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ハヤカワ文庫SFリスト
1997年(SF1175〜)
 
 早川書房が刊行している「ハヤカワ文庫」のSFレーベルのみのリストです。発売年ごとにまとめてあります。
 簡単な内容紹介をおつけしてみました。なお、紹介データは早川書房(公式Webサイト、または文庫裏表紙の紹介文、もしくは文庫解説目録)か「BOOK」データベースから引用しています。特に記載のないものは独自に作成したものです。

2024年(SF2428〜)/ 2023年(SF2393〜)/ 2022年(SF2350〜)/ 2021年(SF2311〜)
2020年(SF2264〜)/ 2019年(SF2212〜)/ 2018年(SF2161〜)/ 2017年(SF2110〜)
2016年(SF2046〜)/ 2015年(SF1985〜)/ 2014年(SF1935〜)/ 2013年(SF1885〜)
2012年(SF1836〜)/ 2011年(SF1791〜)/ 2010年(SF1739〜)/ 2009年(SF1695〜)
2008年(SF1647〜)/ 2007年(SF1595〜)/ 2006年(SF1543〜)/ 2005年(SF1496〜)
2004年(SF1466〜)/ 2003年(SF1429〜)/ 2002年(SF1385〜)/ 2001年(SF1340〜)
2000年(SF1296〜)/ 1999年(SF1256〜)/ 1998年(SF1217〜)/ 1997年(SF1175〜)
1996年(SF1128〜)/ 1995年(SF1089〜)/ 1994年(SF1045〜)/ 1993年(SF0997〜)
1992年(SF0958〜)/ 1991年(SF0909〜)/ 1990年(SF0852〜)/ 1989年(SF0803〜)
1988年(SF0752〜)/ 1987年(SF0699〜)/ 1986年(SF0646〜)/ 1985年(SF0593〜)
1984年(SF0541〜)/ 1983年(SF0501〜)/ 1982年(SF0460〜)/ 1981年(SF0420〜)
1980年(SF0374〜)/ 1979年(SF0326〜)/ 1978年(SF0274〜)/ 1977年(SF0221〜)
1976年(SF0181〜)/ 1975年(SF0155〜)/ 1974年(SF0134〜)/ 1973年(SF0078〜)
1972年(SF0047〜)/ 1971年(SF0014〜)/ 1970年(SF0001〜)
 


 
 
SF1175『星の掠奪者』ハンス・クナイフェル&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ227》
 ガンヤス族の痕跡が見つからず焦燥するローダンは、ついに『マルコ・ポーロ』搭載艦艇による50の偵察隊を異銀河各地に派遣した。そのひとつ、アトランの偵察隊はかつてガンヤス帝国の通商拠点として栄えた惑星オフソホナルへ向かう。偵察の結果、戦火の放射能によって突然変異した原住民は、他種族の掠奪をなりわいとするオルコノル人の圧政下にあることが判明。彼らを救うべく、アトランはみずから危地に身を投じるが。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1176女王天使(上)』グレッグ・ベア(2011/5)
 21世紀なかば、ナノテク技術の飛躍的発展と人格矯正の義務化によって、ついに人類は地球に疑似ユートピア社会を形成するにいたった。おりしもAI搭載の無人探査機が返送するアルファ・ケンタウリ探査報告に沸く巨大都市ロスエンジェルスで、ありうべからざる凶悪犯罪が発生した。高名な詩人が8人の弟子を惨殺、謎の失踪をとげたのだ。特命を受けたLA公安局生え抜きの女性捜査官、マリアは事件の捜査にのりだすが…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1177女王天使(下)』グレッグ・ベア(2011/5)
 美貌のLA公安官マリアはナノマシンを駆使して詩人の足取りを追い、カリブ海の独立国に潜入するも突然の国交断絶でとらわれの身に。一方被害者の父親の要請で、異端の心理工学者マーティンは詩人の精神へ禁じられたサイコダイブを敢行、異様なる心の迷宮に分け入っていく。そのとき遙か宇宙の彼方では孤独な AIに自我の萌芽が…めくるめくナノテク文明のヴィジョンを人間意識の深淵に重ねて描く、巨匠待望のSF巨篇。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1178ネメシス(上)』アイザック・アシモフ(2005/5)
 時は2220年。植民衛星ローターの天文学者ユージニアは、太陽からわずか2光年のところに未知の恒星を発見した。おりしも地球からの独立を望んでいたローターの指導者ピットは、秘密裡に太陽系脱出を計画。独自に開発したハイパー・アシスト駆動を利用して、衛星の住民ごと新世界へ旅立った。だが、人類の新たな故郷になるはずのこの星−ネメシスは、やがて太陽系におそるべき打撃をもたらすことになる災厄の星だった。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1179ネメシス(下)』アイザック・アシモフ(2005/5)
 平穏な軌道を描いていると思われたネメシスは、実は太陽に向かって直進しつづけていた! 太陽系に達するのは5000年後だが、人類の避難はすぐにも始めねばならない。だがローターの独立に拘泥するピットは、この事実を地球に報告することを拒否。対立するユージニアとその娘をネメシス系の衛星エリスロに追放してしまう。しかし、そこには新たな驚異が…巨匠アシモフが未来史の設定を離れて描いた最後の本格宇宙SF。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1180第81Q戦争』コードウェイナー・スミス(2002/10)
 《人類補完機構》
 長い年月の果てに、地球は傷ついていた。疲弊した人類は孤立した都市群に追いこまれ、地上を覆う荒れ野では、突然変異した獣や人間狩猟機たちが徘徊するのみ−そこに現われ、その後一万年以上にわたる支配を確立した「補完機構」とはいったい何だったのか? 妖しくも美しい補完機構の未来史の中でも、とりわけ伝説的な色彩を帯びた9篇を収録。加えてスミスの多才を示す貴重な非シリーズ作品も収めたファン必読の短篇集。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1181『スター・トレック ファースト・コンタクト』J・M・ディラード
 《新宇宙大作戦》
 宇宙連邦軍司令部に「ディープ・スペース5」より緊急報告がはいった。あらゆる有機生命体の同化・ボーグ化を究極の目的とする怖るべき機械生命体−ボーグが、一路地球をめざし接近しつつあるというのだ。だが、急遽派遣された迎撃艦隊は、ボーグ艦の圧倒的な攻撃力の前に壊滅した! ピカードひきいる最新鋭航宙艦「エンタープライズE」は、敢然とその行く手にたちふさがったが…ファン待望の超大作SF映画原作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1182『闘技場惑星』ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ228》
 ローダン一行は異銀河の掠奪種族オルコノルから惑星シャカモナに関する情報を得た。そこには猛獣同士を闘わせる闘技場があり、タケル族要人が多数集まるという。そこでローダンはカピンの動静を探るため、タケル要人の誘拐を計画した。ロード・ツヴィーブスとタクヴォリアンを猛獣に仕立て、自らシャカモナに乗りこもうというのだ。闘技場惑星にむかう宇宙船を拿捕したテラナーたちはただちに潜入作戦を開始するが…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1183宇宙のランデヴー4(上)』アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー(2005/4)
 謎の知性体によって建造された巨大宇宙船ラーマ3が、火星軌道上で2000人の人類を収容し、太陽系を離脱してから、すでに3年の歳月が流れていた。このあいだに、独裁者ナカムラが権力を掌握し反対派を容赦なく弾圧−地域の良心として活動していたニコルは投獄され、死刑を宣告された。リチャードは2体の小ロボットをニュー・エデンに潜入させ、必死の救出作戦を開始したが…壮大なスケールの宇宙叙事詩ついに完結。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1184宇宙のランデヴー4(下)』アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー(2005/4)
 無事に脱出を果たしたニコルとリチャードたちに救いの手をさしのべた謎のレインボー・ピープル、なにがおころうといかなる干渉も行なわず、ただ観察を続ける神秘につつまれたラーマ人、遙かなる旅路のすえに、中核点にもどったニコルたちに明かされるとてつもない驚異…巨匠クラークが、G・リーの協力を得て紡ぎあげた壮大な物語は、さらに加速度を増しながら、思いもかけぬ驚異のクライマックスへと突き進んでゆく。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1185『アンドロイドの兵器廠』H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ229》
 タケル懲罰艦隊司令官の拉致に成功したのもつかのま、『マルコ・ポーロ』はまたも緊張につつまれた。捕らえたヴァヴィションがアラスカ・シェーデレーアの精神をのっとり、彼を根城に乗員への無差別ペドトランスファー攻撃を仕かけてきたのだ。テラナーたちは次々に憑依され、危うく同士討ちをしそうになりつつ、辛うじてもちこたえた。だが復讐の鬼と化したヴァヴィションはテラナー殲滅のさらなる罠をめぐらしていた。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1186内海の漁師』アーシュラ・K・ル=グィン(2002/5)
 アナレスのシェヴェックにより開発されたアンシブルは、人類に計り知れぬ恩恵を与えた。その唯一の欠点は、瞬間移動が可能なのが非物体に限られることである。もし、物体にも瞬間移動が可能になったとしたら、人類は宇宙を思いのままにできる…画期的なチャーテン理論をめぐる表題作「内海の漁師」、ユーモアあふれる「ゴルゴン人との第一接近遭遇」、寓話的色彩の「物事を変えた石」など、全8篇を収録する傑作短篇集。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1187火星転移(上)』グレッグ・ベア(2011/5)
 人類が火星移民を始めて100年を経た22世紀後半。火星市民はナノテクを初めとする先端技術を適度にとりいれた共同体生活を謳歌していた。だが、火星が独立憲法の制定と政治的統一をめざしていたそのとき、母なる地球は密かな陰謀をめぐらしていた。テクノロジーの袋小路につきあたった地球の目的はただひとつ−独立にはやる火星を従属化、搾取すること! 未曾有の動乱の嵐は、いままさに赤い惑星をまきこもうとしていた。ネビュラ賞受賞。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1188火星転移(下)』グレッグ・ベア(2011/5)
 火星の命運は若き女性政治家キャシーアに託された。困難な地球との交渉にあたる彼女は、かつての恋人だった物理学者のチャールズから、超兵器としても応用可能な“ベル連続体理論”の存在を知らされる。だがそれは両刃の剣だった。その理論の潜在的な破壊力に気づいた地球によって、火星への全面攻撃が開始されたのだ…近未来火星のヴィヴィッドな描写と破天荒なプロットでネビュラ賞に輝いた、ベア畢生の超大作登場! ネビュラ賞受賞。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1189『モリタトールの聖域』ハンス・クナイフェル
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ230》
 モリタトール−すなわちグルエルフィン銀河の語り部をもって任ずる種族。そのひとり、カラバシュが『マルコ・ポーロ』へコンタクトを求めてきた。ローダンは申し出に応じ、相手の本拠惑星モラケシュへ向かう。驚いたことにモラケシュはカピン20万年の膨大な歴史を記録・保存する“文書庫惑星”であり、銀河に君臨するタケル人の干渉も受けつけぬほどの聖域だった。しかし、そこにも密かな陰謀のしのびよる気配が…。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1190『落日の彼方に向けて(上)』ロバート・A・ハインライン
 目覚めると、ベッドには見知らぬ男の死体が。そして自分のいるのがどこで、いつの時代なのかさっぱりわからない。いったい何が起こったのだろう…。わたしはモーリン・ジョンソン・ロング。長命族の指導者ラザルス・ロングの母であり、その共同妻。植民星テラス・ターシャスにやってきてからというもの、自分の子孫に囲まれて優雅な生活を送っていたのに、昨夜からの記憶がない。わたしは必死になって記憶を探るが…。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1191『落日の彼方に向けて(下)』ロバート・A・ハインライン
『メトセラの子ら』で登場し『愛に時間を』『獣の数字』『ウロボロス・サークル』でも活躍する、ハインラインの作品中もっとも魅力的なキャラクターであるラザルス・ロング。本書はこのラザルス・ロングの母であり、共同妻のひとりでもあるモーリンを主人公とし、その生い立ちからいまに至るまでを綴ることで、「未来史」シリーズにふくまれるすべての作品を、見事に結合させた。SF界の巨匠、ハインライン最後の長篇。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1192ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J・ソウヤー(2005/3)
SF1192ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J・ソウヤー(2011/12)
[ネビュラ賞受賞]魂の正体を探ろうとしていた医学博士ホブスンは、自らの精神の複製を三通り、コンピュータの中に作りだした。ところが現実に、この三つの複製のうちのどれかの仕業としか思えない殺人がつぎつぎに起こる……はたして犯人はどの「ホブスン」なのか? ミステリとSFをみごとに融合させた傑作
(引用:早川書房)
 
SF1193『テレパスの絆』レベッカ・ニーズン
 《新宇宙大作戦7》
 〈エンタープライズ〉は、宇宙連邦加盟条約調印のため、惑星〈キャプロン4〉に向かっていた。同乗者は〈リトル・マザーズ〉の修道女2名。だが修道女のひとり、マザー・ヴェロニカには、本人すら気づいていなかった驚くべき超能力が隠されていた。一方〈キャプロン4〉でも、怖るべき陰謀が……
(引用:早川書房)
 
SF1194『輝く永遠への航海(上)』グレゴリイ・ベンフォード
 機械生命に追われ銀河中心のブラックホールを包む領域に進入した人類の末裔、ビショップ族。その一員トビーは仲間とはぐれ、時空を素材に造られたエスティ空間に迷いこんだ。さまよう彼の前に出現したのはナイジェルと名乗る謎の男。この男こそが人類として初めて機械生命と接触し、以来三万年余も人類を見守ってきたのだ。機械生命に打ち克つ鍵を求め、トビーはナイジェルと共に知識の源「銀河系図書館」に赴くが…。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1195『輝く永遠への航海(下)』グレゴリイ・ベンフォード
 一方、ビショップ族の長キリーンも、息子トビーの行方を探してエスティ空間を放浪していた。その途上、彼はマンティスと呼ばれる機械生命と遭遇した。マンティスによれば、どうやら機械生命は、キリーンの父を筆頭にした三世代のビショップ族の遺伝子に隠された情報を欲しているらしい。実はその情報こそ機械生命を破滅に導く切札だった…。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1196『あてどなき逃走』クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ231》
 燃える惑星モラケシュを軽巡CMP=1でからくも脱出したローダンだったが、六千のモリタトール難民を抱えた艦は身動きもままならない。背後にタケル艦隊が迫る四面楚歌の状況で、彼らのいつ終わるともしれぬ逃避行がはじまった。一方「マルコ・ポーロ」で別行動をとっていたアトランも、ローダンからの連絡が絶えたのを不審に思い、ピュソマ星系に引き返す。だが旗艦を待ちうけていたのは、タケル艦隊の猛砲火だった。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1197『チャレンジャーの死闘(上)』デイヴィッド・ファインタック
 《銀河の荒鷲シーフォート2》
 2197年11月、トレメイン提督ひきいる国連宇宙軍救援戦隊所属の宇宙艦14隻は、69光年離れたホープ・ネーション星系をめざし地球を旅立った。謎の生命体“魚”から植民星系を守るためである。いまや宇宙軍最年少艦長となったシーフォートも、「ポーシャ」艦長として作戦に参加していた。その任務は、戦隊のつゆはらいとしてまっさきにN波航法から降り、チェックポイントを哨戒すること−だが、やがて怖るべき悲劇が…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1198『チャレンジャーの死闘(下)』デイヴィッド・ファインタック
 《銀河の荒鷲シーフォート2》
 トレメイン提督により、シーフォートは無慈悲にもN波駆動系を破壊された「チャレンジャー」の艦長を命じられた。「ポーシャ」に将旗を移す、ホープ・ネーションに到着しだい救助艦を派遣するのでそれを待て、というのである。だが、地球から19光年離れたこの天域に、救助艦が到着するには2年の歳月を要する。しかも艦に残されたのは、反抗的なクルー、飲んだくれの機関長、浮浪児と老人ばかりの乗客70名であった…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1199花粉戦争』ジェフ・ヌーン(2011/3)
 犬人間のタクシー運転手が殺された。しかも、口から大量の花を生やした奇妙な状況で。捜査にあたる女刑事シビルは、テレパシーで被害者の最期の意識にアクセスしそこで読み取ったボーダという少女の行方を追いはじめる。だが、それはのちに街を騒がせる「花粉侵入」事件の、ほんの序章でしかなかった−混血種やロボットが闊歩する未来世界を舞台に、英SF界の寵児が特異な感覚で描いた傑作サイケデリック・ノヴェル。
(引用:「BOOK」データベース)
   
SF1200『偽のガンヨ』ウィリアム・フォルツ
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ232》
 幽閉されていたモリタトールの智者シェコヌが救出された。かれの言によれば、タケル艦隊5000隻が封鎖するレイケオ星系の一惑星がタケル人の侵攻計画の要であるらしい。だが厳重に封鎖されたその惑星への侵入は、スペース=ジェットをもってしても不可能だ…かくして、ハール・デフィン率いるサンダーボルト・チームに白羽の矢が立った。だが首尾よく侵入を果たしたかれらが耳にしたのはなんと、ガンヨ再臨の噂だった。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1201ファウンデーションと地球(上)』アイザック・アシモフ(2002/8)
SF1202ファウンデーションと地球(下)』アイザック・アシモフ(2002/8)
 《銀河帝国興亡史5》
 銀河系の未来への鍵を握るといわれる人類発祥の惑星・・それこそ、あらゆる記録がことごとく抹消されてしまった星、地球だった。議員トレヴィズは、その地球探索の旅を盟友ペロラット、そしてガイア人の女性ブリスとともに開始する。やがて見つけた地球の姿とは……? 巨匠の人気シリーズ
(引用:早川書房)
 
SF1203火星夜想曲』イアン・マクドナルド(2001/3)
SF1203火星夜想曲』イアン・マクドナルド(2021/7)
 時間の中を自由に渡る緑の人を捜して、もう幾日もアリマンタンド博士は火星の砂漠を旅していた。風に船をさらわれ、移動の手段を失った博士は、小さなオアシスに留まることになる。やがてそこに徐々に人々が住み着き、「荒涼街道」と呼ばれる町に育ち、さまざまな驚異や奇跡を経て、ふたたび忽然と砂に還る…その半世紀にわたる物語を詩的な筆致で綴りあげ、『火星年代記』の感動を甦らせる、叙情と哀愁にみちた話題作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1204『囚われの《マルコ・ポーロ》』ハンス・クナイフェル
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ233》
 タケル人の統べる異銀河に囚われた旗艦「マルコ・ポーロ」は必死の逃走を続けていた。マシュリーン提督率いる追跡艦隊は反空間ソナーに似た新兵器を投入、安全と思われたリニア空間までも追いすがってくる。さらにグルエルフィン銀河中にテラナーらの指名手配書がまかれるに至り、絶体絶命の窮地に追いこまれたローダンは捨身の作戦に出た?青色巨星ゲルヒャー・ラムダへ突入、「マルコ・ポーロ」の最期を演じるのだ。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1205青ひげ』カート・ヴォネガット・ジュニア(2005/10)
 わたしはラボー・カラベキアン。亡き妻の大邸宅に孤独に暮らす老人だ。かつては抽象表現派の画壇で活躍したこともあったが、才能に限界を感じて今では抽象画のコレクターに甘んじている。そんなある日、若くエネルギッシュな女性が現われ、わたしの人生も大きく変わることになった。彼女は、わたしが誰一人入らせない納屋にいったいどんな秘密があるのか、興味を示しだしたのだ……人類に奇跡を願い、奇才が贈る感動長篇
(引用:早川書房)

 

 
 
SF1206時間旅行者は緑の海に漂う』パトリック・オリアリー(2010/9)
 1991年、ぼくはハリウッドでタイムマシンを燃やした。人生でいちばん狂気じみた、この一年の締めくくりとして。一年間でぼくはエイリアンと恋に落ち、忘れられた夢の秘密を発見し、地球を最終戦争から救い、時間旅行の能力を手に入れたのだ。すべてはあの時から、エイリアンの娘と名乗る女性ローラがぼくの診療所にやってきた時からはじまった…! 夢と現実が交錯するディック的世界を描き、英米で絶賛を浴びた話題作。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1207『《ドルダ》最後の男』クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ234》
 3117年、銀河辺境を航行途上の自由商人船《ドルダ》に死病が発生した。奇跡的に生き残った船長のバルトン・ウィトは無人惑星テクマに不時着。だが無人のはずのそこには未知の知性体の手になる壮麗な都市があった。探検に赴いたウィトは、時空を超えた数奇な冒険に巻きこまれて……
(引用:早川書房)
 
SF1208グランド・バンクスの幻影』アーサー・C・クラーク(2015/9)
 2012年、いままさに巨大プロジェクトが開始されようとしていた。イギリスからニューヨークへと大西洋を横断する処女航海の途中、グランド・バンクス沖合で氷山に衝突、沈没したタイタニック号。1500人以上の犠牲者をだしたこの悲劇の豪華客船を、沈没百年を記念して引き揚げようというのだ! 人類に残されたもうひとつの未踏の領域?深海を舞台に、巨匠が最新の科学知識をもとに見事に描く傑作近未来テクノロジーSF。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1209ジャンパー −跳ぶ少年−(上)』スティーヴン・グールド(2004/2)
 デイヴィーはガールフレンドもいない、読書好きのごく平凡な高校生。でも、彼にはひとには真似のできない能力がそなわっていた。それは、ジャンプできることだった?何百マイルも離れた場所へと一瞬のうちに移動できるテレポーテイションの能力である。ふとしたことから、自分のテレポーテイション能力に気がついたデイヴィーは、乱暴者の父の財布から金を盗みだし、ニューヨークへと向かったが…痛快無比な冒険SF。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1210ジャンパー −跳ぶ少年−(下)』スティーヴン・グールド(2004/2)
 ニューヨークで心機一転して、デイヴィーは自分のテレポーテイション能力をいかし、ジャンパーとして新たな人生を歩みだした。ある日、ブロードウェイでミュージカルを見ていて、オクラホマ州立大の学生ミリィと出会い、彼女とつきあいはじめる。だが、楽しい日々は長くは続かなかった。ある事件をきっかけに、デイヴィーはテロリストたちと戦いはじめた。しかも、国家安全保障局からも追われるはめに! 心躍る冒険SF。
(引用:「BOOK」データベース)

 

 
 
SF1211『ダッカルカムの罠』H・G・エーヴェルス
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ235》
 欠乏物資補給のため『マルコ・ポーロ』が着陸した一見無人の惑星は、タケル人の極秘工業世界だった! 不用意に脱出をはかれば、重起爆ドップラー砲の餌食となるのは必定。警戒心から攻撃を控えるタケル側とのあいだに膠着状態が訪れる。そこでローダンはミュータントを投入、相手の情勢を探らせた。グッキーたちは無防備な敵の秘密装置ダッカルカムを発見し奪取しようとするが、だれが知ろう、それが狡猾な罠だとは…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1212ファウンデーションへの序曲(上)』アイザック・アシモフ(2002/8)
 《銀河帝国興亡史6》
 銀河紀元12020年、惑星ヘリコンから銀河帝国の首都惑星トランターにやってきた若き数学者ハリ・セルダン。トランターで10年ごとに開催される数学者大会で、セルダンは、心理歴史学を応用することにより人類の未来を予言できるという理論について発表した。ところが、故郷へ帰ろうとしていたセルダンに銀河帝国の皇帝クレオン一世から、召喚の知らせが届いた…。伝説の天才数学者セルダンの若き日の八面六臂の大冒険。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1213ファウンデーションへの序曲(下)』アイザック・アシモフ(2002/8)
 《銀河帝国興亡史6》
 銀河帝国の皇帝クレオン一世は、セルダンの心理歴史学を利用して銀河の平和をいつまでも維持しようと考えていたのだ。だが、この理論が銀河帝国の転覆をはかる敵の手におちれば、帝国は崩壊しかねない。その場合はセルダンを殺したほうがましだ、と皇帝は決断する。身の危険を感じたセルダンは、皇帝と敵勢力の追っ手から逃げまわりつつ、心理歴史学を完成させようとするが…絶大な人気を誇る巨匠の傑作シリーズ第6弾。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1214『二十万年の試練』ウィリアム・フォルツ&クラーク・ダールトン
 《宇宙英雄ローダン・シリーズ236》
『マルコ・ポーロ』で頻発した怪事は、惑星ファースト・ラヴの謎の“老人”が仕掛けた“資格テスト”だった。その老人はどうやら失われたガンヤス族に深く関わる者らしい。惑星に着陸したオヴァロンとローダンに、“老人”は最終テストを課すと言う。いよいよ過去の秘密が明かされるのか?テラナーらは固唾をのんで経過を見守るが、一方そのころ、タケル人の本拠惑星タケラから1万隻の大艦隊が密かに出撃していた…。
(引用:「BOOK」データベース)
 
SF1215ワイルドサイド −ぼくらの新世界−(上)』スティーヴン・グールト(2004/11)
SF1216ワイルドサイド −ぼくらの新世界−(下)』スティーヴン・グールト(2004/11)
 高校を卒業したばかりのチャーリーは秘密のトンネルを発見した。数年前に行方不明になった伯父が遺産として残した農場に隠されていたそのトンネルは、人間の存在しないパラレル・ワールドの地球に通じていた。かれは友人たちとともにマンモスの闊歩するこの未開世界を探検しはじめるが……心躍る傑作冒険SF
(引用:早川書房)
 
 

 
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