書的独話

 
2022年のひとりごと
01月01日 展望、2022年
01月23日 絶海の無人島
02月21日 2021年、ベスト
03月22日 気球の北極探検隊
04月22日 不屈の南極探検隊
05月15日 合言葉は【遭難】
06月28日 一族の歴史
06月30日 中間報告、2022年
07月10日 世界の複数性
08月28日 19世紀アメリカ
09月15日 17世紀、ほぼ海賊の日常
10月21日 書籍誕生
11月11日 芸術品の価値
12月20日 合言葉は【ドラゴン】
12月31日 総括、2022年
 

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2022年06月30日
中間報告、2022年
 

 2022年も半年が経過しました。 
 ここでひとまず、上半期を振り返ります。

 今年は、梅雨入りこそほぼ平年通りだったものの、6月のうちから真夏状態。終盤の連続猛暑にはまいりました。暑くて手が汗ばんでしまうと本に触れるのもはばかれるのに、電気不足問題も勃発。
 上半期は、暑さの記憶で上書きされました。その他は失われています。
 今後、どうなってしまうのでしょうね。

 それでは、まずは航本日誌から。
 今年の目標も「コンスタントに、月に10冊」です。
 その結果は、こちら。

  1月、12冊(11タイトル)
  2月、10冊(9タイトル)
  3月、10冊(7タイトル)
  4月、10冊(10タイトル)
  5月、10冊(9タイトル)
  6月、11冊(8タイトル)

 月に10冊目標がはじまったのは、2019年から。なかなかいいペースで読めるので、毎年変えることなく続けてます。
 例年、上半期をふりかえったときには、常に月10冊でした。
 月初からたくさん読んでも、気がつけば10冊。
 スローペースではじまった月であっても、気がつけば10冊。

 今年はしょっぱなから12冊です。6月も11冊と、多めに読んでます。なにがあったのかというと、中篇クラスの本をたくさん読んでました。
 厚いのも薄いのも、1冊は1冊。
 そんなわけで、多めに読んだことになってます。

 半年ほどで固まってきた今年の傾向は、関連読書です。

 続刊を読む前に昔に読んでいた既刊を再読しておく(マイクル・クライトン『アンドロメダ病原体』と、クライトン&ウィルソン『アンドロメダ病原体 −変異−』)というオーソドックスなものから、

 気になる本と同じ作者の過去作を読んでおく(スザンナ・クラーク『ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル』と『ピラネージ』)とか、

 下敷きとなった本を先に読んでおく(H・P・ラブクラフト『未知なるカダスを夢に求めて』と、キジ・ジョンスン
猫の街から世界を夢みる』)というものまで。

  ときには、作中で取りあげられている本を後から読む(
L・M・オルコット『若草物語』とジョン・バニヤン
天路歴程 −光を求める心の旅路−』)ということもしました。

 書的独話のネタにできたならいいな、という下心があるのは言わずもがな。
 まったく新しい物語もいいですが、つながりのある本たちを読むのも楽しいですね。
 下半期もこんな感じで読んでいくと思います。

 そして、書的独話。
 月に1つペースをなんとか維持しているところ。毎年、下半期になると失速しがち。今年はここから巻き返していく計画です。

 2022年も残り6ヶ月。
 気負わず気張らず取り組んでいきます。


 

 
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