った小説を通し、幻想的な世界とのつながりの感覚の下にある深淵を発見したこと
『忘れられた巨人』
老夫婦は、遠い地で暮らす息子に会うため、長年暮らした村を後にする。若い戦士、鬼に襲われた少年、老騎士……さまざまな人々に出会いながら、雨が降る荒れ野を渡り、森を抜け、謎の霧に満ちた大地を旅するふたりを待つものとは――ブッカー賞作家の傑作長篇。
(引用「BOOK」データペース)