ネット調査をしていて、こんな質問にぶつかりました。
昔読んだSF小説で、うろ覚えの設定だけが記憶に残っているのですが、どうしても思い出せません。どうか、そのタイトルと作者を教えてください。短編集の中の一つだったような気がします。
なにを調べていたのかというと、当「あまね書房」のこと。サイトの移転に伴って、移転連絡をするべき相手を捜してました。リンク元をたどって、アドレス訂正を依頼する作業をしていた、と。
舞台となったのは、「人力検索はてな」なるところ。
質問者は「つきしま」と名乗る人。
アドレスはこちら「http://q.hatena.ne.jp/1220452650」
ちなみに、問題のSF小説のヒントは以下の通り。
・住民が絶滅してから久しい惑星に、他の惑星から調査にやってきた一団の一人が主人公。
・住民が全滅した惑星には、大きな十字路があって、それぞれ「住居」「宇宙港」「博物館」「墓地」に通じている。やがて全滅することを免れないと知った惑星の住民たちは、宇宙へ脱出しようとしたグループ、ひたすらに惑星で発見された事柄を記録しようとしたグループ、死後の世界について考察したグループに分かれたようだ。
・調査団は一つ一つの遺跡を調査し、最後に「墓地」を調べ始めたところ、そこが「墓地」でないことに気がつく。
これと「あまね書房」がどうつながっているのかというと、「niwatoriblog」と名乗る回答者が「この方に質問されるのが早道かと思われます」といって、リンクを設けていたのです。
まるで、ステマのような。
「niwatoriblog」さんは、知人を装った本人ではありませんよ。知り合い、なのかどうかもよく分かりませんでした。
ありがたい話ですよね。この人なら分かるだろう、と思ってもらえること、そうはないです。
とはいえ、正直なところ……
知らんがな!!!
と、思ったのですが、他の回答者のコメントを見たところ、正解は小松左京の「神への長い道」(収録『結晶星団』)であるようです。2002年に読んでました。
質問は2008年なので、そのころ聞かれていれば答えられたのかも?
今は、「墓地」がなんだったのか気になってます。