2020年を振り返ります。
まずは、航本日誌。
今年も総数で毎月10冊、最終的にはタイトル数で年間100冊を目標にしました。とにかくコンスタントに読んでいたい、と。昨年はそれでうまくいきましたし。
その結果は、こうなりました。
1月、10冊(8タイトル)
2月、10冊(9タイトル)
3月、10冊(8タイトル)
4月、10冊(8タイトル)
5月、11冊(5タイトル)
6月、10冊(10タイトル)
7月、11冊(10タイトル)
8月、10冊(9タイトル)
9月、10冊(8タイトル)
10月、10冊(8タイトル)
11月、10冊(8タイトル)
12月、10冊(9タイトル)
122冊、100タイトル。
無事に目標クリアしました。
元日の「展望、2020年」で書いた、長くて骨太の物語については、《指輪物語》を再読できたのでよしとします。
ところで、目録のページで、今年はドラゴン関連本だと書きました。
おもしろそうな本の情報をメモしているけれど、ドラゴン関連本がたまってきている。そこで、今年はドラゴンだ、と。
1月はじめに《竜のグリオール》シリーズを読んでいたのはそのため。ナオミ・ノヴィクの《テメレア戦記》を読みはじめたのもそのため。
ところが、アレのおかげで予定が狂ってしまいました。
今年はなんといっても、アレですね、アレ。
新型コロナ感染症。
2月は、ダイヤモンド・プリンセス号が話題となっていたころ。気をつけてはいても、それほど深刻ではなかったころ。
個人的には、検定試験に行ってました。消毒液が置いてありましたが、感染症対策はそのくらい。午後の試験だったので、午前の人が残したらしき消しゴムのかすが、そのままになってました。拭き掃除すらしないのか、と驚いたものでした。
実は、その日が、2020年に電車に乗った最後の日でした。
そして、3月。
家に籠りはじめたころ。マイク・レズニックの『暗殺者の惑星』を読みました。
レズニックは1月に亡くなられました。それなりに読んできましたが、まだ未読のものもあります。追悼文の中に『暗殺者の惑星』が良かった、とあったのを拝読し、読んでみた次第です。
4月は、緊急事態宣言が出た月。
出かけるのは、生活必需品を買いに行くときだけ。通販でも新しい書籍はほとんど買わず。
おかげで、本棚に並んでるだけだった《ジャック・ヴァンス・トレジャリー》を読み切ることができました。2016年に予約購入したのですが、あまりのもったいなさに、読めずにいたのです。
5月。まだまだ続く、巣ごもり生活。
この機会にと《指輪物語》を読みはじめました。まさしく、長大で骨太な物語。あちらの世界も、目に見えない驚異に脅かされているんですよね。
6月。先月下旬に緊急事態宣言は解除されて、ようやく出かけはじめたころ。まだリハビリ状態。
10冊読んではいますが、そのうち4冊は児童書でした。そして《(株)魔法製作所》シリーズを読みはじめたのがこの月。
7月〜12月の下半期。
自粛しつつ、ちょっと行動範囲を広げてみたり、でもやっぱり閉じこもったりの繰り返し。
外出しても都県境を越えることはなく。
本屋に長居することもはばかれる感じ。行って入手してすぐ帰ってくる。読みたいものは読めるけれど、予想外の出会いはほとんどなし。
なんとも味気ない日々でした。
仕方ないですけどね。
それから書的独話。
毎年、月に一項目は……と言ってます。
上半期は順調でした。ところが下半期は、気がつけば12月になってました。ほぼ在宅なのに、月日の過ぎるの速さときたら。
あれについて書こう、これについて書こう、と考えいるうちに2020年が終わってしまいました。かろうじて12項目になっているのは、上半期のおかげ。
考えすぎるのも考えものですね。
作家別リストの使い勝手をどうにかしたい問題は、案の定持ち越し。
今後の課題です。