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ハヤカワ文庫SFリスト
2022年(SF2350〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2024年(SF2428〜)/ 2023年(SF2393〜)/ 2022年(SF2350〜)/ 2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/ 2019年(SF2212〜)/ 2018年(SF2161〜)/ 2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/ 2015年(SF1985〜)/ 2014年(SF1935〜)/ 2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/ 2011年(SF1791〜)/ 2010年(SF1739〜)/ 2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/ 2007年(SF1595〜)/ 2006年(SF1543〜)/ 2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/ 2003年(SF1429〜)/ 2002年(SF1385〜)/ 2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/ 1999年(SF1256〜)/ 1998年(SF1217〜)/ 1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/ 1995年(SF1089〜)/ 1994年(SF1045〜)/ 1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/ 1991年(SF0909〜)/ 1990年(SF0852〜)/ 1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/ 1987年(SF0699〜)/ 1986年(SF0646〜)/ 1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/ 1983年(SF0501〜)/ 1982年(SF0460〜)/ 1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/ 1979年(SF0326〜)/ 1978年(SF0274〜)/ 1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/ 1975年(SF0155〜)/ 1974年(SF0134〜)/ 1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/ 1971年(SF0014〜)/ 1970年(SF0001〜)
 


 

 
 
SF2350『地獄のソトム』H・G・エーヴェルス&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ656》
 ジュリアン・ティフラーとニア・セレグリスはGOIのバラテンサー三名とともに"神聖寺院作戦"を開始した。ウパニシャド学校チョモランマにあるソト=ティグ・イアンの司令本部ソトムに侵入して、情報を入手するためだ。パラテンサーのひとり、ティンタ・ラエはチョモランマで身分をいつわり別行動していたが、正体を知られて危機におちいってしまう。そのティンタを救うべく登場したのは、謎めいた白髪の老人だった!
(引用:紀伊國屋オンライン)


 

 

 
 
SF2351『盗聴拠点ピンホイール』マリアンネ・シドウ&H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ657》
 カルタン人にとり"ラオ=シン"とは、種族のあいだで古代から伝わる楽園であり、約束の地のことだった。そこに種族の全員を移住させるため、カルタン人はラオ=シン入植計画を実行する。かれらがアルドゥスタアルと呼ぶ三角座銀河から四千万光年の距離にあるラオ=シンで、庇護者ダオ・リン=ヘイの指揮のもと、入植地は着実な発展を遂げていた。だが、そのダオ・リン=ヘイにアルドゥスタアルへの帰還命令が出される!
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2352『NSA(上)』アンドレアス・エシュバッハ
 第二次大戦中のドイツで携帯電話とインターネットが発展し、高度な監視システムが構築されたら? 20世紀初頭にほぼ現代同様のコンピュータが開発されたこの改変歴史世界のドイツで、国家保安局NSAはすべてのデータを監視し、保存していた。この日は視察に訪れた親衛隊の高官のため、アナリストのレトケとプログラム作成係のヘレーネはNSAの有用性を示すデモを行うのだが――クルト・ラスヴィッツ賞受賞の大作SF!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2353『NSA(下)』アンドレアス・エシュバッハ
 NSAで監視プログラムを作成するヘレーネは、脱走兵の恋人をこっそりかくまっていた。彼が当局に見つからないようNSAのデータに手を加えていくことに。一方アナリストのレトケは、少年時代に受けた屈辱を今も恨みに思い、NSAのデータを利用して女性たちに仕返しをしていく。戦争がつづく中で、二人の行為が明るみに出て――全体主義社会に現代の監視技術を巧妙に外挿した、恐るべき歴史改変SF。解説/山形浩生
(引用:早川書房)

 
 
 

SF2354『スノウ・クラッシュ[新版]上』ニール・スティーヴンスン
    旧版『スノウ・クラッシュ(上)(2020/8)
 連邦政府が無力化し資本家によるフランチャイズ国家が国土を分割統治する一方、オンライン上に仮想世界「メタヴァース」が築かれた近未来のアメリカ。アヴァター技術を開発した凄腕ハッカーにして、マフィアが経営する高速デリバリーピザの"配達人"ヒロ・プロタゴニストはある日、メタヴァースで出会った男に「スノウ・クラッシュ」なる謎のドラッグを手渡されるが…。本書が未来を書き換え、SFは現実と接続された。
(引用:紀伊國屋オンライン)


 
 
 
SF2355『スノウ・クラッシュ[新版]下』ニール・スティーヴンスン
    旧版『スノウ・クラッシュ(下)(2020/8)
 スノウ・クラッシュを使用したアヴァターは制御不能となり、現実世界の実体までもが意識不明に陥る―"特急便屋"の少女Y・Tとともにこの怪事件の調査に乗り出すヒロ。アメリカとメタヴァースを駆けめぐり、ライブラリアンAIの導きで自意識や言語の発生源へと古代シュメール史を遡行する大活劇の果て、明らかになる人類の陥穽とは?Google、PayPal、Metaの創業者たちに霊感を与え続けるヴィジョン。
(引用:紀伊國屋オンライン)


 

 

 
 
SF2356『カリュドンの狩り』 ペーター・グリーゼ&エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ658》
 コスモヌクレオチド・ドリフェル近傍の虚無空間に出現した人工物"丸太"は、ネットウォーカーたちにとって恐怖の存在となっていた。非常に強力なハイパー放射源であるため、周囲のプシオン・ネットが機能しなくなってしまうのだ。その正体はいったいなんなのか?謎を解明しようと、ネットウォーカー三名が、ジェフリー・ワリンジャーの開発した特殊機器ストレンジネス・シールドとともに"丸太"に接近したのだが…
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2357『ドリフェルへの密航者』エルンスト・ヴルチェク&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ659》
 アラスカ・シェーデレーアはハトゥアタノのリーダーであるライニシュの傭兵となり、カリュドンの狩りに参加を志願した。惑星ヤグザンのオルフェウス迷宮に囚われたロワ・ダントンとロナルド・テケナーを救いだすためだ。同じころ、ヴェト・レブリアンとその伴侶スリマヴォもヤグザンに入り、狩人としてひそかにダントンとテケナーの行方を追う気でいた。それぞれの思惑を秘めたカリュドンの狩りが、いよいよ開始される!
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2358『男たちを知らない女』クリスティーナ・スウィーニー=ビアード
 災厄は英国、グラスゴーから始まった。救急外来にきた男性が次々に死んでいったのだ。最初は一般的なインフルエンザの症状に思えるが、男だけが数日で息を引きとってしまう。男児は生まれてすぐ死んでいき、免疫のある男性は十人に一人。この恐るべき疫病はまたたくまに広がり、やがて全世界で人類の半分が亡くなった――愛する者を失い、男性のいない新しい世界を生きていく女たち。衝撃の近未来破滅SF 解説/菅浩江
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2359『銀河ギャンブラー』ペーター・グリーゼ&K・H・シェール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ660》
 エスタルトゥ十二銀河では不穏な噂がひろまっていた。"超越知性体エスタルトゥはもうここにはいない"というもので、永遠の戦士十二名のあいだでも頻繁にささやかれるようになる。超越知性体の居所である惑星エトゥスタルに行ったはずの戦士イジャルコルも、そのときの記憶を思いだせない。そこで戦士たちはシオム・ソム銀河、惑星ソムの衛星にあるイジャルコルの宮殿で会合を開くことにした。はたして噂は事実なのか?
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2360『焦点のビッグ・プラネット』H・G・フランシス&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ661》
 ティグ・イアンがストーカーに勝利してあらたなソトの地位について以来、ハルト人の居住惑星テルツロックは隔離バリアによって封印されていた。惑星に幽閉状態となったドモ・ソクラトとその友ベンク・モンズは、テルツロック脱出の手立てを探る。一方そのころジュリアン・ティフラーとニア・セレグリスを乗せたスプリンガー船"オスファー1"の船長キャプテン・アハブも、ドモ・ソクラト救出に向けて動きだしたが…?
(引用:紀伊國屋オンライン)


 

 

 
 
SF2361『パラディンVIの真実』H・G・エーヴェルス&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ662》
 "ブリー"乗員のGOIメンバーのシド・アヴァリトたちはソト=ティグ・イアンの護衛部隊であるハンター旅団に襲撃され、自ら"ブリー"を爆破し捕虜となる。GOIメンバーは宇宙要塞七〇三にてハンター旅団の指揮官ウィンダジ・クティシャにより激しい拷問を受け、次々と命を落としていく。そのことを知らされたGOI代表のジュリアン・ティフラーらは、捕虜になったGOIメンバーを救い出すべく動き出すが…!
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2362『カルタン人の逆襲』クルト・マール&アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ663》
 GOIの"メビウス作戦"の準備が進むなか 拿捕した宇宙船《ムウニ・ロパール》にはエ スタルトゥからの艦隊到着の情報があった!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2363『われらはレギオン4 上──驚異のシリンダー世界』デニス・E・テイラー
 40年ぶりにエリダヌス座デルタ星系に戻ったボブは、自らが産みだした「ボブたち」がますます増殖し、多彩になっていることに驚く。それでも気を取りなおし、行方不明になって百年以上たつベンダーの捜索に旅立つ。そして数年後、ついにうさぎ座イータ星系で破壊されたベンダーの残骸を発見する。しかもその星系には、直径90キロ、全長十数億キロのシリンダー状の超巨大建造物が! 果たしてベンダーはそこに囚われているのか?
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2364『われらはレギオン4 下──驚異のシリンダー世界』デニス・E・テイラー
 ドローンを使った調査により、巨大建造物の内部には、身長120センチほどの太ったカワウソかビーバーのような異星種族クインラン人が、長大な川にそって産業革命以前程度の文明を築いていることが判明する。クインラン人そっくりで自動翻訳機能を備えたアンドロイド、マニーを製作したボブは、それを遠隔操作し、ウィルやブリジットらの仲間とともにベンダーの行方を求めて探索を開始するが……シリーズ待望の第4弾登場!
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2365『死者のハーモニー』マリアンネ・シドウ&ロベルト・フェルトホフ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ664》
 カルタン人の背後に全知者と呼ばれる指導グループが存在することを知った三角座情報局のチーフ、ニッキ・フリッケルは、彼女たちの秘密を知るため、盗聴能力を持つポエル・アルカウンとともに出発した。だが全知女性もまた、秘密を守るため、恐るべき陥穽をその行く手にしかけていた!
(引用:早川書房)


 

 

 
 
SF2366『ハイブリッド植物強奪』エルンスト・ヴルチェク&K・H・シェール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ665》
 アラスカ・シェーデレーアがプシオン共生体のテスタレの行方を必死で探していた。手がかりは《タルサモン》に残されていた「ロワとロンの妻たちの救出を最優先してほしい」というメッセージだけ。アラスカはライニッシュに囚われているロワとロンの妻救出のため、タロズへと向かうが!?
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2367最後の宇宙飛行士』デイヴィッド・ウェリントン(2023/9)
 20年にわたり宇宙開発が停滞した近未来、普通にはありえないコースで地球をめざす天体2Iが発見された。異星の宇宙船だろうか? NASAは急遽、探査ミッションを始動する。船長はただ一人、有人宇宙探査の経験を持つサリー・ジャンセンだ。だが、未知の異星人との接触を期待して2Iに接近したサリーたちを、衝撃の事実が待ち受けていた……! 名作『宇宙のランデヴー』を彷彿とさせる新世代ファーストコンタクトSF
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2368『イジャルコルの栄光のために』H・G・フランシス&ペーター・グリーゼ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ666》
 紋章の門を出た15万人のオファルの合唱団は愕然とした。そこが生命のゲームの開催地である惑星ソムの王の門ではなく、パイリアのテラナー門だったからだ。合唱団のトオモアン・タアアンとケエエン・チャアエルは、再度ソムに転送してもらうため、門マスターのところへと向かうが……。
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2369『グッキー、危機一髪!』 クルト・マール&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ667》
 ラオ=シンの故郷惑星フベイ探索中のレジナルド・ブルのもとに「ピナフォルで会おう。フベイの手がかりがあるかも」との連絡がグッキーから入った。ブルはピナフォルに向かう。ブル一行はそこで村人たちに歓待されるが、肝心のグッキーの姿がない。行方を求め、ブルは探索を開始する!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2370『デスパーク』ガイ・モーパス
 他の肉体やアンドロイドに精神を移すことができ、寿命が法で定められている未来。ひとつの体を共有するアレックスたち五人は、人生の残り時間を増やすため危険な死のゲームが行われるデスパークに向かう。だがゲーム中に共有仲間のひとりが消えた。何者かに殺されたのか? 新鋭による殺人バーチャルゲームSF
(引用:早川書房)


 

 

 
 
SF2371『番人の失われた贈り物』アルント・エルマー&H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ668》
 GOIの迎撃を逃れた"番人の贈り物"百万個は銀河系イーストサイドに浸透していった。星系内に出現した贈り物は、その強力なプシオン放射によりブルー族の理性を狂わせ、欲望を増大させ、より好戦的にブルー族を作りかえていく。ブルー族のもとハンザ・スペシャリストのトリュリイトは、引退して故郷のガタスにもどり、72人の孤児たちの養父として暮らしていた。そんなかれのもとにも、番人の贈り物は現われるが…!?
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2372『エスパー大戦』エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ669》
 ニュレロ星系でダオ・リン=ヘイを捕らえて以来、3カ月にわたって、ニッキ・フリッケルひきいる"ワゲイオ"は、カルタン人艦隊による執拗な追撃を受けていた。あらゆるPIG基地はカルタン人の艦隊によって封鎖され、損傷を受けた"ワゲイオ"を修理することもできず、ひたすら逃げまどっていたのだ。やむなく、唯一その存在を知られていないと思われる恒星ムウレダのコロナ内に位置する衛星基地黄昏へと向かうが…。
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2373『イジャルコル最後の戦い』 クルト・マール 著 アルント・エルマー
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ670》
 紋章の門の崩壊という敗北を喫し、永遠の戦士イジャルコルは精神的に打ちのめされた。法典ガスを吸って精神を高揚させようとするが、なぜかこれまでと異なり、法典ガスは失われた過去の記憶を呼び起こしていく。五万年前、自分がコルという名のシフト責任者だったこと、空を眺め、歌や詩をつくるのが好きだったこと…。記憶を取り戻したイジャルコルは、進行役への反感を胸に秘め、艦隊をひきいて反乱者征伐へと向かうが!?
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2374『潜入捜査官ブル』 ロベルト・フェルトホフ 著 H・G・フランシス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ671》
 カルタン人の秘密を追うレジナルド・ブルは、惑星ピナフォルで入手したラオ=シンの植民地惑星の座標をもとに、惑星クマイへと向かう。イルミナ・コチストワに作成してもらった病気のカルタン人のバイオ・マスクをもちいて、潜入捜査を行なおうと考えたのだ。"エクスプローラー"がクマイに到着し、"ラヴリー・アンド・ブルー"で地表に降りたブルは、その変装に気づかれることなく、医療施設への潜入に成功するが…。
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2375アポロ18号の殺人(上)』クリス・ハドフィールド(2023/1)
 1973年、アポロ18号の打ち上げを間近に控え、カズ・ゼメキスはヒューストンのNASA有人宇宙船センターに軍の連絡将校として着任する。宇宙飛行士候補だった彼には特別な思いのある任務だ。最後の月着陸となる今回のミッションは、ソ連の軌道上偵察ステーションと月面探査車を対象とした軍事目的となる。だが打ち上げの直前、事故が起きた――架空のアポロ18号を題材に宇宙飛行士の著者が描いた、もう一つの宇宙開発史。
(引用:「BOOK」データベース)


 

 

 
 
SF2376アポロ18号の殺人(下)』クリス・ハドフィールド(2023/1)
 打ち上げ直前のヘリ死亡事故によるクルー変更にもかかわらず、カズたちが見守るなか、アポロ18号は無事飛び立つ。最初の目的は軌道上のソ連偵察ステーション、アルマースだ。そこで思いがけないソ連宇宙飛行士との衝突が起こるものの、クルーは予定どおり月へ向かうことに。だが、そのころ地上ではヘリ事故が破壊工作の結果だと判明していた。そしてその容疑者は宇宙にいた! 衝撃の改変歴史SFスリラー。解説/中村融
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2377『コマンザタラの冒険』K・H・シェール&ペーター・グリーゼ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ672》
 タッファス・ロゾルとロルカ・ヴィセネンは、"丸太"から脱出してきたラトバー・トスタンとポージー・プースの救出に成功する。"丸太"での15年間の記憶を取り戻させようと、ローダンは"パラ心理尋問"にかけるが、記憶はもどらない。最初は協力していたトスタンだったが、やがて「自分を必要としているのは故郷銀河だ」という思いがつのり、相棒のポージー・プースとともに、"タアフル"で故郷銀河をめざすが…!?
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 

SF2378『決戦! 宇宙要塞三二〇一』マリアンネ・シドウ&クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ673》
 巨大宇宙船"ナルガ・サント"のコンピュータ複合体は、数百万光年はなれたラオ=シンで、恐るべきカタストロフィが起ころうとしていると全知者たちに知らせる。そして、この危機を救えるのは、"悟りの霊廟"に眠る睡眠者だけであると。ダオ・リンはニッキ・フリッケルとポエル・アルカウンとともに、霊廟へと向かうことを決意する。三人はさまざまな罠が待ちうける、恐るべき死の迷宮と化した霊廟に入っていくが…!?
(引用:紀伊國屋オンライン)


 
 
 
SF2379『無情の月(上)』メアリ・ロビネット・コワル
 《レディ・アストロノート》
 巨大隕石落下の影響で人類が宇宙進出を迫られ、月面基地が設立された世界。1963年、初の有人探査船が火星への旅路のなかばに到達したある日、カンザス宇宙港で打ち上げ直後の貨物ロケットが爆発する。宇宙開発に反対する過激派のテロ工作らしい。月面にも一味が侵入した形跡があるとわかり、極秘調査のため、宇宙飛行士で州知事夫人のニコールが月へ送りこまれることに……。主要SF三賞受賞『宇宙へ』シリーズ第三弾!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2380『無情の月(下)』メアリ・ロビネット・コワル
 《レディ・アストロノート》
 ニコールは大統領選への出馬を目指す夫を地球に残して月へ向かうが、彼女の乗った宇宙船が月着陸時に事故を起こす。それも過激派の破壊工作と判明し、以降も月面基地での伝染病の蔓延、原因不明の停電発生と危機的状況が続く。ニコールは謎の破壊工作者の正体を突き止めるため調査に取り組むが、さらなる悲劇が起きた……。宇宙開発が進んだ世界での女性宇宙飛行士たちの活躍を描く、改変歴史SF第三弾。解説/秋山文野
(引用:早川書房)


 

 

 
 
SF2381『ブラックホール攻防戦』クルト・マール 著 エルンスト・ヴルチェク
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ674》
 みずからの艦隊を撃破され、さらに腹心のハンター旅団指揮官ウィンダジ・クティシャを殺されたソト=ティグ・イアンは激怒し、銀河中央部の超巨大ブラックホールを使って銀河系を殲滅すると宣言した!事態を憂慮したGOI代表ジュリアン・ティフラーは、ギャラクティカム連合艦隊十万隻を銀河中心部に集結させ、ロボット艦隊を使ってソト=ティグ・イアンのたてこもるウドゥル・ステーションに攻撃をしかけたが…!?
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2382『滅びゆく宇宙タルカン』エルンスト・ヴルチェク 著 クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ675》
 ストーカーがソト=ティグ・イアンを倒し、故郷銀河に平安が訪れたことをグッキーから知らされたローダンたちは安堵した。残すは"不吉な前兆のカゲロウ"の問題だけだ。四星系植民国家タルカニウムが保有するバラ露がカゲロウに反応し、その影響で監視役をつとめるエスパーたちがつぎつぎに無残な死を遂げていたのだ!ローダンは永遠の戦士イジャルコルを仲介役に、ナックとカルタン人とを引き合わせようとするが…
(引用:紀伊國屋オンライン)

 
 
 
SF2383平和という名の廃墟(上)』アーカディ・マーティーン(2023/8)
 銀河を支配する帝国テイクスカラアンに、採鉱ステーションのルスエルから派遣されてきた新任大使マヒート。帝国で勃発した皇位継承権をめぐる陰謀劇に巻き込まれながらも難局を乗り切った彼女は休暇を取りルスエルへ帰還していた。その前に現れたのは帝国で彼女と行動を共にしていた案内役のスリー・シーグラスで!? 前作『帝国という名の記憶』に続いてヒューゴー賞を受賞、あわせてローカス賞を受賞した傑作宇宙SF
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2384平和という名の廃墟(下)』アーカディ・マーティーン(2023/8)
 銀河帝国テイクスカラアン艦隊司令官のナイン・ハイビスカスは、宇宙で自軍の戦闘機と操縦士たちが謎のエイリアン船に溶かされ食い破られる恐るべき光景を目撃する。この得体の知れない相手との停戦交渉役として、帝国の特使スリー・シーグラスがあたることになった。彼女は既知のルスエル大使マヒートとともに、最悪のファーストコンタクトへと挑むのだが……。ヒューゴー賞を連続受賞した二部作完結篇。解説/冬木糸一
(引用:「BOOK」データベース)

 
 
 
SF2385『謎の黒船あらわる』H・G・エーヴェルス&ロベルト・フェルトホフ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ676》
 PIGヒッチ前哨基地の指揮官代行ナレン・ムシャクが、赤色恒星の第九惑星で発見した正体不明の施設を探査中、突然、巨大エネルギー爆発が発生した。救助のため急行した"グルウェル"の操縦士タシト・ラヴリンが爆発地点で発見したのは、奇妙な六面体。そのなかには透明な棺に似た容器があり、右胸に半円と放射状の線の不思議なシンボルをつけた黄金の宇宙服姿の、人間に似た生物が横たわっていた!その正体は…!?
(引用:紀伊國屋オンライン)


 

 

 
 
SF2386『伝令船《コルドバ》遭難!』K・H・シェール&ペーター・グリーゼ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ677》
 破壊された《タアフル》から救出されたラトバー・トスタンとポージー・プースは、ジュリアン・ティフラーとともに、伝令船《コルドバ》で《バジス》へと向かうが、ハイパーペースにて衝撃波前線と衝突、"空間断層"にまきこまれ異宇宙のアインシュタイン空間になげだされてしまった!
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2387『金色昔日【こんじきせきじつ】──現代中国SFアンソロジー』ケン・リュウ
 『三体X』著者・宝樹が、中国史とある男女の人生を重ね合わせて綴った表題作、劉慈欣による佳品など、14作家による16篇を収録! ※本書は新☆ハヤカワ・SF・シリーズ『月の光 現代中国SFアンソロジー』を改題・文庫化したものです。
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2388『マシンフッド宣言(上)』S・B・ディヴィヤ
 21世紀末、大富豪の【薬剤資金提供者/ピルフアンダー】を【警護/シールド】する元海兵隊特殊部隊員のウェルガはある日襲われ、クライアントを殺害される。敵は〈【機械は同胞/マシンフツド】〉と名乗り、機械知性の権利と人間のピル使用停止を要求する宣言文を公表した! ウェルガは独自の捜査を開始するが――近未来技術をリアルに描くハード・サスペンスSF
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2389『マシンフッド宣言(下)』S・B・ディヴィヤ
 遺伝子工学者のニティアは、【薬剤/ピル】の副作用に苦しむ義姉ウェルガの治療法を調べる過程で薬剤業界の不正に気づく。〈【機械は同胞/マシンフツド】〉は宣言どおり地球のネットワーク通信網を崩壊させ、高高度ドローンや地球低軌道衛星が一斉に墜落する。かれらの正体は、まだ実現していないはずの意識を持つAIか? 解説/鳴庭真人
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2390『皇帝の帰還』アルント・エルマー 著 クルト・マール
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ678》
 新銀河暦四三〇年、オリンプの皇帝アンソン・アーガイリスひきいる七〇隻のハンザ・キャラバンは、エスタルトゥ銀河へと向かう途上、ソト=ティグ・イアンの巨大艦隊により、白色恒星リラの第二惑星オニキスに封じこめられた。一〇万名のキャラバン隊員は、そこで地獄の日々を送るが!?
(引用:早川書房)


 

 

 
 
SF2391『次元監獄の虜囚』マリアンネ・シドウ 著 H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ679》
 四〇億粒のパラ露の爆燃によるカタストロフィの影響は、その震源地である四星系植民国家タルカニウムでもっとも悲惨だった。惑星フベイにいたグッキーたちは、この悲惨な状況をなんとか改善すべく《ナルガ・プウル》のプロジェクト調整者バオ・アト・タルカンに救援を依頼するが……。
(引用:早川書房)

 
 
 
SF2392『フォワード 未来を視る6つのSF』ブレイク・クラウチ 著 ベロニカ・ロス 著 N・K・ジェミシン 著 エイモア・トールズ 著 ポール・トレンブレイ 著 アンディ・ウィアー
 科学技術の行き着く未来を六人の作家が描く。クラウチは人間性をゲーム開発者の視点から議論し、ジェミシンはヒューゴー賞受賞作で地球潜入ミッションの顛末を語り、ロスは滅亡直前の世界に残る者の思いを綴る。トールズが子に遺伝子操作する親の葛藤を描き、トレンブレイが記憶と自意識の限界を問いかければ、ウィアーが量子物理学でカジノに挑む方法を軽妙に披露する。珠玉の書き下ろしSFアンソロジー。解説/牧眞司
(引用:早川書房)

 
 
   
 

 
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