1974年
(SF0134〜)
早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。
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1974年(SF0134〜)/
1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/
1971年(SF0014〜)/
1970年(SF0001〜)
SF134『銀河のさすらいびと』キース・ローマー
新装版『
銀河のさすらいびと』
(2005/9)
新装版『
銀河のさすらいびと』
(2010/7)
偶然から、奴隷として深宇宙ヨットで旅することになった地球人のビリイ。主人たちはある惑星で事故に遭い、ビリイとレア姫だけが生き残った。さらには、レア姫も連れ去られてしまう。ビリイはレア姫探索の旅を始めが……。
SF135『邪神と闘うゾンガー』リン・カーター
《レムリアン・サーガ3》
暗黒の神々よ照覧あれ! いま赤いドルイド僧団の大司教家リム・ベロルヴィスを始めとする四人の男は、悪霊の祭壇を粉砕し三国の王となった勇者ゾンガーへの復讐を誓い合い、ツァルゴルの都の地下40ヤード、岩盤を穿った秘密の小部屋に集い来たって恐るべき陰謀を企てはじめていた。憎っくきかの蛮人王に地獄の責め苦を与えるのだ! やがて——一千の兵に守られたパタンガ王宮の奥深く、絹裂く悲鳴に王妃スミアの居室へ駆けつけたゾンガーは、何者ともしれぬ黒い影にさらわれる最愛の妻の姿を見た……。壮絶な追跡行の果に彼を待つ古代大陸の神秘と冒険!
(引用:早川書房)
SF136『惑星ゾルの王女』ニール・R・ジョーンズ
《ジェイムスン教授3》
機械人間の故郷、惑星ゾルの王女ゾラは、宇宙艦隊指揮官である恋人ベクストが仇敵ミュム人に捕われたことを知るや復讐の鬼と化した。さっそく21MM−392ことおなじみ元地球人ジェイムスン教授をはじめとする特命救助隊が、不可視被膜に覆われた二隻の宇宙船にうち乗って敵星深く侵入するが——いまだ生身の肉体を持つ有機人ベクストは巨大な広場の中央にさらし者にされたまま、まさに風前の灯の命……。群がる敵の真只中で恐るべき金属分解銃の攻撃に満身創痍となりつつも教授一同、必死の大市外戦を開始する! 痛快スペースオペラの決定版シリーズ第三巻!
(引用:早川書房)
SF137『秘密スイッチX』W・W・ショルス&クルト・マール
《宇宙英雄ローダン・シリーズ12》
金星の大密林の奥深く、アルコン基地のポジトロン脳はいま半径500キロのバリアを張りめぐらして何びとの侵入もこばんでいた。地球を逃亡したトーラ、彼女を追うローダンと二人のミュータント、異郷に生きのびたトミゼンコフ率いるかつての東ブロック遠征軍将兵及びその反徒達、さらには新たに着陸した同陣営補給船団・・彼らは互いに入り乱れ虚々実々、決死の戦いを繰り返しながら、奇怪な生き物に満ち満ちたジャングルをバリアめざしひた進む。一刻も早く基地を解放、わがものとするために! シリーズ益々快調!
(引用:早川書房)
SF138『人狼地獄篇』平井和正
《ウルフガイ/別巻4》
俺を愛したばかりに死んだ、日系二世のブラジル娘エリカ——俺は天に誓ったのだ。彼女を手にかけた殺人者をひっ捕らえて報復を果たすまでは、決して日本へ帰らないと! だが、最高指導者を殺された上エリカ殺しも俺の仕業と誤解する人民解放戦線の連中は、新月期で普通人なみの体力の俺を掴まえるや夜を日に継ぐ拷問の連続。ぶざまな姿で女呪術師ブランカに助け出されたのもつかのま、CIA及び日本の大商社と手を結ぶブラジル秘密警察の悪辣極まる陰謀に、今度は政治犯収容所での言語に絶する地獄の日々を送るはめとなる……!おなじみ狼男異郷に決死の活躍!
(引用:早川書房)
SF139『暗黒神のくちづけ』C・L・ムーア
《処女戦士ジレル》
騎士道華やかなりし中世ヨーロッパに、剣をとっては並ぶものなく、甲冑を着て戦場に立てば男をしのぐ勇猛ぶりの、美貌の女戦士がいた。ジョイリー国の領主ジレル——その誇り高き白い胸には、今、戦に破れた彼女を捕え傍若無人にも口づけを強いた敵将ギョームへの憎悪が、炎となって燃え上がっていた。復讐の手立てを、武器を! たとえ魂を売り渡そうと! 勝手知ったるおのが城の地下牢を抜け出るや、地の底深くぽっかり開いた神秘の通廊を彼女は下った。地獄へ、暗黒神のもとへ……。女主人公をめぐり展開される幻想と怪奇に満ちた冒険の数々! 待望久しき異色ヒロイック・ファンタジー完訳なる!
(引用:早川書房)
SF140『超ミュータント出現!』クルト・マール&クラーク・ダールトン
《宇宙英雄ローダン・シリーズ13》
他人の意思を自在に操ることのできる超ミュータント、人呼んで〈オーヴァーヘッド〉とはそも、何者? 宇宙英雄ローダンに激しい憎悪と嫉妬を抱く彼は、その恐るべき力によって新ミュータント部隊を結成、不敵にも第三勢力への挑戦を開始した。アルコン式反応炉の爆発、新造駆遂艦の盗難、科学者の失踪、そして警備部隊の反乱・・エネルギー・ドームに護られ難行不落、コビ砂漠の中央にいまや大都市となった第三勢力首都テラニアへの攻撃は、彼の水も漏らさぬ細心緻密な陰謀は……。ローダンを絶体絶命の危地と追込む!
(引用:早川書房)
SF141『出雲のヤマトタケル』豊田有恒
《日本新神話物語2》
熊襲の王を見事討ち取ったヤマトタケルは、新たな敵邪馬台国女王ヒミコの不気味な動きを一刻も早く大王に知らせんものと、大和めざして道を急いだ。異国の王女タバーナとの婚儀の許しをも得ねばならぬ。だが、竜太子を斃された金竜の復讐、死者をも操る恐るべきヒミコの妖術、そして神秘な神々の国出雲で執拗に彼を襲う超自然の怪異−−幻想の霧深き古代日本に若きヤマトタケルの行くところ、あまりにも多くの危難が彼を待ち構えていたのである……! シリーズ第二巻!
(引用:早川書房)
SF142『ヒュプノの呪縛』クラーク・ダールトン&K・H・シェール
《宇宙英雄ローダン・シリーズ14》
太陽系最大の危険人物〈オーヴァーヘッド〉ことクリフォード・モンタニーは、火星に逃亡するや刻々迫る追ってをかわしつつ宿敵ローダンへ最後の反撃を試みようとしていた。彼に残されたのは自らの持つ強力無比の催眠暗示能力と、いまだ何ぴとにも知られぬ私設ミュータント部隊第13番目の男の存在の、ただ二つ——やがて、何ら前兆もなく宇宙船が爆発し人間が炎と化す、防御バリアをも無効とする未知なる兵器の攻撃に対処を過った捜索指揮官デニングハウスは、モンタニーに意志を奪われたままその恐るべき指令に応じ——
(引用:早川書房)
SF143『恐怖の宇宙帝王』エドモンド・ハミルトン
《キャプテン・フューチャー9》
太陽系政府ビルに突如現れた毛むくじゃらの大猿−−人間の服装をした"それ"は、必死で何かをしゃべろうとして、死んだ。「木星……先祖帰リ……宇宙帝王ガ……」この奇怪な事件こそ、現在わが太陽系最大の惑星に蔓延しつつある原因不明の恐るべき疫病の結果であることを見てとった政府主席は、ついに意を決して北極の信号灯台より月面へ合図を送った。キャプテン・フューチャー、応答せよ! 貴下の出動を乞う! 出動を乞う!かくして極悪非道の姿なき魔人〈宇宙帝王〉の正体を暴かんものと、科学の天才にして正義の守護者、若き英雄キャプテン・フューチャーの痛快極まる大宇宙活劇が展開される!
(引用:早川書房)
SF144『超革命的中学生集団』平井和正
おれの名前は横田順弥、中学一年生の美少年だ。身に覚えのない言いがかりで、級友の肥大漢鏡明から果たし状をつきつけられたおれは、仲間の正明やワタビキ殿下を介添え人におっかなびっくり指定されたお稲荷さんへと出かけたのだが——なんと!いざ血闘というまさにその瞬間、突如頭上に出現した空飛ぶ円盤のおかげで、そこに居合わせた一同六人途轍もない超能力者になってしまったのである! おれたちは宇宙人Xに選ばれたスーパー・ウルトラ・エリートなのだ! かくて結成された略称〈超革中〉が巻き起こす、空前絶後、抱腹絶倒のハチャメチャ騒ぎの結末は?
(引用:早川書房)
SF145『宇宙商人スプリンガー』クルト・マール
《宇宙英雄ローダン・シリーズ15》
全銀河の通商交易権を独占する巨人族スプリンガーがついに地球を発見、ヴェガ星系との貿易を行う第三勢力に対し、自らの利益を侵害されたとして宣戦を布告した! 彼らをおびき出す“おとり”となったジュリアン・ティフラー候補生達は、彼らの艦隊に捉えられるや絶妙のチームワークを発揮して脱走を決行。ローダン率いるアルコン船団の到着とともに開始された大宇宙戦を逃れ、とある氷の惑星に隠れ場を求めるが……。たくまざるユーモアの持ち主にして恐るべき強敵スプリンガー族を相手にまわし、死闘はつづく!
(引用:早川書房)
SF146『折れた魔剣』ポール・アンダースン
新装版『
折れた魔剣』
(2005/8)
エルフ族の大守イムリックは、人間の赤子を手に入れた。ヴァイキングのオルムの子だ。赤子はスカフロクと名付けられ、屈強なエルフの戦士として育てられる。一方、取り替え子の事実を知らないオルムは、トロールの子を長男ヴァルガルドとして育てた。やがてふたりは事実を知るが……。
SF147『魔法の月の血闘』エドモンド・ハミルトン
《キャプテン・フューチャー10》
フューチャーメンの伝記が映画化されることになった。タイトルは「大宇宙のエース」! 華々しい宣伝が開始され、キャプテン役はなんと一般公募という発表に全太陽系は沸き立った。ところが——これこそ大陰謀、ロケーションにかこつけて冥王星第三衛星スティックス、通称〈魔法の月〉へ乗り込み、そこで最近発見されたダイヤモンド鉱床を腕づくでも我が物にしようという、悪名高い企業家ジョン・パルデーンの大芝居だったのである! 一行の監視を依頼されたキャプテンは、正体を隠して映画会社のコンテストに応募、まんまと自分自身を演ずる主役の座を獲ち取るとロケ隊と共に地球を出発するが……
(引用:早川書房)
SF148『百万年後の世界』デヴィッド・グリンネル
米空軍パイロット、ザカリー・ハレックが、新型ジェット戦闘機の試験中高空で遭遇した輝く物体の正体とは? 情報部の命を受け、未確認飛行物体の研究を進める科学者の兄のもとへ派遣された彼は、突如頭上にしゅつげんしたきかいな光球郡により兄夫婦ともどもはるか時の彼方へと投げ出された。永劫百万年の未来の地球で、彼は自分が思いがけぬ使命を負わされたことを知る。すなわち、今や純粋の精神のみと化した超人類間相互の熾烈な対立の趨勢が、ひとえに彼の行動にかかることとなったのだ……! 神秘と戦慄の未来史!
(引用:早川書房)
SF149『ロボット皇帝の反乱!』W・W・ショルス&クラーク・ダールトン
《宇宙英雄ローダン・シリーズ16》
「巡洋艦《テラ》より、《スターダスII》ヘ! 地球で捜索中の敵側工作員はアルコン式ロボットと判明。スプリンガーの専門家が幾度かひそかに地球へ着陸し、ロボットにプログラミングをほどこした模様。地球が危険です!——」パトロール艇よりの緊急警報に急遽テラニアへ帰投したローダンはあえて全市の機能を停止、全ロボットの点検を命じた。だが、時すでに遅し! 突如世界主要都市で峰起した無数の戦闘ロボットはその圧倒的軍勢をもって各地を次々占拠、やがて人間に対し奇妙な〈皇帝〉の出現を宣告する……!
(引用:早川書房)
SF150『魔島』ケネス・ロブスン
《ドク・サヴェージ 1》
一朝ことあれば世界の果てまでも馳せ参じ、悪をなすものに鉄の制裁を加える正義の男。比類なきブロンズのスーパーマン、ドック・サヴェジ。その彼が師とあおぐ〈マンモス化学工業会社〉の至宝、ジェローム・コファーン博士が突如なに者かに襲われた。しかも、凶弾を受けた博士の体は、右腕だけを残してあとかたもなく溶解しさったのだ! 悪を許さぬドック・サヴェジの怒りは爆発する。そして、真相に迫る彼はこの世ならぬ世界、大古の巨龍が生き残る奇々怪々な孤島に悪漢どもを追いつめるのだった! 米国大衆小説の不滅のロングセラー、待望の第一弾登場!
(引用:早川書房)
SF151『異世界の門』フィリップ・ホセ・ファーマー
《階層宇宙2》
驚異的な科学力を駆使し、超現実的な世界を創造しては神として君臨する〈上帝〉と呼ばれる不死の人々。こうした〈上帝〉の一人ロバート・ウルフは、ある朝の悪夢のような目覚めとともに、愛する妻クリュセイスが、父ユリゼンの奸計によって誘拐されたことを知るのだった。果然、必死の追撃を開始するウルフ。しかし、その彼を待ち受けたのは浮島が空を飛ぶ海洋惑星、吸盤やスケートの足を持つ動物の氷界惑星、奇怪な円筒惑星などの奇想天外な世界の数々——しかも、恐るべき死の罠がそこに秘められているのだ! めくるめく奔放なイマジネーションが展開する〈階層宇宙シリーズ〉第二弾!
(引用:早川書房)
SF152『熊神の王国の剣士』ノーヴェル・W・ペイジ
《炎の塔の剣士(プレスター・ジョン)2》
くところ、つねに美女と冒険が、そして黄金と死体の山がつきまとうのだった。そしていま、彼の眼前には、死の瘴気に包まれ、けものさえも恐れて近づかない悪魔の大草原プルヤットが待ちうける。だが恐れを知らぬジョンは、相棒の魔道士プルタイを従え、丈なす大草原をプレスター・ジョンは進む。一方、この魔境の奥深くその彼をうかがう者があった。そして、一団の兵士がまた雲つく大熊がジョンに襲いかかるのだった! 波乱万丈の冒険シリーズ第二弾!
(引用:早川書房)
SF153『燃える氷惑星』クラーク・ダールトン&クルト・ブラント
《宇宙英雄ローダン・シリーズ17》
対スプリンガー作戦の陽動部隊、ティフラーらは、族長エツタク率いる強力な艦隊の猛攻にさらされていた。彼らを守るのはわずか巡洋艦二隻のみ。しかも、いらだつエツタクはついに惑星そのものを宇宙から抹殺する恐るべき原子火災の使用を決意するのだった! しかし、〈第三勢力〉指揮官ローダンもまた宇宙戦はお手のものの超重族スプリンガーから地球を防衛すべく、そこに釘づけにされている。科学力でははるかにまさり、宇宙を故郷とするスプリンガーに対し、地球人は必死に反撃を加える! 危うしティフラー……!
(引用:早川書房)
SF154『忘却兵器極秘作戦!』クルト・マール&クラーク・ダールトン
《宇宙英雄ローダン・シリーズ18》
偉大な文明を誇ったアルコン人の一種族、ゴスル人たちは、なぜか地球17世紀に酷似した中世的文明を営んでいた。そして、彼らを支配するのはローダンの仇敵スプリンガー! みずから神となって、ロボット祭司をゴスル人のなかに放ち一惑星をわがものにしていたのだ。第三勢力のミュータントたちはこの惑星でひらかれたスプリンガーの族長会議を粉砕後、ゴスル人を支配から解放すべく立上がる。だが、たったひと握りのミュータントと科学文明を持たず羊のように従順なゴスル人たちにとってそれは不可能にさえみえる。
(引用:早川書房)
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