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ハヤカワ文庫SFリスト
2019年(SF2212〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2024年(SF2428〜)/ 2023年(SF2393〜)/ 2022年(SF2350〜)/ 2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/ 2019年(SF2212〜)/ 2018年(SF2161〜)/ 2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/ 2015年(SF1985〜)/ 2014年(SF1935〜)/ 2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/ 2011年(SF1791〜)/ 2010年(SF1739〜)/ 2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/ 2007年(SF1595〜)/ 2006年(SF1543〜)/ 2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/ 2003年(SF1429〜)/ 2002年(SF1385〜)/ 2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/ 1999年(SF1256〜)/ 1998年(SF1217〜)/ 1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/ 1995年(SF1089〜)/ 1994年(SF1045〜)/ 1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/ 1991年(SF0909〜)/ 1990年(SF0852〜)/ 1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/ 1987年(SF0699〜)/ 1986年(SF0646〜)/ 1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/ 1983年(SF0501〜)/ 1982年(SF0460〜)/ 1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/ 1979年(SF0326〜)/ 1978年(SF0274〜)/ 1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/ 1975年(SF0155〜)/ 1974年(SF0134〜)/ 1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/ 1971年(SF0014〜)/ 1970年(SF0001〜)
 


 

 
 
SF2212『真空の貧者』マリアンネ・シドウ&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ584》
 銀河系船団所属の軽ハルク船《ヴィヴィアー・ボンテイナー》はフロストルービン通過後、M‐82銀河のかたすみにある荒涼とした小惑星帯に迷いこんでいた。そのため船にあちこち不具合が生じ、ハイパー通信機も機能せず、孤立状態におかれていたのだ。ようやく修理を終えて銀河中枢部へとコースをとったが、仲間の艦船と再会できるかもと思った矢先、奇妙な二重恒星をめぐる惑星と、不思議な楕円形の構造体に遭遇した!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2213『エピクロス症候群』クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ585》
 アルマダ王子のナコールとともにローランドレをめざす銀河系船団は、いよいよ目的地に近づいていた。ところがそのとき、一種の壁のような構造物が宇宙空間にあらわれる。その構造や性質は、探知分析によってもまったく不明だ。同時に《バジス》に警報が鳴りひびき、船内に未知者が侵入したことがわかった。船載コンピュータのハミラー・チューブが推測するには、異人からローランドレを守る者ではないかというのだが……
(引用:早川書房)

 
 
 

SF2214セミオーシス』スー・バーク(2019/8)
 地球の環境破壊と不平等に絶望した数十人のチームは、冷凍睡眠を経て惑星パックスに入植した。パックスは地球より10億年古い星で地上の多くが植物相に覆われている。ある日、原生植物"雪のように白い蔓"の果実を食べた3名が死亡。植物学者のオクタボは、植物が人間を排除するため意図的に毒化したのではと疑う…異星の知的生態系との共存を目指す入植者による、7世代100年にわたる最初の接触を描く宇宙植民年代記。
(引用:「BOOK」データベース)


 
 
 
SF2215『タイタンの秘密』ベルント・ペルプリース
 《ローダンNEO15》
 地球では、行方不明だったイワン・ゴラチンがファンタン星人に抵抗するグループに合流。クレストは、大西洋海底のアルコン製戦艦《トソマ》内に侵入する……。そして土星の衛星タイタンに到着したジュリアンらはアルコン船を発見した。一方ヴェガ星系では、ローダンらが惑星ラノルでトプシダーと交渉する策を練っていた……
(引用:早川書房)

 
 

 

 
 
SF2216『憎悪のインパルス』クラーク・ダールトン&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ586》
 超越知性体"それ"および無数の意識存在が居住する半球惑星エデン2では、平和な時間が流れていた。そんなある日、超越知性体の指示で惑星をパトロールしていた旧ミュータントのタコ・カクタは山間の谷底で奇妙な十二体の生物と出会った。チンパンジーとクマを合わせたような風貌で、童話や伝説に出てくる小人に似ている。ところが、無邪気に見えた小人たちにタコ・カクタが近づいたとたん、おそろしいことが起こった!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2217『時間塔の修道士』デトレフ・G・ヴィンター&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ587》
 "アインシュタインの涙"と呼ばれるミニ地球に閉じこめられた百五億のテラ住民たちは、ヴィシュナのもくろみどおりヴィールス・インペリウムの一部となり、巨大コンピュータの情報処理作業に没頭していた。難をのがれたエルンスト・エラートと四次元性の影チュトンも、ヴィシュナの基地にあるクリスタル建造物"時間塔"の底に監禁されてしまう。この時間塔を管理しているのは、修道士を名乗る謎めいた存在の者だった!
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2218円環宇宙の戦士少女』クローディア・グレイ(2020/09)
 ジェネシス星の戦闘機パイロットの少女ノエミは、"ゲート"防衛戦のさなかに遺棄された地球の調査船でアベルという人間そっくりの人型ロボットを発見する。30年前に"ゲート"の弱点を調査するためやってきたが、独立戦争に巻きこまれ、船におきざりにされていたのだ。アベルから"ゲート"を破壊する方法を聞きだしたノエミは、故郷の惑星を救うため"ゲート"によって円環をなす5つの世界へと旅立つことを決意する!
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2219『ラストホープ』クリスチャン・モンティロン
 《ローダンNEO16》
 フェロン人とトプシダーの戦いを終結させる ため尽力するローダンたち。すべての物語が ヴェガ星系へ収斂する第2シーズン最終章!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2220『ゴルゲンゴルの鍵』H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ588》
 タウレクは四次元性の影チュトンとふたたび融合し、コスモクラートとしての本来の任務を思いだした。さらに変節者ヴィシュナを改心させることにも成功。ロワ・ダントンやデメテルらとともに、ヴィールス・インペリウムの一部にされたミニ地球の住人たちを解放する準備をはじめる。ところが突然、ヴィールス・インペリウムに不具合が発生した。その原因はどうやらルナのインポトロニクス、ネーサンにあるらしいのだが……
(引用:早川書房)

 
 

 

 
 
SF2221『ローダンの過去』クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ589》
 《バジス》ひきいる銀河系船団とクラン艦隊は、ローランドレの四つある関門のうち、ふたつを突破していた。第三関門を開くには、三つめの合言葉を見つけなくてはならない。そんなとき、船内の備品や技術機器が次々に消えるという事件が起こる。ローダンが調べてみたところ、だれかが盗んだらしいと判明した。未知の泥棒の意図はなにか? これもまた、ローランドレの門番クメキルがもたらした災厄のひとつなのだろうか?
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2222『時空大戦 1──異星種族艦隊との遭遇』ディトマー・アーサー・ヴェアー
 消息不明の僚艦の捜索に向かった探査艦小隊は、星系内で損傷した僚艦を発見する。ただちに救助に向かうが、潜伏していた正体不明の異星人航宙艦からの猛攻を受ける。探査艦344のシャイロー艦長の活躍により、小隊のうち5隻はからくも脱出に成功するが、これが果てしなく続く時空大戦の端緒になろうとは誰一人予想したものはいなかった…謎の異星種族対人類の時空を超えた壮絶な死闘を描く戦争SF4部作、堂々開幕!
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2223『ビット・プレイヤー』グレッグ・イーガン
 彼女は洞穴の中で目ざめた。外に見えるのは空、下から照りつけるのは日光。この奇妙な世界は何なのか?―未知の世界のありようを考察する表題作、死んだ名脚本家の記憶を持つアンドロイドが自らのアイデンティティを追う「不気味の谷」、恒星間をデータとして旅する夫婦を描いた、長篇『白熱光』と同一未来史の中篇「鰐乗り」など6篇を収録。現代SFのトップランナー、イーガンの日本オリジナル短篇集。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2224『銀河系船団の戦士グッキー』H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ590》
 少年時代の夢をみてヒントを得たペリー・ローダンが第三と第四の合言葉を告げたことで、ローランドレの関門は四つすべて開いた。銀河系船団とクラン艦隊は、いまや盟友となった門番クメキルとともに、ローランドレの前庭に向けてさらに進んでいく。ところが、船団の先頭にいた《バジス》に異変が起こった。すべてのシステムが正常にもかかわらず、船の速度が突然に落ちて進めなくなったのだ。いったいなにがあったのか?
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2225『冷気のエレメント』マリアンネ・シドウ&アルント・エルマー 
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ591》
 太古の昔、砂漠惑星フ=ドゥルナデに双頭の種族スコプが住んでいた。ある日、惑星と種族の滅亡を目前にしたかれらは、スコプの特徴をすべてそなえた一細胞核を宇宙に送りだす。いつか居住可能な惑星が見つかったら、その細胞核からあらたなスコプ種族を発展させるつもりだったのだ。やがて時がたち、細胞核から誕生した女スコプのフ=ドゥルナデがアルマダ中枢からのメッセージを受信し、門閥の母と呼ばれるようになる!
(引用:早川書房)


 

 

 
 
SF2226火星無期懲役』S・J・モーデン(2021/6)
 息子のために殺人を犯し、終身刑で服役中のフランクは、火星基地建設プロジェクトへの参加を持ちかけられる。刑務所で人生を終えるか、火星で生きるか―後者を選んだフランクをはじめ、プロジェクトの参加者は老若男女の囚人7名。だが彼らは火星でひとりまたひとりと命を落としていく。酸素不足、過量服薬、二酸化炭素中毒…これは事故なのか、自殺なのか、それとも?ディック賞受賞作家が贈る火星サバイバルSF。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2227『宇宙の炎の道』デトレフ・G・ヴィンター&トーマス・ツィーグラー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ592》
 人工惑星ゴルゲンゴルを襲った冷気の正体は、混沌の勢力に属する者がはなってきた武器、"エレメントの十戒"のひとつだった。コスモクラートのタウレクによって起爆されたゴルゲンゴルは、冷気を吸収し危機を回避したのち、巨大な炎の標識灯となって銀河系に向かっていった。最初の目的地はブルー族のハネ人が居住するプリイルト星系だ。炎が接近して通過すれば、大惨事を招きかねない。レジナルド・ブルは焦っていた!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2228『コスモクラートの敵』トーマス・ツィーグラー&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ593》
 二番めに襲ってきたエレメントの十戒は、寄生した者を怒りと攻撃欲の虜にしてしまう戦争エレメントだった。タウレクが発見した手段により絶滅できたかに見えたのだが、一体だけ生きのこった戦争エレメントが分裂増殖したせいで銀河イーストサイドの惑星カルルジョンに住むブルー族は全員、とりつかれてしまう。そこへ、十戒の司令官と呼ぶべき"指揮エレメント"がやってきた。またの名を夢見者カッツェンカットという!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2229『ナイトフライヤー』ジョージ・R・R・マーティン
 異種生命ヴォルクリンと接触すべく9人の研究者を乗せて旅立った宇宙船"ナイトフライヤー"。だが謎の現象が続発する中、彼らは狂気に囚われていく…。Netflixでドラマ化された表題作。先住種属の調査のため、異星を訪れたふたりの超感覚能力者をドラマティックに描いたヒューゴー賞受賞作「この歌を、ライアに」、初訳作品3篇など、SF/ファンタジイ界を代表する作家マーティンの傑作全6篇を収録。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2230『伊藤典夫翻訳SF傑作選 最初の接触』高橋良平/編
 無辺の空間に茫漠とひろがるカニ星雲―その外縁部で銀色に輝く地球の宇宙船が遭遇した漆黒の異星船は、敵か味方か?SF界の重鎮によるもっとも有名なファースト・コンタクト・テーマの決定版「最初の接触」をはじめ、『呪われた村』のジョン・ウインダムの「生存者」、奇才P・J・ファーマーの「キャプテンの娘」など、名翻訳家伊藤典夫が惚れこみ翻訳した宇宙SFの中から、SF評論の第一人者高橋良平が7篇を厳選。
(引用:「BOOK」データベース)


 

 

 
 
SF2231『母の記憶に』ケン・リュウ
 《ケン・リュウ短篇傑作集3》
 不治の病を宣告された母は、わたしを見守り、残された時間をともに過ごすためにある選択をする……。母と娘の絆を描いた表題作、肉体を捨てて意識をアップロードした家族を見送った人々を描く「残されし者」など、最注目作家ケン・リュウが、第二短篇集である単行本版『母の記憶に』から9篇を収録した傑作集。
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2232『ローランドレ偵察隊』H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ594》
 実験船《イキューバス》に乗りこんだエリック・ウェイデンバーンとその信奉者十万人は、アルマダ工兵の生物兵器によってひとつに融合したのち、プラズマ状の巨大有機体となっていた。アルマダ工兵たちはこの集合体生物を"新オルドバン"と名づけ、アルマダ中枢への輸送を計画する。これによってアルマダ中枢を掌握し、無限アルマダ全体をわがものにするつもりなのだ。ところが、輸送作業には予期せぬ困難が待っていた!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2233『さらばマスクの男』マリアンネ・シドウ&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ595》
 銀河系船団がフロストルービンを通過したさい、"マスクの男"アラスカ・シェーデレーアの顔からカピン断片が消え、体内で動きまわるようになった。以来、かれは不調に苦しんでいる。ソルゴル人カルフェスとローランドレ偵察隊に参加したアラスカは、目的地に近づくにつれて幻覚に襲われ、艇を墜落させかけてしまう。ふたりは艇を放棄し、ローランドレ内部に向かうことに。そこでアラスカは謎めいた少女を見かけるが……
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2234『危険なヴィジョン[完全版]1』ハーラン・エリスン
 〔ヒューゴー賞受賞〕アメリカSF界最高のカリスマ作家エリスンが、既存の英米SF界に一石を投じるべく企画・編集し、全作品に自ら序文を付した計三三篇収録の伝説的巨大アンソロジーがついに刊行! 本書はアシモフのまえがきとエリスンの序文をはじめとする危険な"ヴィジョン八篇を収録。解説/高橋良平
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2235『時空大戦 2──戦慄の人類殲滅兵器』ディトマー・アーサー・ヴェアー
 敵艦隊がアバロン星系を襲撃する予知幻覚を見たシャイローは、ただちにアバロン星系へと向かう。だがこの予知幻覚とまったく同じものを、AI戦闘艇も受信していたことから、これは未来からの通信であり、人類殲滅をもくろむ異星人との死闘は、時間流のなかでも同時進行で行なわれていることが判明するが……!?
(引用:早川書房)


 

 


 
SF2236『草を結びて環を銜えん』ケン・リュウ
 《ケン・リュウ短篇傑作集4》
 揚州大虐殺のなかを強く、しなやかに生きた遊女を描いた表題作、明治時代、恐るべき巨大熊を捕らえに満州に赴いた探検隊が目にしたこの世ならざる悪夢「烏蘇里羆」など、単行本版『母の記憶に』から全7篇を収録した、現代アメリカSF界を代表する作家リュウによる傑作集第四弾。
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2237『ヒールンクスのプラネタリウム』クルト・マール&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ596》
 ローランドレ偵察隊のうち、クリフトン・キャラモンとレオ・デュルクのペアは、クモ生物のガルウォ種族とコンタクトしたさい、重要な情報を手に入れていた。"ヒールンクスのプラネタリウム"というキイワードだ。それがなんであれ、そこに行けばローランドレについてなにかわかるはず。そう考えたキャラモンとデュルクは、ガルウォの指揮官アルネマル・レンクスとその部下とともに、プラネタリウムをめざして出発した!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2238『中央プラズマあやうし』デトレフ・G・ヴィンター&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ597》
 ペリー・ローダンと無限アルマダが銀河イーストサイドの次に通過すべきポイントは、二百の太陽の星だ。ところが、そこにもエレメントの十戒による危機が迫っていた。ハンザ・スペシャリストやGAVОK要員はポスビの協力を得て対策を練るが、指揮エレメントのカッツェンカットがプラズマを操作したため、ポスビたちは有機生命体に憎悪をいだきはじめる。さらにカッツェンカットは中央プラズマの母星にも手を伸ばした!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2239『危険なヴィジョン[完全版]2』ハーラン・エリスン
 〔ヒューゴー賞/ネビュラ受賞〕いまあなたの手にあるのは単なる本ではない、運よくいけば、それは革命だ――奇才エリスンが、英米SF界の変革を試みた、全二三万九千語の書き下ろしアンソロジー! 本書はフリッツ・ライバーの傑作「骨のダイスを転がそう」をはじめ、一〇人による一一篇を収録。解説/若島正
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2240『テラニア執政官』フランク・ボルシュ
 《ローダンNEO17》
 クレストは海底都市でアルコン人が地球にやって来た理由である不死の技術"の存在の手がかりを掴み独断で調査を開始する。ローダン達も彼を追うが――世界最長スペースオペラのリブート新シリーズ、時空を超えて地球とヴェガ星系に秘められた謎に迫る第3シーズン開幕! 解説/井口忠利
(引用:早川書房)


 

 


 
SF2241『ムリルの武器商人』H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ598》
 無限アルマダの通過に向けて銀河系に航路を開く役目をはたす炎の標識灯が、フェルト星系の惑星ガタスに近づいた。ところが、ガタスでは時間エレメントの攻撃によって時間軸が狂ってしまう。エレメントの十戒が炎の標識灯を消そうとしているのだ。コスモクラートのタウレクとヴィシュナ、レジナルド・ブルが惑星防衛の準備をするなか、炎の標識灯に変化が起きる。なんと炎はかつての姿、惑星ゴルゲンゴルにもどっていた!
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2242『プシ・ショック』H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ599》
 アルマダ工兵によるプラズマ生物"新オルドバン"のローランドレへの輸送は着々と進んでいた。ところが、その途中で突然、輸送コンテナにとりつけられたグーン・ブロックが離脱し、新オルドバンはどこかに姿を消してしまう。これを銀河系船団のテラナーたちのせいだと考えたアルマダ工兵パルウォンドフは、ローランドレをめぐる最終決戦にのぞむべく、おそるべきパラノーマル精神エネルギー、ウェトネスを投入した…!?
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2243『危険なヴィジョン[完全版]3』ハーラン・エリスン
 この本は、新しい地平、新しい形式、新しい文体、新しい課題を生みだす必要から創案された―若きエリスンによる、SF界変革への情熱が生んだ"思弁小説"の巨大アンソロジー!本書はスタージョン、アイゼンバーグ、スレッサー、ドーマン、スラデック、ブランド、ネヴィル、ラファティ、バラード、プラナー、ローマー、スピンラッド、ゼラズニイ、ディレイニーによる14篇を収録した3分冊の第3巻。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2244『ヴェガ暗黒時代』ミシェル・シュテルン
 《ローダンNEO18》
 クレストらが独断で使用した海底基地の転送機は直後に爆発する。行き先不明のクレストらを探すローダンたちは、ロソシェルの知識によりヴェガ星系のザルディクにもう1台新たな転送機を発見し、それを使用して未知の土地にたどり着いた。その地のフェロン人たちはなぜかいまだに戦争状態にあり、粗野なフェロン人兵士マル=トンらに拿捕されてしまったローダンらは、見知らぬフェロン人同士の戦争に巻き込まれていく…。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2245『フロリクス8から来た友人』フィリップ・K・ディック
    創元SF文庫版『フロリクス8から来た友人(2019/11)
 22世紀、世界は高い知能を有する"新人"と、超能力を持った"異人"が、60億の"旧人"を支配する階級社会と化していた。タイヤの溝掘り職人ニック・アップルトンは、息子を公務員にすることを願う典型的な"旧人"だが、黒髪の少女チャーリーと出会って…。一方、"旧人"の期待を背負って深宇宙へ旅立った伝説の人物プロヴォーニが、地球外生命体の"友人"とともに帰還しようとしていた。鬼才のディストピアSF。
(引用:「BOOK」データベース)


 

 

 
 
SF2246『永遠のオルドバン』クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ600》
 行方不明の偵察隊メンバーの使者と称するトルクロート人からメッセージを受けとり、友たちの危機を予感したローダンは、アルマダ工兵の罠と知りつつ、ナコールとともにローランドレに潜入する。そこでナコールのアルマダ王子としての記憶がとりもどせるかもしれないと考えたのだ。だが、ローランドレを掌握したアルマダ工兵に追い詰められてしまう。窮地におちいったかれらを謎めいたヒューマノイドが助け、道を開いた!
(引用:早川書房)

 
 
 

SF2247『時の囚われ人』デトレフ・G・ヴィンター&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ601》
 クロノフォシルとは、これまでの歴史においてペリー・ローダンが各地にのこしてきたポジティヴなプシオン・シュプールだった。これを無限アルマダが活性化することで、やがてはトリイクル9が本来のポジションにもどれるのだという。ローダンがそれを知って、無限アルマダ再組織のためM−82にのこる一方、アトランひきいる《ソル》は銀河系へ帰還の途につく。ところがその途中、タウレクが《シゼル》でやってきた……!
(引用:早川書房)


 
 
 
SF2248『時空大戦 3──人類最後の惑星』ディトマー・アーサー・ヴェアー
 人類最後の惑星となったテラ・ノバに、敵の本拠星系発見との報告が入った。しかもその敵コロニーは、正体不明の超巨大航宙艦によって攻撃を受けているという。ただちに会議を開いたシャイローの前に、突如ヒューマノイド型異星人の幻視が現われた。その幻視に導かれ、シャイローはみずから敵の本拠星系に向かうことを決意する。そしてそこで目にしたのは、宿敵であるオオカミ型異星人が無慈悲に虐殺されていく情景だった!
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2249『トルト戴冠』マーク・A・ヘーレン
 《ローダンNEO19》
 地球の転送機を潜り抜けたクレスト、トルケル=ホン、タチアナはヴェガの惑星フェロルに到着したことを知る。だがこの惑星の空には、トプシダー軍が破壊したはずの第2の月がまだ輝いていた!"永遠の命の世界"の存在を信じ進む彼らは、首都トルタを目指すべく巡業サーカス団に加わるために一計を案じる。一方地球では、シドがテレポーターとして成果を上げてもなお子ども扱いされていることに不満を募らせていた…。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 

SF2250物体E』ナット・キャシディ&マック・ロジャーズ(2021/11)
 あなたに初めて会ったとき、それがわたしの人生が終わった瞬間だった―わたしはダク。11年前の夜、巨大なクルミのような形をした小型宇宙船が、町の海沿いにあった海軍基地に墜落した。それはやがて"物体E"と呼ばれるようになり、研究所に姿を変えた基地で秘密裏に研究されていた。わたしはそこの警備主任だった。そしてあの日、わたしの部下として新人警備班員のあなたが配属されてきた…驚愕のサスペンスSF!
(引用:「BOOK」データベース)



 

 

 
 

SF2251『ツーノーザー救出作戦』H・G・フランシス&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ602》
 ペリー・ローダンはエレメントの十戒の道具であるアンドロイド、ウェイリンキンとともに、2402年のアンドロ・ベータ星雲へと遷移させられた。そこでは島の王たちがツーノーザー種族を全滅させる寸前だった。ウェイリンキンがかれらの悲惨な未来について予言したため、自暴自棄になったツーノーザー種族にローダンは殺されそうになるが、危機一髪で助かる。それはかれに興味を持った時間巡回者、ニゼルのおかげだった……
(引用:早川書房)


 
 
 
SF2252『階級闘技』トーマス・ツィーグラー&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ603》
 コスモクラートの基地に連れていかれたアトランとジェン・サリクは、そこで深淵税関吏と名乗るドルル・ドルレンソトに出会った。ドルレンソトによると、深淵とは異宇宙どうしを隔てるn次元性の境界層のことらしい。そこではコスモクラートの補助種族"時空エンジニア"がトリイクル9の代用品をつくろうとしていたのだが、あるときから連絡がとだえたという。その原因を探るため、ふたりは偵察に向かうことになるが……
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2253『折りたたみ北京』ケン・リュウ/編
 《現代中国SFアンソロジー》
 天の秘密は円のなかにある―円周率の中に不老不死の秘密があると聞かされた秦の始皇帝は、五年以内に十万桁まで円周率を求めよと命じた。学者の荊軻は始皇帝の三百万の軍隊を用いた驚異の人間計算機を編みだす。劉慈欣『三体』抜粋改作にして星雲賞受賞作「円」、貧富の差で分断された異形の三層都市を描いたヒューゴー賞受賞作「折りたたみ北京」など、ケン・リュウが精選した7作家13篇を収録の傑作アンソロジー。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2254『シンギュラリティ・トラップ』デニス・E・テイラー
 温暖化が進行し環境悪化に苦しむ22世紀の地球。貧しいコンピュータ技術者アイヴァン・プリチャードは、一攫千金を夢見て、小惑星帯へと向かう探鉱船"マッド・アストラ"に乗り組む。だが、探査の末、乗組員全員が大金持ちになれるほどの重金属を豊富に含む小惑星を発見したまさにその時、恐るべき悲劇がプリチャードを襲う…はるかな過去に超文明の尖兵が仕掛けた卑劣な罠に敢然と挑むひとりの男の孤独な戦いを描く!
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2255『水の惑星レヤン』ヘルマン・リッター
 《ローダンNEO20》
 クレストたちを捜索中のローダンらがヴェガ星系惑星ロフスの転送機を潜り抜けた先は、ある惑星上に浮かぶ宇宙船の中だった。謎の"諜報者"が操る宇宙船から脱出したローダンらは、眼下に大海原が広がっているのを知る。ここはフェロルの植民惑星レヤンであった。惑星環境に適応したレヤンの海の民に救出されたローダンらは、彼らと陸上のフェロン人との確執が、やがて大きな戦争へと発展していくことに気づくが…。
(引用:「BOOK」データベース)


 

 

 
 
SF2256『オクトパスの呪縛』アルント・エルマー&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ604》
 深淵の地の主要都市スタルセンでは厳格な階級制度が定着し、下級の市民はきびしい生活を強いられていた。それを打ち壊すと決意したアトランは、特権階級市民との決闘に挑むジェン・サリクと別行動をとり、忠実な従者となった深淵の住民チュルチとともに同志集めに向かう。だが、その途中で友愛団と名乗るプシオニカー集団の超能力に捕まってしまい、かれらの本拠である大ダコ形の建物"オクトパス"のなかに拘束された!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2257『マゼラン星雲への道』クルト・マール&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ605》
 別行動をしていたアトランとジェン・サリクはスタルセンの地下洞窟網でふたたび合流した。盲目の隠者という名の樹木生物の攻撃をかわしつつ、従者たちとともに地下中心部をめざして進んでいく。たどり着いた場所には、細胞活性装置に似た巨大な金色の卵があった。卵はアトランとサリクを"祝福された者"と呼んで歓迎の意をしめし、ふたりの助力をもとめてくる。そしてスタルセンの歴史に関する長い物語を語りはじめた!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2258量子魔術師』デレク・クンスケン(2020/7)
 詐欺師の"魔術師"ベリサリウスは、遺伝子操作により驚異の量子解析力をもつホモ・クアントゥスの一人。その彼が依頼されたのは厳重に警備された"世界軸"ワームホール・ネットに宇宙船、それも艦隊まるごとをひそかに通すことだった!ベリサリウスは一癖も二癖もある仲間を集めて、手始めに陽動作戦を展開。量子もつれを用いて世界軸を支配する巨大国家を煙に巻く世紀のコンゲームに挑む―傑作宇宙アクションSF。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2259『ワールドスプリッター』アレクサンダー・フイスケス
 《ローダンNEO21》
 クレストたち三人が惑星フェロルの転送機をくぐった先は惑星ケドハッサンだった。そこでは、昆虫型種族のオルグがアルコン人に強制され、大型殺戮兵器"ワールドスプリッター"の建造を進めていた。またオルグは、ネズミ=ビーバー型種族イルトを劣悪な環境で飼育し、彼らの超常能力を生体兵器として使用するための実験を行っていた。クレストらはワールドスプリッターの開発とイルトの兵器利用を阻止しようとするが…
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2260『宇宙最大のショー』トーマス・ツィーグラー&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ606》
 クロノフォシル・アンドロメダの活性化に成功した銀河系船団と無限アルマダは、次のクロノフォシルであるマゼラン星雲をめざす。ところが、タウレクとヴィシュナたちがいくら探しても、そこにあるはずのペリー・ローダンのメンタル成分は見つからなかった。ということは、マゼラン星雲はクロノフォシルではないのか? とほうにくれたそのとき、かれらはマゼラン諸種族が信仰する"マゼランのよき精霊"の存在を知った!
(引用:早川書房)


 

 

 
 
SF2261『アストラル漁師』H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ607》
 オクストーン人のハンザ・スペシャリスト、スタリオン・ダヴは、二百の太陽の星でエレメントの十戒のマシンであるペド転送機を見つけ、それを破壊しようとした。ところが、気がつくと十戒の"孵化基地"に転送されていた。基地の指揮官1=1=ヘルムがダヴの高い身体能力に目をつけ、新たなエレメントの素材にしようと考えたらしい。その過程でダヴは何度も苛酷な戦いを強いられることになり、しだいに消耗していくが!?
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2262『時空大戦 4──勝利への遙かなる旅路』ディトマー・アーサー・ヴェアー
 未来からやってきたAIクロノスの情報により、オオカミ型異星種族ソーガの猛攻をかろうじてしのぎ、シャイローは地球防衛に成功した。だが、被害も甚大だった!副司令官のアイスマンをはじめ、多数のAIを失ったのだ。しかも敵は、次々に大艦隊を送りこんでくる。事態を憂慮したワルキューレは、敵を殱滅するため、AIたちを乗せた巨大なタイムマシン専用艦の建造を開始するが…壮大なスケールの戦争SF、堂々完結!
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2263『時間の貯水槽』ヴィム・ファンデマーン
 《ローダンNEO22》
 ローダンたちが転送機をくぐった先は、か謎の惑星アンブルだった。彼らを救った医薬師イニィエらは、ローダンにこの集落の者たちとの間に子どもを作る義務を課す。アンブルの総督ガレアンは、2週間以内に全住民をこの星から移住させる命令を初代トルトから受け、この星に大騒乱が起こる。
(引用:早川書房)

 
 
 
 

 
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