2006年の2月12日に「不具合本顛末記」を書いたのですが、そのころはまだ、本を買うのはたいてい町の本屋さんでした。
時は流れて、2011年。
すっかり、ネットが主軸になってしまいました。
書籍は定価販売、どこで買っても同じ。ということにはなっていますが、ネットで買ったときに溜まっていくポイントはなかなか侮りがたく……。リアル本屋さんは太刀打ちできないんじゃないかと心配になってしまいます。
でも、欲しいものが欲しいときにないんですよね、町の本屋さんだと。せめて新刊ぐらいは入れてよ……と思うのですが。
ただ、ネットだと現物が見られないのがネック。どういう状態のものが届くのか、いつもドキドキしてしまいます。そして、久しぶりに当たってしまいました。
破れてる本に!
今回の当たりは、ブランドン・サンダースン『エラントリス 鎖された都の物語』の下巻。すでに読了済みの本の買い直しです。で、買い直したら、表紙カバーが破れているではないですか。
そういえば前回(「不具合本顛末記」参照)も、買い直した本が破れていたんでした。なにか因縁のようなものを感じてしまいます。ちがうネット書店ですが……。
今回の書的独話は、交換までの顛末記です。
11月3日
注文。
年末に向けてプリンタのインクを確保しておこうと、そのついでに『エラントリス 鎖された都の物語』を上下巻とも購入。単独でも送料はかからないのですが、なんとなく、まとめて注文してしまいます。なんていい人(?)なんでしょう。
11月5日
到着。
開封して、本棚に収めようとしたところで、3センチほどの破れを発見。見た瞬間に分かるほどの破れ方だったので、もしかして開封時にやってしまったか? と、とりあえず自分の行動を振り返ってみました。
検討の結果、同日中に交換の要望をメール送信。すぐさま返信があって……
交換品の手配が完了しました!
ですと。送り返す前に新品を送ってくれるのか、ここは! と、びっくりしました。
11月7日
交換品到着。
今度は大丈夫でした。この時点でまだ手元には、最初の破れてる本があります。先に新品を送ってもらえると、それが到着したときの梱包材で送り返せるので、便利。
11月12日
宅配便で不良品を返却。
返品に1ヶ月ほど猶予をいただけたので、かなり余裕な感じでした。
11月14日
受領のメール。
これにて、一件落着。
これまで交換するときって、不良品を返した上で新品を送り直してもらう……という認識でいました。外資系企業だから文化が違うのか、たまたまか、興味深いことです