ルーシャス・シェパード
《竜のグリオール》シリーズ
竜のグリオールは魔法使いとの戦いに敗れた。心臓が止まり、呼吸も途絶え、巨体は地形と同化してしまう。だが、精神の動きはおさまらない。グリオールは、カーボネイルス・ヴァリーに横たわったまま暗い霊気を送り出し、人びとを操ろうとするが……。
第一巻『竜のグリオールに絵を描いた男』
第二巻『タボリンの鱗』
マイク・レズニック
『暗殺者の惑星』
ジェリコは暗殺者。共和国から、コンラッド・ブランド殺害を依頼された。共和国は、ブランドのいる植民惑星〈ヴァルプルギス〉を封鎖したが、送りこんだ工作員は、ことごとく失敗している。
ヴァルプルギスは、魔女集団や悪魔崇拝集団たちの星だった。悪を信奉し、俗権政府はあるものの、実質的には神権政治が行われている。侵入したジェリコは、現地人になりすまそうとするが……。
マックス・バリー
『機械男』
エンジニアのチャーリー・ニューマンは、事故で右脚を失ってしまう。既存の義足は、満足のいくものではなかった。義肢の目標が生体を模倣することにあることが間違っているのだ。そこでチャーリーは、自足型の脚を造った。
やがてチャーリーは、義足も二脚でひと組だと気がつき、自ら左脚も潰してしまう。その行動に商機を見いだした会社は、チャーリーの研究を促進させるが……。
チャーリー・ジェーン・アンダーズ
『空のあらゆる鳥を』
魔女のパトリシアは13歳のとき、天才科学少年のロレンスと仲良くなった。ふたりは学校で他の生徒たちとなじめず、同じように疎外されていた。
そのころ暗殺結社のローズは、世界が滅びる未来のビジョンを見ていた。その中心にいるのはパトリシアとロレンス。しかし、掟により未成年を殺すことはできない。そこでローズは学校に潜入し、ふたりの仲を引き裂いた。
そして10年。魔法学校で学んだパトリシアは、パーティでロレンスと再会するが……。
コルソン・ホワイトヘッド
『地下鉄道』
コーラは、ジョージアにあるランドル農園の奴隷。15歳のとき、新しく連れてこられたシーザーに逃亡をもちかけられる。奴隷制反対派の地下鉄道が、ジョージアにも支線をのばしていた。シーザーは白人の協力者を得ていたのだ。
ためらっていたコーラだったが、農園の所有者が代わったことで決断する。シーザーと共に地下鉄道の乗客となるが……。
2020年01月 | 『竜のグリオールに絵を描いた男』ルーシャス・シェパード 『タボリンの鱗』ルーシャス・シェパード 『迷惑なんだけど?』カール・ハイアセン 『物語 北欧神話』ニール・ゲイマン 『テメレア戦記I 気高き王家の翼』ナオミ・ノヴィク 『楽園の泉』アーサー・C・クラーク 『竜に選ばれし者イオン』アリソン・グッドマン 『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』チャールズ・ユウ |
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2020年02月 | 『vN』マデリン・アシュビー 『象牙の塔の殺人』アイザック・アシモフ 『通い猫アルフィーのはつ恋』レイチェル・ウェルズ 『あしながおじさん』ジーン・ウェブスター 『飛ぶ教室』エーリヒ・ケストナー 『フランダースの犬』ウィーダ 『逆まわりの世界』フィリップ・K・ディック 『僕が神さまと過ごした日々』アクセル・ハッケ 『バビロンまでは何マイル』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ |
2020年03月 | 『翼のある猫』イサベル・ホーフィング 『ついには誰もがすべてを忘れる』フェリシア・ヤップ 『酔って候』司馬遼太郎 『真夜中に生まれし者』スコット・ウエスターフェルド 『竜に愛されし少女イオナ』アリソン・グッドマン 『災厄の町』エラリイ・クイーン 『暗殺者の惑星』マイク・レズニック 『あたしの一生 猫のダルシーの物語』ディー・レディ |
2020年04月 | 『一寸の虫にも死者の魂』リチャード・T・コンロイ 『落下世界』ウィル・マッキントッシュ 『獄門島』横溝正史 『とるとだす』畠中 恵 『エラントリス 鎖された都の物語』ブランドン・サンダースン 『宇宙探偵マグナス・リドルフ』ジャック・ヴァンス 『天界の眼 切れ者キューゲルの冒険』ジャック・ヴァンス 『スペース・オペラ』ジャック・ヴァンス |
2020年05月 | 『指輪物語 旅の仲間』J・R・R・トールキン 『指輪物語 二つの塔』J・R・R・トールキン 『指輪物語 王の帰還』J・R・R・トールキン 『緋色の研究』アーサー・コナン・ドイル 『言の葉の樹』アーシュラ・K・ル=グィン |
2020年06月 | 『ダークリングの謎』スコット・ウエスターフェルド 『パラドックス・メン』チャールズ・L・ハーネス 『黒龍とお茶を』R・A・マカヴォイ 『ペリカンの冒険』レーナ・クルーン 『通い猫アルフィーとジョージ』レイチェル・ウェルズ 『グリンプス』ルイス・シャイナー 『EGR3』ヘレン・フォックス 『ニューヨークの魔法使い』シャンナ・スウェンドソン 『ならずものがやってくる』ジェニファー・イーガン 『青い時間のなかへ』スコット・ウエスターフェルド |
2020年07月 | 『機械男』マックス・バリー 『四人の署名』アーサー・コナン・ドイル 『量子魔術師』デレク・クンスケン 『フェルマーの鸚鵡はしゃべらない』ドゥニ・ゲジ 『赤い靴の誘惑』シャンナ・スウェンドソン 『七人のイヴ』ニール・スティーヴンスン 『ネモの不思議な教科書』ニコル・バシャラン&ドミニク・シモネ 『オックスフォード連続殺人』ギジェルモ・マルティネス 『テメレア戦記 II 翡翠の玉座』ナオミ・ノヴィク 『九尾の猫』エラリイ・クイーン |
2020年08月 | 『スノウ・クラッシュ』ニール・スティーヴンスン 『しゃばけ』畠中 恵 『おせっかいなゴッドマザー』シャンナ・スウェンドソン 『ナインフォックスの覚醒』ユーン・ハ・リー 『通い猫アルフィーと海辺の町』レイチェル・ウェルズ 『イヴリン嬢は七回殺される』スチュアート・タートン 『翡翠城市』フォンダ・リー 『ブルックリンの少女』ギヨーム・ミュッソ 『コブの怪しい魔法使い』シャンナ・スウェンドソン |
2020年09月 | 『我が月は緑』今日泊亜蘭 『テメレア戦記 III 黒雲の彼方へ』ナオミ・ノヴィク 『市に虎声あらん』フィリップ・K・ディック 『気まぐれな仮面』フィリップ・ホセ・ファーマー 『マギの聖骨』ジェームズ・ロリンズ 『スーパーヒーローの秘密』シャンナ・スウェンドソン 『円環宇宙の戦士少女』クローディア・グレイ 『スタイルズ荘の怪事件』アガサ・クリスティー |
2020年10月 | 『クロストーク』コニー・ウィリス 『イヴのいないアダム』アルフレッド・ベスター 『侍女の物語』マーガレット・アトウッド 『マーダーボット・ダイアリー』マーサ・ウェルズ 『乗客ナンバー23の消失』セバスチャン・フィツェック 『バスカヴィル家の犬』アーサー・コナン・ドイル 『空のあらゆる鳥を』チャーリー・ジェーン・アンダーズ 『アヌビスの門』ティム・パワーズ |
2020年11月 | 『ナイト』ジーン・ウルフ 『ウィザード』ジーン・ウルフ 『地下鉄道』コルソン・ホワイトヘッド 『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス 『荒潮』陳 楸帆 『魔法無用のマジカルミッション』シャンナ・スウェンドソン 『鳥の歌いまは絶え』ケイト・ウィルヘルム 『ガンメタル・ゴースト』ガレス・L・パウエル |
2020年12月 | 『カッコーの歌』フランシス・ハーディング 『茶匠と探偵』アリエット・ド・ボダール 『ドリトル先生アフリカへ行く』ヒュー・ロフティング 『忘れられた巨人』カズオ・イシグロ 『むすびつき』畠中 恵 『魔法使いにキスを』シャンナ・スウェンドソン 『ドゥームズデイ・ブック』コニー・ウィリス 『恐怖の谷』コナン・ドイル 『テメレア戦記 IV 象牙の帝国』ナオミ・ノヴィク |