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ハヤカワ文庫SFリスト
2021年(SF2311〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2024年(SF2428〜)/ 2023年(SF2393〜)/ 2022年(SF2350〜)/ 2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/ 2019年(SF2212〜)/ 2018年(SF2161〜)/ 2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/ 2015年(SF1985〜)/ 2014年(SF1935〜)/ 2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/ 2011年(SF1791〜)/ 2010年(SF1739〜)/ 2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/ 2007年(SF1595〜)/ 2006年(SF1543〜)/ 2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/ 2003年(SF1429〜)/ 2002年(SF1385〜)/ 2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/ 1999年(SF1256〜)/ 1998年(SF1217〜)/ 1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/ 1995年(SF1089〜)/ 1994年(SF1045〜)/ 1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/ 1991年(SF0909〜)/ 1990年(SF0852〜)/ 1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/ 1987年(SF0699〜)/ 1986年(SF0646〜)/ 1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/ 1983年(SF0501〜)/ 1982年(SF0460〜)/ 1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/ 1979年(SF0326〜)/ 1978年(SF0274〜)/ 1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/ 1975年(SF0155〜)/ 1974年(SF0134〜)/ 1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/ 1971年(SF0014〜)/ 1970年(SF0001〜)
 


 

 
 
SF2311『《ラヴリー・ボシック》発進!』ペーター・グリーゼ&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ632》
 ほかの多くのヴィーロ宙航士たち同様、ロナルド・テケナーと妻のジェニファー・ティロンも、ヴィールス船《ラサト》で地球を旅立った。テケナーの目的はストーカーが喧伝したエスタルトゥの"奇蹟"を見ることよりも、消息不明となっている《ツナミ114》の手がかりを探すことにあったが、エレンディラ銀河の近傍まできても成果は得られていない。そんなとき、奇妙ながらくたのよせあつめのような一難破船を探知した!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2312『疫病惑星の女神』H・G・フランシス&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ633》
 メタバイオ変換能力者イルミナ・コチストワは、不運な者たちの病を癒やす目的のため、ヴィールス船に乗りこんで、ひとりテラを旅立った。彼女もほかの多くのヴィーロ宙航士と同様、エスタルトゥをめざすつもりだ。その途中でたどりついた惑星マガラでは、トカゲの末裔である神官が、かれらの神マガラ・キドが引き起こす病気を利用して住民を支配していた。キドが発信するパラプシ性インパルスが病気の原因と判明するが!?
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2313『生まれ変わり』ケン・リュウ
《ケン・リュウ短篇傑作選5》
 異星からの訪問者トウニン人と共生することになった人類は、悪い記憶を切除し新しい自分に「生まれ変わる」ことが可能になった。トウニン人の恋人をもつ地球人の特別捜査官が謎の殺害テロ事件を追う表題作、アジアの田舎の靴工場で女工として働く少女の不思議な体験を描く「ランニング・シューズ」など、現代アメリカSFの最重要作家のひとり、ケン・リュウの単行本第三短篇集『生まれ変わり』から12篇を収録した傑作集。
【収録作品】
生まれ変わり
介護士
ランニング・シューズ
化学調味料ゴーレム
ホモ・フローレシエンシス
訪問者
悪疫
生きている本の起源に関する、短くて不確かだが本当の話
ペレの住民
揺り籠からの特報:隠遁者──マサチューセッツ海での四十八時間
七度の誕生日
数えられるもの
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2314『エリュシオン脱出』クルト・マール&ペーター・グリーゼ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ634》
 エレンディラ銀河のセポル星系近傍では、永遠の戦士カルマーとその配下であるエルファード人たちが暗躍していた。ヴィールス船の"エクスプローラー"、"ラヴリー・ボシック"、"アスクレピオス"の各ヴィーロ宙航士たちも、さまざまな事件に巻きこまれてしまった。そのひとりであるレジナルド・ブルは、戦士の輜重隊の遊興施設"エリュシオン"に行ったところ、強欲な施設運営者によって監禁され身動きがとれなくなった!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2315『カルフェシュからの指令』デトレフ・G・ヴィンター&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ635》
 クロノフォシル・テラが活性化したのち、無限アルマダはトリイクル9の帰還準備に向けて銀河系を出発した。その護衛船として"ソル"も同行している。そんな"ソル"船内にある日突然、ソルゴル人のカルフェシュがあらわれた。かれの話では、通常宇宙と深淵をつなぐ深淵穴のポジションを、トリイクル9の土台部分となる創造の山に移動させる必要があるらしい。その任務を、ソラナーたちに引き受けてほしいというのだが!?
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)


 

 

 
 
SF2316『神々は繋がれてはいない』ケン・リュウ
 大好きなパパが亡くなり、マディーとママは新しい土地に引っ越してきた。学校でいじめっ子に目をつけられたマディーは、毎日悲しみと不安に傷つきながら過ごしていた。だがある日彼女のノートパソコンに、絵文字だけからなる謎のチャットが届いて……。表題作ほか、謎の尼僧に見いだされ殺し屋として生きることになった唐の将軍の娘の物語「隠娘」など、第三短篇集である単行本『生まれ変わり』から8篇を収録した珠玉の短篇集。
【収録作品】
カルタゴの薔薇
神々は繋がれてはいない
神々は殺されはしない
神々は犬死にはしない
闇に響くこだま
ゴースト・デイズ
隠娘(いんじょう)
ビザンチン・エンパシー
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2317『伝説の艦隊2──〈ウォリアー〉』ニック・ウェブ
 地球防衛戦で大破した〈コンスティテューション〉に代わり、エウロパで保管状態にあった〈伝説の艦隊〉の同型艦〈ウォリアー〉の艦長となったグレンジャー大佐。緊急救援要請を受け、惑星ニュー・ダブリンへと向かった彼は、惑星防衛艦隊と協力し、多大な犠牲を払いながらもスウォーム艦隊を撃退しようとする。だがそのとき〈七種族協定〉第二の種族ドルマシを名乗る謎の異星人艦隊が出現した! 果たして彼らの目的は!?
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2318『叛逆の騎士たち』クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ636》
 遂にトリイクル9の帰還が果たされ、タクヌ星系が誕生した。このミッションを完遂したローダンたちも"バジス"に帰着した。ローダンをはじめとする深淵の騎士4名はコスモクラートのタウレクとヴィシュナに、任務が終了したので深淵の騎士の地位を放棄し、コスモクラートへの奉仕を終了すると宣言した。しかし、任務の終了を認めないタウレクらは深淵の騎士たちの翻意を促すため、かれらに数々の幻覚を見せるのだった!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2319『ウパニシャドの修行』H・G・エーヴェルス&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ637》
 力の集合体エスタルトゥからの使者ストーカーは、エスタルトゥ諸種族の教え"ウパニシャド"を学ぶ銀河系初の学校をエベレスト山の頂上に創設した。英雄学校チョモランマだ。自由テラナー連盟の首席テラナー、ジュリアン・ティフラーも新入生として名を連ねている。あくまで政治的・外交的配慮によるポーズだと考えていたティフラーだったが、宇宙ハンザの要請で、チョモランマに週末だけ訓練に行かされることになった!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2320『最終人類(上)』ザック・ジョーダン
 ありとあらゆる種属がひしめく広大なネットワーク宇宙。その片隅の軌道ステーションで、ウィドウ類の元殺し屋の母親と暮らすサーヤには秘密があった。宇宙種属にもっとも憎まれ、絶滅させられた「人類」の生き残りだったのだ。この秘密のため、彼女はネットワークに必須のインプラント手術を受けられず、まともに仕事も探せない。だが、そのサーヤの正体を知る集合精神オブザーバー類が突然、現われた! 新時代冒険SF
(引用:早川書房)


 

 

 
 
SF2321『最終人類(下)』ザック・ジョーダン
 秘密を暴かれた「人類」の生き残りのサーヤは、ステーションを命からがら逃げだした。乗りこんだ船の仲間に助けられ、自分の出自の謎を探ることに。人類は滅亡したというが、サーヤ以外の生き残りがどこかにいるはず。しかし、このサーヤの行動も、オブザーバー類らネットワークを操る高階層知性体の深遠な策略の一部だった――さまざまな知性と銀河宇宙の広大さを強烈なスケール感で描きだす、新鋭によるスペースオペラ
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2322『法典分子大感染』ペーター・グリーゼ&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ638》
 ブルらは"エクスプローラー"を中心とする船団でシオム・ソム銀河の東側へ向かっていた。同船団の"アスクレピオス"に乗船するコチストワはキドとともに、法典分子を体内に取り込み昏睡状態に陥ったハンザ・スペシャリスト四人の治療にあたっていたが、キドは自分の身体になんらかの変化の兆候を感じとり失踪してしまう。そんななか、法典分子が"アスクレピオス"内に広がりコチストワは抗血清の開発を急ぐのだった。
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2323『エルファード人の野望』H・G・エーヴェルス&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ639》
 "エクスプローラー"を訪れた異人三名と会合したレジナルド・ブルは、古い記憶に圧倒される思いだった。この訪問者は、グルエルフィン銀河を故郷とするヒューマノイド種族カピンだったのだ。その話によると、グルエルフィンは四十四年前、オヴァロンの忠告のおかげで、力の集合体エスタルトゥの使者による侵略をしりぞけたという。カピン三名は、四百年以上におよぶ種族の歴史と、永遠の戦士との関わりを語りはじめた!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2324『マザーコード』キャロル・スタイヴァース
 2049年。アフガニスタンで使用されたバイオ兵器が暴走し、致死的病原体となって世界じゅうに広まった。人類滅亡を目前にして、遺伝子操作により病原体に免疫を持つ子供たちが作りだされ、〈マザー〉と呼ばれるロボットに託される。それから12年……〈マザー〉ボットに育てられた少年カイは、ほかの〈マザー〉の子供たちと出会い、ある決断を迫られるが……破滅した世界での希望の子供たちを描いた、近未来SFサスペンス
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2325『星々の息子たちの島』H・G・フランシス&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ640》
 パラ露をめぐり、テラナーとカルタン人に新たな対立が生まれていた。パラ露を奪取したカルタン人らは損害を受けつつも、追跡をかわし惑星スコラに避難。その海に浮かぶ"星々の息子たちの島"に強行着陸し、損傷した船の修理をはかる。しかしそこは敵意に燃えるスコラ人最大の軍事力集結地でもあった。スコラ人との戦闘、さらにテラナーたちとの抗争も続くなか、カルタン人の庇護者ダオ・リン=ヘイは新たな決断をする!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)


 

 

 
 
SF2326『テレポート・プロジェクト』アルント・エルマー&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ641》
 カルタン人のパラ露奪還を機とする宇宙ハンザとカルタン人の対立が厳しさを増すなか、テレポート実験がアルコン【ローマ数字/1】でおこなわれることとなる。惑星規模の大規模実験に実験参加希望者が押しよせるなか、ストーカーによるティフラーら三人のシャンを巻き込んだ巨大な陰謀が進行していた!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2327『カルタン人の葛藤』H・G・エーヴェルス&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ642》
 過去、M‐33において、カルタン人種族とマークスを祖に持つ水素呼吸体マーカル種族は領土戦争をくりかえしていた。かつて銀河系で非常に強い宇宙震が起こったとき、恒星ヌジャラの周囲にパラ露が物質化したことで、これを用いたカルタン人は戦いを優位に進めていく。だが同時に、グレート・ファミリーと呼ばれる名家七つのあいだでパラ露の支配圏をめぐる軋轢が生じ、やがてカルタン人は内戦の危機を迎えるのだが…!?
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2328『生命ゲームの勝者』クルト・マール&ペーター・グリーゼ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ643》
 惑星マルダカアンで生命ゲームに参加したロワ・ダントンとロナルド・テケナーは、永遠の戦士の法典に謳われる三つの戒律をことごとく無視しつつも、次々に勝利をおさめていった。やがてふたりは決勝に進出し、ダントンが伯爵の息子ソルトゥウン・アヂュフに、テケナーが反乱軍の首領ウォラシュに扮することになる。対する相手は、法典ガスの過剰摂取で恐ろしい戦闘マシンと化したヴォルカイル扮する暴君、タルジーヴだ!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2329『シオム・ソム銀河の凪ゾーン』ペーター・グリーゼ&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ644》
 パーミット保持者のダントンとテケナーは惑星パイリアで紋章の門"テラナー門"の落成式を挙行する。二人が法典分子の影響を受けるのを阻止すべく、抗法典分子血清を持参したポリネーゼもパイリアをめざす。その体内にシガ星人ルツィアン・ビドポットとスーザ・アイルをしのばせて……
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2330『スリマヴォの冒険』エルンスト・ヴルチェク&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ645》
 テラナー、カルタン人、そしてストーカーのパラ露をめぐる思惑が渦巻き対立と不信を深めるなか、スリマヴォはおとめ座銀河団に向かう途上にいた。シルラガルの踊るモジュールの輪舞にまき込まれグラヴォ・エンジンしか使えなくなった一行は、惑星ゴリクジャクを探検することにするが!
(引用:早川書房)


 

 

 
 
SF2331火星へ(上)』メアリ・ロビネット・コワル(2022/7)
 巨大隕石の落下による環境悪化のため、急遽、人類が宇宙進出を迫られた世界。1961年、国際航空宇宙機構は月面コロニーを建設し、次なる目標を火星コロニー建設に定めていた。〈レディ・アストロノート〉として知られる計算者で宇宙飛行士のエルマは、その火星計画での初の有人ミッションへの参加を要請される。家族とキャリアとのあいだで悩んだ末に、エルマは任務を引き受けるが……。主要SF三賞受賞『宇宙へ』続篇!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2332火星へ(下)』メアリ・ロビネット・コワル(2022/7)
 エルマたち第一次火星探険隊のクルーは、宇宙ステーションでの訓練を終え、火星へと旅立った。有人宇宙船二隻に乗りこんだ各国からの十四名が、コロニー建設に向け、探査を行なう計画だ。だが、旅の序盤でのトイレの故障に始まり、メンバー間の軋轢や火事、感染症などつぎつぎとトラブルが発生。そしてついに死者が出てしまった――有人探査が実現したもうひとつの宇宙開発史をつづる改変歴史SF第二弾。解説/鳴庭真人
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2333『カルタン人の秘密基地』H・G・エーヴェルス&マリアンネ・シドウ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ646》
 ジュリアン・ティフラー、ニア・セレグリス、ドモ・ソクラトのシャン三名は、十段階あるウパニシャドの教えの第四段階ハモシュを修了し、さらにその上をめざしていた。通常なら数年かかる修行だが、どうやらストーカーは、三名を異例のスピードで昇進させるつもりらしい。そんなとき、ティフラーの前に平和運動家や未知団体"スター・ウォリアーズ"のメンバーがあらわれ、恒久的葛藤の教えを捨てろとうながすのだが…
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2334『エルファード人からのメッセージ』
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ647》
 パーミット保持者ロワ・ダントンおよびロナルド・テケナーと妻たちは、シガ星人ルツィアン・ビドポットとスーザ・アイルとともに惑星ムリロンの"蛮族の門"から惑星ソムの"王の門"へとやってきた。ソムには永遠の戦士イジャルコルがいるというのだが、なかなか会うことができない。そんなとき、かれらの面倒をみるというエルファード人から、ソム人退役軍人たちの葬儀に出席して弔辞を述べるように指示されたが…?
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2335帝国という名の記憶(上)』アーカディ・マーティーン(2021/9)
 未来、独立した主権をもつ採鉱ステーションのルスエルは、銀河を支配する大帝国テイクスカラアンから突如新しい大使を派遣するよう要請される。マヒートはルスエルの技術の粋たる神経プラント"イマゴマシン"に前任大使イスカンダーの記憶と人格を移植し、新任大使として帝国の中心惑星シティに降り立つ。だがマヒートを待ち受けていたのは恐るべき巨大な陰謀だった……俊英のデビュー長篇にしてヒューゴー賞受賞作!
(引用:「BOOK」データベース)


 

 

 
 
SF2336帝国という名の記憶(下)』アーカディ・マーティーン(2021/9)
 新任大使としてテイクスカラアン帝国に着任したマヒートは、案内役のスリー・シーグラスとともに前任大使イスカンダーの死の謎を追っていた。だが調査を進めるうち現皇帝の後継者争いにまつわる陰謀の数々が浮かび上がり、街中で爆破テロ事件が勃発、激しいデモも発生し治安は悪化の一途を辿りはじめる。ついにはマヒート自身の命も狙われて……巨大な銀河帝国を蝕んでいく謀略の行方は? 激賞を浴びた絢爛たる宮廷陰謀劇。解説/鳴庭真人
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2337『新生ソト任命』クルト・マール&ペーター・グリーゼ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ648》
 ロワ・ダントン一行が到着した砂漠惑星ボルダルには、永遠の戦士十二名が全員集結していた。だがそこに、十三番めの存在があらわれる。かれはソト=ティグ・イアンと名乗り、銀河系諸種族を恒久的葛藤の信者にできなかったストーカーにかわって"新ソト"になったと宣言し、銀河系の掌握に向かうと告げるのだった。ティグ・イアンの"ゴムの星"から脱出したスリマヴォはハンザ・キャラバンにその危機を告げようとする!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2338『アクアマリンの再会』H・G・エーヴェルス&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ649》
 ストーカーから永遠の戦士の地位をあたえられたハルト人のドモ・ソクラトは、輜重隊員を徴募するため、かつてハルト人の流刑惑星だったテルツロックに向かった。そこでなら好戦的な住民も多く、輜重隊への志願者が殺到するだろうと考えたのだ。ところが、テルツロックのハルト人は変化した暴力クリスタル、テルツォロスのせいで極端な平和主義になっていて戦いに興味をしめさない。そこでソクラトは一計を案じるのだが!?
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2339『伝説の艦隊3──〈ヴィクトリー〉』ニック・ウェブ
 ブリタニア星系で交戦中のグレンジャー艦長率いる"ウォリアー"の前に、突如、新たな異星種族が出現した。スキオーラと名乗るヒューマノイド型異星人によれば、七つの種族を支配し、人類に攻撃をしかけてくるスウォームは、実はこの宇宙固有の生物ではなく、亜空間に存在する生命体だという。グレンジャーはスキオーラと協力し、人類を滅亡から救うため、敢然と強大な敵に立ち向かうが…熱血戦争SF3部作、堂々完結!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2340『ネットウォーカー』 エルンスト・ヴルチェク&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ650》
 ロワ・ダントンとロナルド・テケナー、その妻ふたりとシガ星人三名は、ムリロン人ヴェト・レブリアンとともに、戦士イジャルコルの船に随行して惑星エトゥスタルに向かっていた。エトゥスタルはアブサンタ=ゴムとアブサンタ=シャド両銀河が重なるゾーンにあり、超越知性体エスタルトゥの居所だという。ダントンとテケナーが足を踏み入れたその惑星は"エスタルトゥの庭園"と呼ばれ、まるでパラダイスのようだった…。
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)


 

 

 
 
SF2341『エイレーネの行方』H・G・エーヴェルス&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ651》
 NGZ445年9月、ローダンの娘エイレーネは16歳の誕生日にネットウォーカーとなり、コスモヌクレオチド"ドリフェル"を守る組織にくわわった。そのドリフェル近傍で謎のプシオン性物体が物質化し、周囲のプシオン・ネットが機能しなくなったため、エイレーネは惑星ソム=ウサドに弾き出されてしまう。ソム=ウサド人の指導者フィロアドはネットから落ちてきた彼女を漂着物と考え商人に高値で売り飛ばそうとしていた!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2342町かどの穴』R・A・ラファティ(2022/5)
 《ラファティ・ベスト・コレクション1》
 町かどにあいた大きな穴のせいでもうひとりの自分が多数発生してしまう事件の顛末を描く「町かどの穴」、惑星調査隊が直面したあらゆるものを盗む天才エイリアン"どろぼう熊"をめぐる悪夢「どろぼう熊の惑星」、考古学者たちがいつも"つづく"で終わる奇妙な絵文字が刻まれた石の謎に取り憑かれる「つぎの岩につづく」など、伝説の作家ラファティによる不思議で奇妙な物語全19篇を精選したベスト・オブ・ベスト第一弾。
【収録作品】
「町かどの穴」
「どろぼう熊の惑星」
「山上の蛙」
「秘密の鰐について」
「クロコダイルとアリゲーターよ、クレム」
「世界の蝶番はうめく」
「今年の新人」
「いなかった男」
「テキサス州ソドムとゴモラ」
「夢」
「苺ヶ丘」
「カブリート」
「その町の名は?」
「われらかくシャルルマーニュを悩ませり」
「他人の目」
「その曲しか吹けない」
「完全無欠な貴橄欖石」
「〈偉大な日〉明ける」
「つぎの岩につづく」
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2343『被告人ブル』アルント・エルマー&ペーター・グリーゼ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ652》
 ペリー・ローダンは悪徳商人に捕まった娘エイレーネを、ようやく惑星パイリアで探しだした。ところが、パイリアから脱出した先の惑星トペラズでまたもや、娘ともどもソム人に拘束されてしまう。ふたたび虜囚となったローダンが監獄で出会ったのは、シアコンと名乗る、謎めいたネコ型生物だった。カルタン人のように見えるが真相は不明だ。シアコンはローダン親子に共感をおぼえたらしく、脱獄を手助けするというのだが!?
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2344『チャヌカーの秘密洞窟』アルント・エルマー&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ653》
 レジナルド・ブルとヴィーロ宙航士たちは、15年ぶりに惑星ボンファイアをふたたび訪れた。この惑星では、永遠の戦士アヤンネーのために住民を恒久的葛藤へと駆りたてるヴィレーヤーと、それに対抗する独立主義者ポテアが長年にわたって闘争を続けていた。そんな危険な惑星で、ブルはローダンと待ち合わせをしていたのだ。だが、苦労のすえボンファイアにひそかに到着したローダンをつけねらう者が暗躍をはじめていた…
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2345『クロストーク(上)』コニー・ウィリス
    新書版 『クロストーク(2020/10)
 画期的な脳外科手術EEDを受けることにより、恋人や夫婦がたがいの気持ちをダイレクトに伝え合うことが可能になった社会。通信電話メーカーのコムスパン社に勤務するブリディは、エリートビジネスマンでボーイフレンドのトレントとの愛を深めるため、干渉してくる親族たちや社内一の変人と名高いCBの反対を押し切って、EED処置を受けるが……。人の心がわかることは幸福につながるのか? 超常恋愛サスペンス大作。
(引用:「BOOK」データベース)


 

 

 
 
SF2346『クロストーク(下)』コニー・ウィリス(2020/10)
    新書版 『クロストーク(2020/10)
 恋人の愛情をダイレクトに伝えてくれるはずのEED処置なのに、ブリディはとんでもない相手と接続してしまう。しかも、やがて不特定多数の心の声が聞こえ始め、パニックに陥るブリディ。そんな彼女に救いの手を差し伸べてくれたのは、変人だと思っていたCBだった……。人の心がわかることは呪いなのか、福音なのか? SFならではのモチーフでコミュニケーションの未来をコミカルに描き出す、ラブコメサスペンス大作。
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2347『暗黒空間突入』エルンスト・ヴルチェク&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ654》
 アブサンタ=シャド銀河とアブサンタ=ゴム銀河が重複するゾーンに"暗黒空間"と呼ばれる宙域がある。その宙域にある惑星エクリットは無価値だが、両銀河を支配する永遠の戦士アヤンネーとグランジカルが面目をかけて領有権を争っていた。惑星住民のオファラー、ヴォソ・ミイは生命ゲームに負けてトシンとなり、名誉回復のためひと旗あげようとしている。そのヴォソ・ミイに、怪しげな侏儒のガヴロン人が接近してきた!
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2348『神聖寺院作戦』クルト・マール&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ655》
 レジナルド・ブルの副官ファジーことボニファジオ・スラッチは、ソト=ティグ・イアンの護衛部隊の拠点である宇宙要塞から逃れ、名もなき惑星にある"クラーク・フリッパー基地"にやってきた。ここはソト=ティグ・イアンに対する抵抗組織GOIの本拠地だ。ファジーはGOI代表のジュリアン・ティフラーから任務をいいわたされる。パラ露をひそかに入手するため、惑星アラロンにいる闇商人に接触せよというのだが…世界最長のスペースオペラ。
(引用:紀伊國屋オンライン内容紹介文)

 
 
 
SF2349ファニーフィンガーズ』R・A・ラファティ(2022/8)
 《ラファティ・ベスト・コレクション2》
 鉄からなんでも生み出す少女、オーリャド・ファニーフィンガーズ。やがて彼女にボーイフレンドができるが……。愛らしくもせつない「ファニーフィンガーズ」、〈ベンガル・タイガー団〉を率いる少女カーナディンが殺人事件で驚くべき推理を披露する「恐るべき子供たち」、笛を吹くと舞い降りてくる奇妙な月で遊んだ日々を想う「昔には帰れない」など、キュートで謎めいた物語全20篇を収めたベスト・オブ・ベスト第二弾。
【収録作品】
「ファニーフィンガーズ」
「日の当たるジニー」
「素顔のユリーマ」
「何台の馬車が?」
「恐るべき子供たち」
「超絶の虎」
「七日間の恐怖」
「せまい谷」
「とどろき平」
「レインバード」
「うちの町内」
「田園の女王」
「公明にして正大」
「昔には帰れない」
「浜辺にて」
「一期一宴」
「みにくい海」
「スロー・チューズデー・ナイト」
「九百人のお祖母さん」
「寿限無、寿限無」
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
 

 
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