書的独話

 
2018年のひとりごと
01月01日 展望、2018年
01月21日 猫は日記につけられる
02月01日 2017年、ベスト
02月03日 電子書籍の衝撃
02月25日 20周年
06月25日 心の叫び
06月28日 七番目の息子の七番目の息子
06月30日 中間報告、2018年
09月05日 フェルマーの最終定理
09月23日 設定か、展開か
10月02日 あの人はいま
10月21日 事実は小説よりも…
12月02日 昭和辞書史の謎
12月31日 総括、2018年
 

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2018年02月25日
20周年
 

 気がつけば「あまね書房」がWebの海に浮上して、20年が経過してました。
 1998年02月25日の「あまね書房」は、記憶庫に残る記録によると、こんな感じ。

あまね書房、オープン
 トップページ
  *もくじとアクセスカウンター設置
 HyperCard Stacks
  *ゲームページに「ジャンケンゲーム」
  *実用的かもしれないものページに「読書日記」
  *謎のスタックページに「落ちる。1.2」
 リンク
  *ハイパカ関係で1つ
  「The Web KANZAKI Japan,music and computer」
  *アップル社関係で3つ
  「Apple」「Hyper Card」「Cocoa」
 サイトの記憶

 おそらく、
 最近ネットをはじめました!
 というような人は、HyperCardをご存知ないと思います。(Microsoft一筋な方も)そこでwikipediaでなされている説明を見てみますと、こんなことが書かれてます。

 HyperCard(ハイパーカード)は、ハイパーテキストを実現した最初の商用ソフトウェア。1987年にアップルコンピュータ(当時・現アップル)のビル・アトキンソンが開発した。Macintosh (Classic Mac OS) で動作し、ゲームの制作、簡単なプログラムの開発等に利用される。

 HyperCardでは、HyperTalkというスクリプト言語を使ってプログラミングします。HyperTalkはプログラミング言語というより、まるで英語のようでした。うろ覚えですが。

 当初は、HyperCardの作品を発表するためのサイトだったのですね。もちろん、ダウンロードもできました。
 読書記録こそないものの、読書記録をつけるためのソフトを掲載していたのは興味深いことです。

 読書記録のページが登場するのは、同年12月20日の「本読みの記録帳」から。現在の航本日誌とはまるでちがっていて、本当に記録だけ。
 ××を○○ページまで読みました、読了しました、
 そんな感じ。とりたてて内容紹介もなく。本当に記録だけでした。

 閑話休題。
 当時はWebサイトを作るのに、自分でHTML言語を書いてました。そのため、あんまり小難しいことはしたくなくて、とにかくシンプルなページ構成にしてました。
 現在も、ごあいさつで

 シンプル・テイストを念頭に、

 と書いてますが、発端はここからなのです。ゴテゴテしてるのをHTMLで書くのが大変だったから、結果としてシンプル・テイストになったのです。

 あれから20年。
 もはやHyperCardは使ってません。Perl言語でCGIを書いていた時代もありましたが、それすら忘れはててます。
 自分でHTMLを書くのは、早々に見切りをつけました。いまでは、支援ソフトに頼ってます。

 とはいうものの、簡単なものでもスクリプト言語に触れていたこと、自分でHTMLを書いていたこと、回り道のようでも無駄にはなりませんでした。
 たとえぱ、その後に登場したスタイルシートの導入には、それらの経験が大いに役立ってます。

「あまね書房」の20年、一歩一歩進んできました。
 これからの20年がどう転ぶか分かりません。ですが、これまでと同じように、一歩一歩進んでいきます。
 今後とも「あまね書房」をよろしくお願いいたします。 


 

 
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