1月
笹本稜平の『フォックス・ストーン』は、久しぶりの国際謀略もの。相変わらずの濃厚さを堪能。この月には9冊読んでますから、まぁ、そこそこのペースでした。
2月
ひょんなことから、コニー・ウィリスの『航路』を手に入れて、堪能。読んだときにはハードカバー版でしたが、その後、スペース的な都合から売り払って、文庫版を買い直しました。
3月
手放す決意を固めた高村薫の『マークスの山』を再読。実は、借り読みした後に購入して以来、一度も開いたことがありませんでした。記憶の中でかなり美化されていたらしく、もう少し早く決意を固めればよかったなぁ、と後悔。
4月
読了本なにもなし。
実は、15日に任天堂の携帯型ゲーム機“DS Lite”を買って、遊んでました。というか、今でも遊んでます。
5月
4月から延々と読み続けていた、E・E・スミスの『火星航路S0S』ようやく読了。ハヤカワ名作コレクションで復刊されるくらいなんですから名作なんでしょうけど……。
6月
分厚い本をたて続けに読んで、厚みに嫌気がしてきたところで、アイザック・アシモフの《銀河帝国興亡史》三部作(『ファウンデーション』『ファウンデーション対帝国』『第二ファウンデーション』)を再読。やっぱりこのシリーズは、この初期三部作がピカイチだなぁ。
7月
サン=テグジュペリの『星の王子さま』は、十数年前に、電子ブックで途中までしか読めなかったいわく付きの本。なぜかファイルが開けなくなってしまって、そのままになってました。そういう話だったのか〜。
8月
ついに《銀河ヒッチハイク・ガイド》シリーズ完結編、ダグラス・アダムス『ほとんど無害』を読了。いつまでも“無害”でいたいものです。
9月
駐車券ゲットのために購入したクリストファー・プリーストの『奇術師』は、ファンタジー・レーベルから出ていますが、SF的。おもしろいって話は聞いてましたが、駐車券の絡みがなかったら買わなかったと思うので、得難い体験でした。
10月
マイクル・スワンウィックの『大潮の道』は、その前に読んだ短編集『グリュフォンの卵』がおもしろくっての衝動買い。気になる作家を見つけても、他作品は古書でしか手に入らないのが哀しいです。
11月
クリストファー・プリーストの『魔法』を、『奇術師』と同系統、ということで読書。なにごとも期待しすぎはいかんねぇ。
12月
読了本なにもなし。
サイト更新も、10日を最後に音沙汰なし。
4月と同じパターンですが、14日に任天堂の据置型ゲーム機“Wii”を買って、遊んでました。おかげさまで、元旦の更新準備も滞りがち。
Wiiは、毎日どのくらい遊んだか分かってしまうのですが、それによると70時間ちょい稼働していたようです。それだけあれば、最近の600ページを超すような分厚い本でも、軽く10冊は読めたよねぇ……。
思えば、任天堂にしてやられた1年でした。
DS LiteもWiiもなかなか店頭に出なくって、買うために情報収集から始めねばなりませんでした。その分、楽しませてもらってますが。