1998年
(SF1217〜)
早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。
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SF1217『タケラ地下迷宮脱出!』H・G・エーヴェルス&ハンス・クナイフェル
《宇宙英雄ローダン・シリーズ237》
タケル人の本拠惑星タケラで独裁者タシュカルの捕虜となったローダンらは、脱走計画を実行に移した刹那、謎の転送フィールドに囚われてしまった。運ばれた先はタケラ地底の廃墟と化した都市。一行は“ガンヨの臣下”となのる異様なロボットたちに迎えられた。だがタシュカルによりプログラム変更されていた臣下ロボットは、オヴァロン以外の者に死刑を宣告した…出口なしの地下迷宮で、テラナーたちは血路を開けるか。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1218『星々の揺籃』アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー
米国海軍の最新鋭ミサイルがテスト中に行方不明になったとの情報をえた女性記者キャロルは、特ダネをスクープすべく行動を開始した。船をチャーターし、フロリダ沖海域を捜索するうち、三頭のクジラに守られた奇妙な珊瑚礁で、金色に輝く不思議な物体を発見する。だが調査の結果、それは金でも沈没船の財宝でもなく、まったく未知の物質で作られていることが判明した…巨匠が合作によって新境地を拓いた傑作海洋SF。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1219『デッドアイ・ディック』カート・ヴォネガット
祖国の中性子爆弾によって、やがては滅びる運命にあるオハイオ州ミッドランド・シティ。そこに住む「デッドアイ・ディック」と名づけられた男、そして、変人・普通人たちがコミカルに織りなす時の流れのタペストリーを、著者ならではのユーモアと哀感をこめて描く。軽妙なウィットの陰に鋭い批評眼が光る話題作
(引用:早川書房)
SF1220『
ポストマン[改訳版]』
デイヴィッド・ブリン
(2011/1)
最終戦争ですべてが崩壊し、廃墟となったアメリカで、人々は小さな集落をきずき、やっと生きのびていた。ゴードンは、そんな世界をひとりで生き抜いてきた男だった。だが、山中に遺棄された郵便配達のジープを発見したとき、彼の運命は大きく変わった。郵便配達の制服を着たゴードンは、アメリカ再建をめざし、孤立無援の戦いに挑むが…キャンベル記念賞、ローカス賞受賞、ケビン・コスナー監督・主演で映画化の話題作。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1221『
タイム・シップ(上)』スティーヴン・バクスター
(2000/2)
1891年、時間航行家はタイム・マシンに乗り、ふたたび未来へ旅立った。タイム・マシンを発明した時間航行家は、最初の時間旅行から帰還したものの、野蛮なモーロック族に拉致されたエロイ族の少女ウィーナを忘れられなかったのだ。彼女を救うべく時間航行家は西暦80万2701年の未来をめざすが…。英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、P・K・ディック賞、クルト・ラスヴィッツ賞受賞。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1222『
タイム・シップ(下)』スティーヴン・バクスター
(2000/2)
タイム・マシンで未来をめざした時間航行家は、最初の旅では見なかった驚くべき光景を目にした。地球の自転が操作され、四季の移り変わりや昼夜の変化までも失われ、さらには太陽にまで手が加えられている。そこは最初の旅で訪れたのとはまったく違う時間線の未来だったのだ! 無限の時空をめぐる時間航行家の破天荒な冒険を描き、H・G・ウエルズの名作『タイム・マシン』の公認続篇として英米独の四賞を受賞した傑作。英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、P・K・ディック賞、クルト・ラスヴィッツ賞受賞。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1223『大家臣の目覚め』ウィリアム・フォルツ&ハンス・クナイフェル
《宇宙英雄ローダン・シリーズ238》
旧独裁者の死をうけ新タシュカルとなった、秘密警察長官ギンコラシュの恐怖政治がタラケで始まった。不穏分子静粛を進めるギンコラシュは、独裁権力確立の鍵を握る巨大ステーション“貯蔵庫”とタシュカル護衛にあたる“家臣”団の存在を知る。両者わがものにすべく、彼は自ら貯蔵庫に赴くが、そこにはローダンたちが閉じこめられていた。そして混乱の中明かされる貯蔵庫の驚くべき正体とは。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1224『こちら異星人対策局』ゴードン・R・ディクスン
「異星人対策局」の三等事務官補トム・ペアレントは、ある日局長から特別命令を受けた。惑星オプリンキアからのお客様を妻のルーシーと共に接待しろというのだ。この接待いかんでは、いまだ銀河評議会に加盟できない後進惑星の地球にも、道が開けるかも…。気のいいオプリンキア人、狂暴なジャクタル帝国大使、銀河暗殺者ギルドの暗殺師など、さまざまな異星人が持ちこむ難題を見事に解決してゆくトムとルーシーの活躍。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1225『
スロー・リバー』ニコラ・グリフィス
(2004/11)
近未来のイギリス。怪我をした裸のローアは、激しい雨のなかで道端に倒れていた。微生物による汚水処理技術で富を築いた大富豪一家の末娘として生まれた彼女は、誘拐犯を殺して逃げてきたのだ。だが、身代金を払わなかった家族のもとにも、警察にも行けない。ローアは女性ハッカーのスパナーに助けられ、新たな生活をはじめるが…ローアの波瀾に満ちた人生を描いて、SFに新たな息吹きをもたらしたネビュラ賞受賞作。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1226『オリンプの攻防』H・G・エーヴェルス
《宇宙英雄ローダン・シリーズ239》
3438年、自由商人皇帝アーガイリスの宮殿で、オリンプに着陸したフラグメント船歓迎の宴が催されていた。と、突然の爆発が宮殿を揺るがす。タケル人のベド侵攻がいよいよ開始されたのだ。テラニアから派遣されたテレキネスのバルトン・ウィトは、敵侵攻の出撃基地探索にあたるが!?
(引用:早川書房)
SF1227『
ホーカス・ポーカス』カート・ヴォネガット
(2005/10)
二〇〇一年、アメリカはまたも破産に瀕し、企業の大半が外国に買収された。ベトナム戦争中にばかげたスピーチ、ホーカス・ポーカスで新兵を鼓舞していたハートキは、帰国後、勤めていた大学を首になり、日本人が経営する刑務所の教師になる。だが、そこで大脱獄事件が発生した……ハートキがたどる波瀾の人生。
(引用:早川書房)
SF1228『
戦闘機甲兵団レギオン(上)』ウィリアム・C・ディーツ
(2004/10)
SF1229『
戦闘機甲兵団レギオン(下)』ウィリアム・C・ディーツ
(2004/10)
人類帝国の辺境星区を突然の災厄が襲った! 異星生命体フダサ人の攻撃により辺境星系はつぎつぎと殲滅されていく。この恐るべき異星人侵攻にたいし、人類に残された最後の希望は、帝国最強の兵士たち——恐るべき戦闘能力を秘めたサイボーグ戦士——レギオンだけであった! おもしろさ抜群の傑作戦争SF!
(引用:早川書房)
SF1230『緑の侵入者』クラーク・ダールトン&ウィリアム・フォルツ
《宇宙英雄ローダン・シリーズ240》
氷の惑星チャムに住むチャミロス族のハマルトは、伝説の海底都市を探しに仲間と旅に出た。やがて見つけた都市にかれらが足を踏み入れたとき、秘密の六次元性シグナルがグルエルフィン銀河全域に向けて発信された。それこそは、真正ガンヨの帰還を告げる“ガンヨ警報”だったのである!
(引用:早川書房)
SF1231『カーク艦長の帰還(上)』ウィリアム・シャトナー
《新宇宙大作戦8》
惑星ヴェリディアン3では、ライカー中佐の指揮のもと「エンタープライズD」の解体・回収作業が急ピッチで続けられていた。そこには、ヴァルカン大使スポックの姿もあった。この地に眠るカーク艦長の遺体を地球へと持ち帰るべく、同行していたのだ。だがその墜落現場を、突如謎の戦闘艇が急襲、カークの遺体を奪うやいずこかに消えた! いったい誰が? また、なんのために? 映画『ジェネレーションズ』の続篇登場。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1232『カーク艦長の帰還(下)』ウィリアム・シャトナー
〈新宇宙大作戦8》
怖るべきボーグの科学力により生き返ったカーク艦長。しかもその脳には、ピカード暗殺プログラムが移植されていた! カークへの復讐に燃えるロムランと、ピカードに重要機密を握られているボーグとが、宇宙連邦打倒のために手を結んだのだ。いっぽう特命を受けボーグに偽装し、その宇宙基地に潜入していたピカードは、ビバリーとともにボーグ艦に囚われていた。やがて到着したボーグ本拠地でピカードが見たものは。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1233『終末のプロメテウス(上)』ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン
オイルスター社の超大型タンカー、ゾロアスター号は、到着を目前にして操船不能に陥り、ゴールデンゲート橋の橋脚に激突した。この事故でタンカーの原油百万バレルがサンフランシスコ湾内に流出しはじめた。オイルスター社はただちに原油回収作業を開始し、自功保護団体のボランティアたちも必死で活動するが、ほとんど効果はあがらない。マスコミは対応の遅いオイルスター社を非難しだしたが…話題のバイオ・サスペンス
(引用:「BOOK」データベース)
SF1234『終末のプロメテウス(下)』ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン
サンフランシスコ湾内に流出した原油のために、ラッコやアシカ、カモメなど湾内の生物がつぎつぎと死んでいく。早急な解決策を求めるオイルスター社は、開発したばかりの原油を食べる微生物プロメテウスを使うことにした。ところが、この微生物が原油だけでなく、ガソリンやプラスチックなどあらゆる石油製品を分解しはじめたのだ。世界を破滅の危機に陥れた微生物がもたらした恐るべき運命を描く、バイオ・サスペンス。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1235『
神の鉄槌』アーサー・C・クラーク
(2004/11)
22世紀、地球に接近しつつある未知の小惑星が発見された。その後の観測の結果、怖るべき事実が判明、この天体は8カ月後に地球と衝突するというのだ! そうなれば爆発の被害はもとより、粉塵による太陽光の遮断と硝酸雨のため、地球は今後数十年間居住不能な死の星と化してしまう。この危機に際し、最新鋭の宇宙船〈ゴライアス〉は特殊任務を命じられ小惑星へと向かったが……巨匠が満を持して放つ迫真の宇宙SF!
(引用:早川書房)
SF1236『
ファウンデーションの誕生(上)』アイザック・アシモフ
(2003/8)
SF1237『
ファウンデーションの誕生(下)』アイザック・アシモフ
(2003/8)
《銀河帝国興亡史7》
さまざまな事件や陰謀や妨害を乗り越え、滅びゆく銀河帝国を救うべく、ファウンデーション創立をめざし、その人生を賭けて奮闘努力する心理歴史学者セルダンの活躍と激動のドラマ。ヒューゴー賞特別賞を受賞した壮大なる宇宙叙事詩はここに感動の最終巻を迎える。巨匠アシモフ最後の長篇。
(引用:早川書房)
SF1238『招かれざる帰郷』ウィリアム・フォルツ&ハンス・クナイフェル
《宇宙英雄ローダン・シリーズ241》
謎の怪物フローリーモンスに導かれ、転送機に飛びこんだローダンたちは、いよいよガンヨの帰還を待ち望むガンヤス人世界へと到達した。だが、一行を迎えたのは武装した11人の老人たちだった! かれら、ガンヨ再臨を望んでいるはずのガンヤス指導者は、おのれの権力を護るため、こともあろうにガンヨを亡きものにせんと黒い陰謀をめぐらしていたのだった。期せずして故郷の招かれざる客となったオヴァロンの運命は…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1239『
ダーク・シーカー』K・W・ジーター
(2013/5)
タイラーは別れた妻から、誘拐された息子ブライアンを取り戻してほしいと頼まれた。だが、息子は生まれて一年とたたないうちに死んだはず。かつて二人がいた狂信的な殺人者集団「ワイル・グループ」が使っていたドラッグのせいで、妻は錯乱状態なのか、それとも…? 調査を始めたタイラーは、やがて精神共有作用をもつドラッグにより悪夢と現実の狭間へと踏みこんでいく…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1240『
ホログラム街の女』F・ポール・ウィルスン
(2002/5)
やっかいなことになった。よりによってダイディータウンのクローン娼婦から、失踪した恋人さがしを依頼されるとは! どんな快楽にも応じる美男美女のクローンが集う街−それがダイディータウンだ。いくら美女でも真民がクローンと恋におちるわけがない。とはいえ、女がさしだしたのは本物の金貨だ。で、おれは引き受けた、地球を揺るがすほどの大事件に巻きこまれるとも知らずに…鬼才が放つ傑作SFハードボイルド。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1241『ペルダシストの叛旗』H・G・エーヴェルス&ウィリアム・フォルツ
《宇宙英雄ローダン・シリーズ242》
ウアルテ人の巡礼・アヴィモルはガンヨプレスターの聖地アリバヌムを訪れた。そこでまもなくガンヨが再臨するという。だがかれはそこで反体制組織ペルダシストのメンバーと出会い、ガンヨプレスターの指導者ペドパイロットたちの陰謀を知らされる。一方、グヴァラシュに捕えられたローダンたちも信じられない光景を目にしていた。かつて惑星オルドンで遭遇したにせのガンヨが、首席ペドパイロットとともに現われたのだ。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1242『
凍月』グレッグ・ベア
(2011/5)
200万の人口を擁するに至った22世紀の月コロニー。天然の洞穴を利用した科学施設“氷穴”では、これまで不可能だった絶対零度達成の実験が進行していた。そこへ地球から、冷凍保存された人間の頭部410個がもちこまれた。これらの“頭”の再生に成功すれば、有機的な一大データベースとして活用できる! だがこの二つの試みが合わさったとき、月に大異変が…ネビュラ賞受賞作、『火星転移』の姉妹篇となる傑作SF。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1243『
極微機械(ナノマシン)ボーア・メイカー』リンダ・ナガタ
(2005/1)
天才分子デザイナーでテロリストのボーアが作った違法な分子機械ボーア・メイカーは、適応性人工知能をもち、宿主の肉体まで自由に改変できる。使い方しだいでは、連邦の存在さえ危うくしかねない驚異の極微機械だ。このボーア・メイカーが盗みだされ、偶然のことからスラム街の女性フォージタのものになるが… 究極のナノテクがもたらす未来世界の驚異を描く、ローカス賞処女長篇賞受賞作。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1244『エリスガンの地底帝国』H・G・エーヴェルス&ウィリアム・フォルツ
《宇宙英雄ローダン・シリーズ243》
逃亡のすえ惑星エリスガンの首都カピノシャにたどりついたローダンたち。だがペドパイロットはテラナー追及の手をゆるめぬばかりか、全ガンヤス人を支配する計画をも着々とすすめている。ローダンは反体制組織ペルダシストに加え、エリスガンの地底に住む強大なガンヤス人ミュータント種族、ファルログにも協力を求めることにした。一行はペルダシストの指導者レモトラスの案内でただちに地底の空洞世界へ向かうが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1245『激闘ホープ・ネーション!(上)』デイヴィッド・ファインタック
〈銀河の荒鷲シーフォート3》
地球から69光年離れたホープ・ネーション星系では、ド・マーネイ提督の指揮のもと、いまや30隻をこえる国連宇宙軍艦艇が集結し、謎の異星生命体“魚” の攻撃から植民惑星を守るため、哨戒を続けていた。そしてこの防衛艦隊に加わるべく、いま一隻の宇宙艦−〈ハイバーニア〉が地球から到着した。艦長は、ニコラス・シーフォート。航行不能の〈チャレンジャー〉を奇跡的に帰還させ、一躍英雄となった若き勇者であった。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1246『激闘ホープ・ネーション!(下)』デイヴィッド・ファインタック
《銀河の荒鷲シーフォート3》
つぎからつぎへと現われる“魚”の猛攻により、国連宇宙軍防衛艦隊の宇宙艦は、一隻また一隻と撃破されてゆく。ついにその喪失が艦隊の三分の一に達した時、ド・マーネイ提督は残存する全艦艇を率いて、太陽系へと帰投してしまった! いっぽう、地球政府に対し反乱をおこした農場主によって捕えられたシーフォートは、惑星ホープ・ネーションに取り残された。やがてその惑星上にまで、異星生命体の怖るべき攻撃が…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1247『真性ガンヨの座』ウィリアム・フォルツ&ハンス・クナイフェル
《宇宙英雄ローダン・シリーズ244》
惑星エリスガンの軍事司令官テトマン・タリノを味方に引き入れ、ペルダシスト=ファルログ=テラナー連合はペドパイロットの野望を頓挫させた。しかしオヴァロンが真のガンヨの座につくには“原母”に帰還を認証されることが不可欠。かくして、オヴァロンは原母の司令ステーションを擁する惑星アリバヌムへ急行する。一方、混乱のなかで本来の人格をとりもどしたにせガンヨは、ペドパイロットへの復讐を決意していた…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1248『垂直世界の戦士』K・W・ジーター
「大戦」後、過去の歴史がほとんど失われてしまった遙かな未来、人々は「シリンダー」と呼ばれる巨大なビルディングの内側の水平な床や外側の壁で暮らしていた。上下にどこまでも続く外側の垂直世界では、いくつかの軍事部族が活動している。部族同士で略奪や戦争をして金儲けをするのだ。そうした軍事部族に戦士の飾りや軍用アイコンを提供する意匠師アクセクターの波瀾に満ちた冒険をいきいきと描きだす活題の長篇SF。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1249『
時空ドーナツ』ルーディ・ラッカー
(2004/9)
コンピュータとロボット群が相互接続した巨大ネットワーク『フィズウィズ』が世界を支配している未来。みんなは仕事をコンピュータとロボットまかせにして、あらゆる人生を3Dフルカラーの映像ホローで体験するだけ。でも、直接フィズウィズと脳を接続するエンジェルのヴァーナーは、そんな退屈な世界では我慢できない。クルトフスキ教授の発明した仮想場発生機を使って、ミクロとマクロの宇宙をめぐる冒険に出発した。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1250『特務隊長グッキー』クラーク・ダールトン&H・G・エーヴェルス
《宇宙英雄ローダン・シリーズ245》
野望破れて敗走した六次元パイロット・グヴァラシュは、タケル側に寝返った! かれの切札はコムダク・ベルト。これで貯蔵庫群を意のままに操り、ハイパー空間にひそむモルシャズタス小銀河を通常空間に復帰させるのが狙いだ。そうなればタケル艦隊により、ガンヤス帝国は完膚なきまでに蹂躙される…ローダンはこの危機を打開すべく、“時空をこえて殺す者”グッキーを隊長とするミュータント・コマンドを投入するが。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1251『
フリーダムズ・ランディング −到着−』アン・マキャフリイ
(2005/10)
《キャテン》
ある日、忽然と地球に襲来したキャテン人の巨大な宇宙船は、クリスをはじめとする地球人を50の都市から誘拐し、奴隷として未開惑星に送りこんだ。キャテン人はそうやって新たな惑星を開拓するのだ。しかも、ほかの星のヒューマノイド種族まで同じ惑星に送りこまれていた。過酷な環境のなかで地球人と異星人は協力して生き残りを賭けた戦いをはじめるが…逆境のなかでもたくましく勇敢に生きるクリスを描く、冒険SF。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1252『
山椒魚戦争』カレル・チャペック
(2003/5)
赤道直下の島の入江には黒々とした不思議な生物が棲んでいた。現地では山椒魚に似た姿から、魔物と怖れられていたかれらだったが、じつは高い知能をそなえていたのだ。自然の中で生きる無垢な山椒魚が現代文明と出会ったとき、その内面に生じた重大な変化とは? チェコが生んだ偉大な文学者カレル・チャペックが、人間社会と山椒魚の出会いを通じて人類の本質的な愚かさを鋭く描き、現代SFの礎となった名作。改訳決定版。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1253『虚空の獄舎』H・G・エーヴェルス&ウィリアム・フォルツ
《宇宙英雄ローダン・シリーズ246》
ウェサケノスの本拠惑星マイントホに到着したローダン一行は“蜂の巣作戦”を実行に移した。アルコン爆弾を用い、タケル帝国の中枢惑星タケラを破壊してしまおうというのだ。ローダンはみずから28名の爆破コマンドを率いてダッカル転送機で出撃する。コマンドはヴァロサル島近くの深海に眠るガンヤス艦「アテク」で実体にもどると、20万年前にリュフォント大佐が構築した海底トンネルを使ってモター山に出発したが…。
(引用:「BOOK」データベース)
SF1254『
ロボットと帝国(上)』アイザック・アシモフ
(2003/12)
SF1255『
ロボットと帝国(下)』アイザック・アシモフ
(2003/12)
惑星ソラリアから人間が消え失せた。しかも、その調査に赴いた二隻の宇宙船は何者かに破壊されてしまった。そこで、新たに派遣される調査隊にソラリア生まれのグレディアが同行するよう要請された。彼女は、ロボットのダニールらとともに旅立つが……〈銀河帝国興亡史〉とロボット・シリーズをつなぐ話題の長篇
(引用:早川書房)
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