手始めに読書歴から。
経済的、スペース的都合から、ながいこと図書館に依存する生活をしてました。図書館ってすばらしいですね。ただ、通えるときはいいんですけど、24時間営業ではないだけに、時間的余裕がないと、まったく読めない時期も……。
10代の前半までは、今でいうジュニア小説を片っ端から読んでました。作家、内容を問わず、手当たり次第。それ以降はなんでも読むにいたるのですが、海外の文芸ものが手薄な図書館だったため、日本人作家のものがメイン。
大原まり子。神林長平。田中芳樹。谷甲州。中島らも。長野まゆみ。火浦功。椎名誠。横田順彌。……等々。
乱読期には、宗教関係書や日本の古典、学術書にも手をだすものの、海外の古典はとうとう読まずじまい。閉架書庫にあったんでしょうけど、書架にたくさんのおもしろそうな本が待っているのに、わざわざ出してもらうなんて!
頭が回りませんでした。
そして、図書館の書架で本あさりをしたおかげで、好みを確立することができました。
図書館への依存が改善されたのは、1999年頃から。それでも、手元に置けるのは文庫本のみ。買いあさり、置き場がなくなると売り払いの繰り返し……。
現在は、図書館に依存していたときとは逆に、海外の作家のものが多くなってきてます。もしかして、反動???