図書館通いを復活させて、いろんなものを読むぞ〜と思っていられたのも１月まで。早川書房の復刊フェアでしこたま買いこみ、ネット古書店で送料サービス金額に達するために買いこみ、大規模店オープンで地元から消えた本を見つけては買いこみ……。未読本の山におののいた一年でした。
ベストとまではいきませんが、この年に読んだ“拾いもの”は、冒険もの。久しぶりに、ＳＦとは無縁な作家を発掘することができました。
笹本稜平
『天空への回廊』
エベレストの登頂を達成した真木郷司だったが、その帰り道、思いも寄らない事件に遭遇する。何かが火の玉となって落ちてきたのだ。衝撃で雪崩が発生し、山頂を目指していたアメリカ隊は被害者を出してしまった。落下したのは、アメリカの古い軍事偵察衛星。残骸の回収に協力することになった郷司だったが……。
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フィリップ・プルマン
『黄金の羅針盤』
ライラ・ベラクア11歳の冬。オックスフォードではゴブラーが子供たちをさらっているという噂が広がり、ライラの親友ロジャーも行方不明になってしまう。心配するライラだったが、オックスフォードをはなれ、ロンドンに移り住むことに。ライラはロンドンでゴブラーの正体を知り、さらわれた子供たちが北極に送られていることをつかんだ。ライラはロジャーを助けることを誓うが……。
『黄金の羅針盤』
ライラ・ベラクア11歳の冬。オックスフォードではゴブラーが子供たちをさらっているという噂が広がり、ライラの親友ロジャーも行方不明になってしまう。心配するライラだったが、オックスフォードをはなれ、ロンドンに移り住むことに。ライラはロンドンでゴブラーの正体を知り、さらわれた子供たちが北極に送られていることをつかんだ。ライラはロジャーを助けることを誓うが……。
ハル・クレメント
『重力の使命』
高重力惑星メスクリンは水素の大気とメタンの海を持つ星。メスクリン人バーレナンは人類と出会い、その言葉を学んだ。バーレナンは船長であり、商人でもある。人類に頼まれ、極地への旅にでることにするが、心の奥底にはある計画が……。
飯嶋和一
『始祖鳥記』
江戸時代中期、岡山城下に暮らす幸吉は天才的な表具師。誰もが認める腕を持っていたが、空を飛ぶことにとりつかれたがために、所払いの刑に処せられてしまう。乞食同然となった幸吉は、いったんは空を飛ぶ夢から遠ざかるが……。
スタニスワフ・レム
『エデン』
惑星エデンに不時着した宇宙船“防御号”。６名の乗組員は、宇宙船を修理するかたわら、エデンを探索する。見つけたオートメーション工場は、まったくの無人。生産物が示す意味も汲み取れない。そして別のところでは、エデン人と思われる生物の死骸でできた壁を発見する。エデンとはいったい？
ジョナサン・レセム
『マザーレス・ブルックリン』
ライオネル・エスログは、トゥーレット症候群を持つ青年。言葉と運動のチックに悩まされている。仕事は探偵事務所の使いっ走り。ある日、ボスにして恩人のフランク・ミナが殺されてしまった。ライオネルは調査にのりだすが……。
『重力の使命』
高重力惑星メスクリンは水素の大気とメタンの海を持つ星。メスクリン人バーレナンは人類と出会い、その言葉を学んだ。バーレナンは船長であり、商人でもある。人類に頼まれ、極地への旅にでることにするが、心の奥底にはある計画が……。
飯嶋和一
『始祖鳥記』
江戸時代中期、岡山城下に暮らす幸吉は天才的な表具師。誰もが認める腕を持っていたが、空を飛ぶことにとりつかれたがために、所払いの刑に処せられてしまう。乞食同然となった幸吉は、いったんは空を飛ぶ夢から遠ざかるが……。
スタニスワフ・レム
『エデン』
惑星エデンに不時着した宇宙船“防御号”。６名の乗組員は、宇宙船を修理するかたわら、エデンを探索する。見つけたオートメーション工場は、まったくの無人。生産物が示す意味も汲み取れない。そして別のところでは、エデン人と思われる生物の死骸でできた壁を発見する。エデンとはいったい？
ジョナサン・レセム
『マザーレス・ブルックリン』
ライオネル・エスログは、トゥーレット症候群を持つ青年。言葉と運動のチックに悩まされている。仕事は探偵事務所の使いっ走り。ある日、ボスにして恩人のフランク・ミナが殺されてしまった。ライオネルは調査にのりだすが……。
| 2004年01月 | 『あなたの人生の物語』テッド・チャン 『後宮小説』酒見賢一 『図南の翼』小野不由美 『怪盗ニック登場』エドワード・Ｄ・ホック 『黄金の羅針盤』フィリップ・プルマン 『マンモス 反逆のシルヴァーヘア』Ｓ・バクスター 『天空への回廊』笹本稜平 『模倣犯』宮部みゆき 『未来世界から来た男』フレドリック・ブラウン 『恐竜レッドの生き方』ロバート・Ｔ・バッカー 『アトムの子ら』ウィルマー・Ｈ・シラス 『天を越える旅人』谷 甲州 『光の塔』今日泊亜蘭 『戦闘妖精・雪風〈改〉』神林長平 |
|---|---|
| 2004年02月 | 『グッドラック 戦闘妖精・雪風』神林長平 『サターン・デッドヒート』グラント・キャリン 『地球最後の砦』Ａ・Ｅ・ヴァン・ヴォクト 『ジャンパー −跳ぶ少年−』Ｓ・グールド 『神秘の短剣』フィリップ・プルマン 『スロー・バード』イアン・ワトスン 『猿の惑星』ピエール・ブール 『火星人の方法』アイザック・アシモフ 『10月1日では遅すぎる』フレッド・ホイル 『ネリルカ物語』アン・マキャフリイ 『サターン・デッドヒート2』グラント・キャリン |
| 2004年03月 | 『オルシニア国物語』アーシュラ・Ｋ・ル＝グィン 『たったひとつの冴えたやりかた』Ｊ・ティプトリーJr 『地球間ハイウェイ』ロバート・リード 『大魔王作戦』ポール・アンダースン 『天の筏』スティーヴン・バクスター 『永遠の終り』アイザック・アシモフ 『幼年期の終り』アーサー・Ｃ・クラーク 『ブラッド・ミュージック』グレッグ・ベア 『リメイク』コニー・ウィリス 『シリウス』オラフ・ステープルドン |
| 2004年04月 | 『ダウンビロウ・ステーション』Ｃ・Ｊ・チェリイ 『アヌビスの門』ティム・パワーズ 『天より授かりしもの』アン・マキャフリー 『永遠の森 博物館惑星』菅 浩江 『重力の使命』ハル・クレメント 『リングワールド』ラリイ・ニーヴン |
| 2004年05月 | 『天の光はすべて星』フレドリック・ブラウン 『悪魔のハンマー』ニーヴン＆パーネル 『怪盗ニックを盗め』エドワード・Ｄ・ホック 『ビッグブラザーを撃て！』笹本稜平 『プラクティス・エフェクト』デイヴィット・ブリン 『砂漠の惑星』スタニスワフ・レム 『時空監視官出動！』マイクル・マッコーラム 『配達される女』逢坂 剛 『情状鑑定人』逢坂 剛 『宇宙嵐のかなた』Ａ・Ｅ・ヴァン・ヴォクト |
| 2004年06月 | 掲載なし |
| 2004年07月 | 『琥珀の望遠鏡』フィリップ・プルマン 『始祖鳥記』飯嶋和一 『ゴールド −黄金−』アイザック・アシモフ 『サリーはわが恋人』アイザック・アシモフ 『インテグラル・ツリー』ラリイ・ニーヴン 『MAZE』恩田 陸 『不思議の国トリプレット』ティモシイ・ザーン 『バーチャライズド・マン』チャールズ・プラット 『ロボットの魂』バリントン・Ｊ・ベイリー 『川の書』イアン・ワトスン 『星の書』イアン・ワトスン 『存在の書』イアン・ワトスン 『惑星アイリータ調査隊』アン・マキャフリー 『アイリータの生存者』アン・マキャフリー |
| 2004年08月 | 『蹴りたい田中』田中啓文 『夜来たる』アイザック・アシモフ 『太陽の炎』ジョージ・Ａ・エフィンジャー 『電脳砂漠』ジョージ・Ａ・エフィンジャー 『時の果ての世界』フレデリック・ポール 『風の十二方位』アーシュラ・Ｋ・ル＝グィン 『指輪物語 旅の仲間』Ｊ・Ｒ・Ｒ・トールキン 『指輪物語 二つの塔』Ｊ・Ｒ・Ｒ・トールキン 『指輪物語 王の帰還』Ｊ・Ｒ・Ｒ・トールキン |
| 2004年09月 | 『プタヴの世界』ラリイ・ニーヴン 『日本国の逆襲』小林恭二 『時空ドーナツ』ルーディ・ラッカー 『さよならダイノサウルス』ロバート・Ｊ・ソウヤー 『未来少女アリス』ジェフ・ヌーン 『いさましいちびのトースター』トーマス・Ｍ・ディッシュ 『いさましいちびのトースター 火星へ行く』ディッシュ |
| 2004年10月 | 『戦闘機甲兵団レギオン』ウィリアム・Ｃ・ディーツ 『ガラスの塔』ロバート・シルヴァーバーグ 『宇宙創世記ロボットの旅』スタニスワフ・レム 『宇宙消失』グレッグ・イーガン 『宇宙の操り人形』フィリップ・Ｋ・ディック 『李陵・山月記』中島 敦 『プロテクター』ラリイ・ニーヴン 『ダークホルムの闇の君』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 『アイヴォリー』マイク・レズニック 『エデン』スタニスワフ・レム 『殺戮機械』ジャック・ヴァンス 『汝ふたたび故郷へ帰れず』飯嶋和一 『聖者の行進』アイザック・アシモフ 『都市』クリフォード・Ｄ・シマック 『人形つかい』ロバート・Ａ・ハインライン |
| 2004年11月 | 『ワイルドサイド』スティーヴン・グールト 『神の鉄槌』アーサー・Ｃ・クラーク 『果しなき旅路』ゼナ・ヘンダースン 『異次元を覗く家』ウィリアム・ホープ・ホジスン 『タイム・パトロール 時間線の迷路』ポール・アンダースン 『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア 『スロー・リバー』ニコラ・グリフィス 『無常の月』ラリイ・ニーヴン 『木星買います』アイザック・アシモフ 『盗まれた街』ジャック・フィニイ 『タクラマカン』ブルース・スターリング 『故郷から10000光年』Ｊ・ティプトリー・Ｊｒ 『塔のなかの姫君』アン・マキャフリイ 『ラッカー奇想博覧会』ルーディ・ラッカー 『ヴァーチャル・ガール』エイミー・トムスン |
| 2004年12月 | 『マザーレス・ブルックリン』ジョナサン・レセム 『ミクロの決死圏』アイザック・アシモフ 『スモーク・リング』ラリイ・ニーヴン 『夜の翼』ロバート・シルヴァーバーグ 『うち捨てられし心の都』ルイス・シャイナー 『愛の宮殿』ジャック・ヴァンス 『中継ステーション』クリフォード・Ｄ・シマック 『星ぼしの荒野から』ジェイムズ・ティプトリー・Ｊｒ 『キャッチワールド』クリス・ボイス |
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