2008年04月20日
続・本棚写真館
昨年の7月に猫がやってきました。
猫に限ったことではないと思いますが、人間の都合が通じない相手に部屋中を歩き回らせていると、今まで気にしていなかったことが気になり出します。
山積みの雑誌とか、フタのないゴミ箱とか。
誤食したら?
遊ばれてしまったら?
それで荷物を減らして片付けしたのですけど、この機会に、本棚も買い替えることにしました。
新しい本棚は、本棚というよりただのラック。
高さの異なる3つを階段状に配置して、最上階には猫ベッドを設置。素材も安全性重視路線。猫にやさしく、塗料を使っていないパイン材で。
もはや本ではなく猫が主役?
もちろん、本のことも考えておりますよ。
今までの本棚は、ただのフリーラックを利用していたため、重量過多で棚が曲がってました。背面の板も、押し込まれた本によって見事にくぼんでました。さらに、奥側は空気の逃げ場がないものですから、そこはかとない湿気が……。
その反省を踏まえて捜した結果、ちょうどいいものを見つけました!
耐荷重量が高くて、奥側の湿気対策ができて、入れる本にぴったりな棚間隔が調節できて、棚板の追加もOKで手が届く価格のものを!
早速お買い上げ。
なお、これまでの本棚の状況については、こちらを参照ください。
2004年08月10日「
再登場・本棚写真館」
2006年10月16日「
本棚写真館、ふたたび」
まずは、本の移動です。
蔵書を少し減らしてから、ふたつあった棚の内、ひとつを空にして、もうひとつの棚に残りすべてを詰め込みました。
色のちがうのは、絶版後に古書状態で入手した本たち。どことなくふくらんでいるのは、奥側にあって、湿気を蓄えてしまっている本たち。
このぎうぎう状態を尻目に、棚を設置。順次、本を
救出して移住させていきました。
そして、これ(↓)が作業終了時の様子。
背面側には紙製の角型筒をわたして、落下防止と同時に通気性を確保。前後の段差は今までどおり、不要品のCDケースを積み上げて……。
さらに、奥側に猫の通り道(中央上段)をこしらえたり、猫の休憩所を設けたりもしました。
やっぱり本ではなく猫が主役?
そうかも……。
おかげで収納力が落ちてしまい、並びきれない本が大量に出てしまいました。
でも、大丈夫。
一望はできないですが、文庫本用引き出しを用意してみました。(左図/並べられたハヤカワ文庫SFの下の棚で、引き出しに収まる創元SF文庫たち……)
余談ですが、この文庫本用収納ケース、なかなかのすぐれものです。プラスチックの持ち手と、それの留め具以外は総ダンボール製。金属補強はしてないのに丈夫なんです。中身は本なのに不安なく扱えます。
ただね、内側に留め具のでっぱりがあるので、本を傷つけないようにしなけりゃなりませんでしたけど。
以上、本棚報告でした。