大絶賛してるけど、いつもはどんなの読んでいるの?
そんなとき、個人書店に立ち寄って、その他の本をチェックするわけです。自分と趣味が合ってるか、他にどんな本を読んでいるのか、それぞれの本にどんな評価をくだしているのか、一目瞭然に分かります。
さて、ついにあまね書房も、直営店(?)宙色堂をオープンする運びとなりました。お店を開く計画は前々からあったのですが、いよいよ決断して、予告したのが9月2日。すぐさまとりかかるつもりだったのが、泊まりの仕事が入ったり、風邪をひいたり、のびにのびて、それから2ヶ月にオープン。
店長名に“あまね”がとれなくって、途方に暮れてた2ヶ月でもありました。けっきょく、意味のない謎の中黒を足して“あまね・”とすることで決着。宙色堂の名前は、ハヤカワ文庫SFの青背のイメージからとりましたが、言われないと分からないし、検索にもひっかかりにくいので頭に“SF”をくっつけてみました。
品揃えは、当初の予定とはまるでちがうものに……。
実は、単純におもしろい本を紹介する予定でした。でも、せっかく本物のネット書店と連動しているのに、買えない本ばかりを並べるのももったいない! と考えて、その場で購入できないものは外すことにしました。結果、好きな本の大半が使えない事態に……。
いかに絶版扱いの本が多いか!
ところで、宙色堂で買い物をしてもらっても、店長にはなんのメリットもありません。売り上げの何パーセントかがもらえるわけでも、出版社から感謝状がとどくわけでも、ありません。そんなわけですから、気軽に、参考までにご覧いただいて、購入はご近所さんでどうぞ。
町の本屋さんに貢献できたら幸いです。
【2011年追記】その後「宙色堂」は閉店し、またセブンアンドワイも当時の姿とは大幅に変わってしまっているため、リンクは外しました。